10円ハゲが出来る箇所によって原因は違うの？ | 【頭美人】

１０円ハゲってどういう症状

前触れもなく、突然髪が抜け落ちてしまったことはありませんか？

ちょうど１０円玉くらいの大きさの髪がまとめて抜け落ちることを円形脱毛症といい、１０円ハゲとも呼ばれています。

性別や、年齢問わず１０円ハゲは誰でも発症する可能性があります。

そんなことにならないためにも、正しい知識を身につけておきましょう。

円形脱毛症になってしまう原因についてご説明します。

１０円ハゲはどこに出来るの？

小さめの物が一か所から数か所に出来る単発型円形脱毛症と、三か所以上複数出来る多発型円形脱毛症があります。

単発型で多い場所は後頭部です。
小さめの物が頭の後ろに出来るので、髪の長い女性は気づきにくいです。
症状が軽い場合は、１０円ハゲが出来たことに気づかないまま、治る人もいるそうです。

単発型の症状から、多発型に進むこともあります。
この場合、後頭部だけでなく耳の後ろを中心に複数できます。

10円ハゲの３つの原因

自己免疫の疾患

日常生活の中で受ける様々なストレスがきっかけとなり、自己免疫疾患が発症すると考えられています。

自分ではストレスと感じてなくても、心に負担がかかっていることがあります。

人の身体には、体内に入った細菌を攻撃してくれるリンパ球があるのですが、ストレスでこの自己免疫に異常が起こります。

リンパ球が頭皮に集まり、頭皮の毛根を異物と勘違いすると、元気な髪が突然抜けてしまうのです。

症状が軽い場合は後頭部に出来ることが多いです。

悪化すると、後頭部だけでなく広範囲の多発型に症状が進むこともあります。

アトピー性疾患（気管支喘息、アトピー性皮膚炎など）

本人や家族がアトピー性疾患の人は、円形脱毛症を引き起こしやすいそうです。

この場合、単発型から症状が進行し、多発型の円形脱毛症になる割合も高いです。

後頭部の他に耳の後ろなど複数発生し、もっと重症化すると、脱毛箇所が広がる事もあります。

婦人科疾患

頭皮は主に女性ホルモンが司っているので、女性にも円形脱毛症との繋がりが見られます。

特に産後は、ホルモンのバランスが崩れやすい事から、抜け毛や新しい髪が急激に生えてくる事など、髪の悩みを抱える女性が多いようです。

妊娠中に女性ホルモンが大幅に増加し、出産後に通常の値に戻ります。

女性ホルモンの量が一気に減少することで、出産後に抜け毛が増えます。

これは産後脱毛といわれ、出産後のストレスや栄養不足などの要因と合わせて、円形脱毛症を起こす人もいます。

しかし、出産というのは、一時的な期間にその症状をもたらしますが、出産も終わり、ホルモンのバランスが元に戻ると自然に髪も元に戻る傾向にあるので、悩み過ぎないという事が、早く治るポイントになるでしょう。

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まとめ

どの場合も、個人の症状ごとに円形脱毛症のできる箇所や数は異なります。

突然１０円ハゲ（円形脱毛症）になっても慌てないために、日頃から髪の状態をチェックしましょう。

そして、発症した場合は、自己判断せずに皮膚科を受診し、適切な治療を行うことが大切です。

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