乳酸菌シャンプーで健やかな頭皮に！ | 【頭美人】

乳酸菌がお腹に良いのはご存知の方も多いですよね。

ところが乳酸菌は頭皮にも良いことはあまり知られていないのではないでしょうか。

実は、乳酸菌シャンプーをすると、頭皮の脂を取り過ぎず、雑菌の繁殖も防いで健やかな頭皮を作ってくれるのです。

そんな嬉しい作用を持つ乳酸菌とは一体どんな菌なのでしょうか。そして、なぜ乳酸菌シャンプーが頭皮に良いのかご紹介します。

乳酸菌ってどんな菌？

乳酸菌は、人間の体の中にも皮膚にも住んでいて、自然界の中にもたくさん存在しています。ある特定の菌のことではなく、乳酸を作る細菌類のことを全て「乳酸菌」と呼んでいます。

乳酸菌はブドウ糖、オリゴ糖、乳糖などの糖質を栄養にして発酵することで「乳酸」を作り出します。

これを「乳酸発酵」といって、ヨーグルトやチーズ、キムチやピクルス、味噌や納豆、日本酒やワインも乳酸発酵で作られた食品です。

体内には乳酸菌のビフィズス菌やアシドフィルス菌といった、善玉菌が住んでいます。この善玉菌は加齢やストレス、薬の服用などで減少してしまいます。

その結果、便秘をしたり、お肌が荒れてしまったり、体臭や口臭が強くなることもあります。

乳酸菌が腸の中に豊富にあることで、腸内細菌の中でも有害な働きをする悪玉菌を減らす効果があります。両者のバランスが取れなくなると、毒素が上手に排泄されなくなってしまいます。

そして免疫が落ちて栄養素も運ばれにくくなり、頭皮の健康や髪の育毛にまで影響が出てしまうのです。

体内に取り込むと有益な作用をしてくれる乳酸菌ですが、実は、体の表面や頭皮、お顔に塗布すると美容にも効果が期待できます。

合成シャンプーを使い続けるのが生理的に嫌だな、と思うナチュラル派の間では、米のとぎ汁などを利用して乳酸菌を手作りし、お風呂に入れたり、シャンプー代わりに使ったりして話題を呼んでいます。

最近では、乳酸の入ったシャンプーも販売されるなど、頭皮や髪をいたわる方からも人気を得ています。

乳酸菌シャンプーの髪への効果

体の中からも外からも有益な作用をしてくれる乳酸菌ですが、シャンプーとして使うと、どのような効果があるのでしょうか。

乳酸菌は雑菌の繁殖を抑える

乳酸菌は頭皮を弱酸性に保ちますので、常在菌を元気にして雑菌が繁殖しにくい状態になります。

「昨日シャンプーしたばかりなのに頭皮が痒い！」という場合の多くは、雑菌の繁殖による痒みなのです。

乳酸菌シャンプーをすると、明らかに頭皮の痒みが減少してきます。

毛穴の汚れを取り去る

毛穴には水道水のカルシウム分と皮脂から分泌される脂肪酸が結合した「脂肪酸カルシウム」と呼ばれる汚れがつまっています。

乳酸菌には脂肪酸カルシウムを分解する力があるので、普段のシャンプーでは落とし切れなかった毛穴の汚れを取り去ります。

乳酸菌シャンプーを使うと髪がサラフワになる

乳酸菌で雑菌の繁殖が抑えられることで、頭皮のフケやかさつきや痒みが少なくなります。

毛穴の汚れが綺麗になることで、栄養が十分に行き届き、結果として髪のハリやコシも出てきます。

最近頭皮の状態が気になるという方は、ぜひ乳酸菌シャンプーを試してみてください。

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