ジャガイモパックで抜け毛予防？ | 【頭美人】

抜け毛の仕組み

男女ともに悩みを持つ人が多いのが、抜け毛や薄毛。

できることなら、いつまでも豊かな頭髪でいたいですよね。

では、髪の毛はなぜ抜けるのでしょう。

人の髪の毛は、発毛→成長期→退行期→休止期のサイクルを経て脱毛します。

通常は4～6年で抜け落ち、新しい髪に更新されるといわれ、平均して約10万本の毛髪を持つ日本人の場合、何もしなくても1日で50～100本程度が自然に抜ける計算になります。

しかし、このヘアサイクルの途中で抜けてしまうこともあります。

よく知られているのはAGA(男性型脱毛症）と呼ばれるもので、男性ホルモン（テストステロン）が大きな原因です。

一方、女性の場合は女性ホルモン（エストロゲン）の作用で薄毛にはなりにくいとされますが、出産後や閉経、ストレスなどさまざまな要因でエストロゲンが減ると、相対的にテストステロンが優勢となり、成長途中での抜け毛が始まるのです。

ジャガイモの成分と髪の関係

これを防ぐために近年、注目され始めたのがカルシウムです。

カルシウムは神経の情報伝達物質で、これが不足すると人外に様々な悪影響が出ます。

カルシウム不足がいらいらを引き起こすというのは、よく聞く話ですね。

それは、神経内の情報伝達がスムーズにできていないからです。

また、カルシウムが足りなくなると、代謝機能がうまく働かなくなります。

これにより、髪の材料となるタンパク質を生成したり、血流が阻害されたりして、毛髪の製造工場である毛母細胞の能力が低下するのです。

このため、カルシウムは常に過不足なく摂ることが大切ですが、日常的に小魚や乳製品などを沢山食べるのは無理がありますね。

そこで、注目されるのがジャガイモ。

実はジャガイモに含まれているリン酸化オリゴ糖カルシウムという物質には毛乳頭細胞の増殖促進効果があることが科学的に証明されているのです。

ジャガイモパックの作り方

さらに、ジャガイモにはカリウムや各種ビタミンなどが豊富。

ですから食べるだけでなく、パックに使って有効成分を直接頭皮や髪の毛に作用させましょう。

作り方は簡単。

皮を向いたジャガイモを一つ、すりおろし、それを髪の根元に揉み込んで、頭全体をシャワーキャップとタオルなどで包んで数分～10分程度置くだけです。

後はシャワーで流し、普通にシャンプーやリンスをしましょう。

ヘアダメージが特に気になるときは、この中にアロエエキスやバージンオリーブオイル、はちみつ、卵の黄身などを混ぜる人もいるようです。

いずれの材料も食べられるものですから毒性は当然ないのですが、アレルギーがある人もいるので、初めて行う前に少量腕の裏などにつけて、パッチテストをするといいでしょう。

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