頭皮ニキビは肌に出来るニキビの薬で治せるの？ | 【頭美人】

頭皮ニキビとお肌のニキビは違いがあるのでしょうか？

頭皮ニキビの特徴

頭皮は、顔の皮膚と比べて、毛穴の数が多く、皮脂の分泌も活発におこなわれているので、ニキビができやすい状態にあります。

従って、頭皮の新陳代謝が正常に働かなくなると、毛穴がつまりやすく、詰まった毛穴には皮脂が溜まってしまいます。

その様な状態になると、もともと人間の皮膚の中に棲んでいるアクネ菌が、汚れた皮脂に刺激されて一気に増え、炎症を起こしてしまい、ニキビを発生させるのです。

さらに、顔の肌と違って、頭皮のニキビは発見しにくいので、痛みを生じる進行したニキビになるまで気が付かず、悪化させてしまいやすいという特徴がありますので、できるだけ頭皮ニキビができないようなヘアケアをする必要があります。

頭皮ニキビができる原因のひとつは、シャンプー剤やリンス、コンデイショナーなどのヘアケア剤、油分を含んだヘアスタイリング剤などが地肌に残ってしまうことですので、シャンプーをした際には、ヘアケア剤、ヘアスタイリング剤が地肌に残らないよう、しっかりすすぐことが大切です。

お肌に出来るニキビの特徴

肌にできるニキビには、思春期ニキビと大人のニキビがあります。

思春期ニキビは、個人差がありますが、平均して女の子で９歳前後、男の子で１１歳前後から増え始める男性ホルモンのせいで、皮脂の分泌量が増えるせいで、できるニキビのことです。

大人のニキビは、肌のターンオーバーの周期の乱れからできるニキビです。

肌のターンオーバーの周期の乱れは、以下のように頭皮にできるニキビの原因と共通するものが多くあります。

・洗浄力の強すぎる洗顔料、頭皮でいえばシャンプーを使い過ぎたことによって、皮脂が取り除かれてしまい、皮膚が防衛の為に過剰に皮脂を分泌し始める為に毛穴が詰まる。

・メイクアップ用品やヘアケア製品が皮膚に残り毛穴を詰まらせる。

・紫外線により皮脂が酸化し毛穴が詰まる、偏った食生活や、不規則な生活習慣、睡眠不足、ストレスなどで身体全体の循環が悪くなり、新陳代謝が順調におこなわれなくなる為、ターンオーバーの周期が乱れ、毛穴が詰まる。

という事柄です。

同じ薬はつかえるかどうか？

頭皮と顔の肌の皮膚の構造は、どちらも皮下組織、真皮、表皮の３層で構成されており、毛穴の数や密集具合は違いますがほとんど同じでターンオーバーの周期も同じです。

従って、顔や体に使うニキビの薬を頭皮ニキビに使うことはできます。

ニキビの原因である頭皮の詰まりは、ニキビだけではなく脱毛の原因にもなってしまいますので、正しいヘアケアをして、健康な頭皮を保ちましょう。

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