ワックスはもう古い？シアバターで簡単スタイリング | 【頭美人】

シアバターとは

シアバターは、西アフリカから中央アフリカに生息するシアの木の実から取れる植物性油脂のことです。

原産諸国では古くから、民間療法や食料として親しまれていました。やけどや筋肉痛だけでなく、

生後間もない赤ちゃんの肌に塗って紫外線による乾燥から保護する目的でも使われていました。

シアバターの保湿力

美容面で考えるとシアバターは保湿力がとても高く、皮膚や爪、髪の毛など全身に安全に使用できます。

シアバターの主成分は、ステアリン酸やオレイン酸などの脂肪酸で、ヒトの皮脂とよく似た性質をもつので、肌に溶け込むように浸透します。

また、一度つけたら蒸発しにくいため、肌や髪の毛を油膜で包み、乾燥から保護する作用があります。

シアバターを使ったスタイリング方法

最近、髪の毛が少し濡れたような質感のセミウェットヘアが流行っています。

スタイリングはワックスですることもできるのですが、思ったような抜け感を出せなかったり、髪の毛がベタベタになって不潔に見えてしまったりする方もいるかもしれません。

そのような時に便利なのが、シアバターを使ったスタイリングです。

シアバターは天然成分で保湿効果が高いので、スタイリングしながら髪を乾燥から保護し、潤いを保つことができます。

シアバターを使ったスタイリング方法

実際にシアバターを使ったスタイリング方法についてご紹介します。

まず、髪の毛をよく乾かします。シアバターを手のひらでよく伸ばしてから、髪の中間から毛先にかけてつけてなじませます。

つけすぎるとベタベタになってしまうので、直径1cm大程度の量から足りない分を少しずつ付け足すようなイメージで使うとちょうどよいです。

髪がぺたんこになりやすい方は、髪の根元にシアバターをつけないように注意してください。

スタイリング後に、髪のボリュームが出過ぎていると感じた場合には、手に残ったシアバターを根元につけるとコントロールできます。

余ったシアバターは、手につけてもクリーム代わりになります。

シアバターはショートヘアからロングヘアまで、セミウェットヘアになるようにスタイリングできて便利なので、ぜひ試してみてください。

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