ヘナでかぶれてしまう理由とは？ | 【頭美人】

ヘナとは

ヘナは、ミソハギ科の植物で伝承医学や染料として古くから活用されています。
草木染め同様、植物の色素によって染め上げるため、仕上がりが自然になることが特徴です。

ヘナには、ローソンという酵素色素が含まれているため、タンパク質と反応して独自の色合いに発色します。
そのため、髪や爪など人間の身体の一部を染めることに広く利用されています。

ヘナでかぶれる理由

このように、染髪にも大いに利用されているヘナですが、頭皮へ塗布した際にかぶれが生じる場合があります。
ヘナでかぶれる理由としては「化学染料」・「インディゴ」・「ヘナアレルギー」といったことが考えられます。

「化学染料」

ヘナを使用した染髪料には、ヘナのみの「ナチュラルヘナ」と、ヘナに化学染料を加えた「ケミカルヘナ」があります。
ケミカルヘナには、アレルギー反応の危険がある「ジアミン」などの化学染料が多く配合されていますので、化学染料のアレルギー反応によって、かぶれが出る場合があります。

「インディゴ」

インディゴは、ヘナと同じ植物染料でヘナをより黒く染めたいときに配合されています。
しかし、インディゴにもアレルギー反応によるかぶれが生じる場合があります。

「ヘナアレルギー」

ヘナのみの「ナチュラルヘナ」で髪を染めた場合にかぶれが出る場合は、ヘナアレルギーだと考えられます。
肌がヘナを受け付けない体質のため、ヘナの使用には適していません。

かぶれてしまった場合の対処方法

ヘナによる染髪で髪がかぶれてしまった場合の対処方法をご説明します。

まず、かぶれてしまった場合の原因によって症状が大きく異なります。
そのため、自分でかぶれた肌に処置を施すのは危険ですのでやめましょう。

かぶれが出た場合は、皮膚科で診察を受けて適切な対応を施してもらいましょう。

また、自分がどのようなアレルギーを持っているのかを検査することも、今後のアレルギー症状を事前に予防するためにも効果的です。

染髪後にかぶれ以外にも炎症や蕁麻疹、めまい、喘息といった症状が出た場合も、アレルギー反応が出たと考えられるので、これらの症状が出た場合も使用を控えるようにしましょう。

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