椿油・馬油の比較 | 【頭美人】

椿油と馬油の効果を比較しよう

健康的で艶やかな美髪に欠かせないのが、適度な潤いですよね。
髪の水分量を保つことも大事ですが、油分を利用して潤いを保つことも必要です。

ヘアケアに効果的な椿油と馬油、それぞれの効果にはどのような違いがあるのでしょうか。

椿油とは

椿油は、古くから日本で利用されてきた油で、お花の椿の種から絞り出して作られる天然の植物油です。

まげを結っていた時代には、この椿油で髪を整えていたそうで、随分と昔からヘアケアに使用されてきました。

成分

椿油には大量の「オレイン酸」が含まれており、これがヘアケアに重宝する成分なのです。

マッサージオイルやスキンケアとして重宝されるオリーブオイルが約75％に対して約85％以上と高い含有率が魅力です。

人の肌の潤いを保つ皮脂の成分割合でも、最も「オレイン酸」が高い比率を占めるなど、皮脂の成分と似通っているからこそ、頭皮への浸透力がとても強いのです。

効果

椿油は、水分の蒸発を防ぎ、保湿力を持続させるので、髪を乾燥から守ってくれます。

また、油分というとべたつくイメージもありますが、サラっとした触感が特長です。

髪につける事で髪をコーティングし、紫外線やドライヤーの熱から髪を守る効果もあります。

さらに、血流を悪くさせる過酸化脂質の働きを抑えてくれるため、毛根に栄養分をたっぷりと運び、育毛に働きかけます。

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馬油とは

一方の馬油は、日本ではなく中国で約4000年前から使われていたとされています。

日本にやってきたのは約400年前と、椿油よりは後になります。

火傷の特効薬としても重宝されている馬油ですが、肌だけでなく、ヘアケアにも有効で、馬油シャンプーとして利用されています。

成分

馬油は、本来植物の油脂に含まれる『高度不飽和脂肪酸』である「α-リノレン酸」を多く含む天然オイルです。

人間の体では作ることが出来ない必須脂肪酸として注目されています。

人間の皮脂にとっても近い性質を持っている為、高い浸透力を持ち、肌につけてもサラサラでべたつきません。

効果

保湿力がある為、乾燥が起こらず、頭皮のフケやかゆみを防いでくれます。

また、血行を促進させることで、髪に栄養分を与え育毛効果をもたらし、頭皮に塗り込むと殺菌効果が働き、炎症などをおさえてくれます。

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椿油・馬油、両方にある効果は『保湿力』と『育毛効果』、馬油だけにあるのが『殺菌効果』です。
あなたの頭皮の状態や悩みによって、適切なものを選択しましょう。

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