リップクリームで髪の保湿ができる！？ | 【頭美人】

リップクリームを髪に塗ることで髪の保湿ができるのはご存知でしょうか。

今回は、なぜリップクリームで髪の保湿ができるのか解説していきます。

リップクリームとは

リップクリームは、唇の乾燥予防や口角炎の治療を目的として使用される軟膏剤のことです。

唇は皮脂分泌が少ないため、特に皮脂成分が不足しやすい箇所になっています。そのため乾燥や荒れが生じやすく、改善するには油脂成分を補う必要がります。

リップクリームの主成分は油脂成分を中心としており、ミツロウ、ワセリン、ラノリンなどがよく使用されています。

またこれらに加え、メントールや香料、ビタミン成分などが配合されたタイプもあります。
　　　　　　　　　　　

リップクリームを保湿ケアとして髪に使用したときの効果

リップクリームによる髪への保湿ケアには、「毛先の乾燥予防」「髪にまとまりを与える」「髪にツヤを与える」という効果が得られます。

このような保湿効果が得られる理由は、リップクリームの油脂成分が髪の脂不足を補ってくれるためです。

髪の脂分が不足するのは、髪の傷みが大きな要因になっています。髪は、ヘアカラーや紫外線など外部からの強い刺激を受けると栄養が流出しやすくなり、乾燥しやすくなるからです。
　　　　　　　　　　　

リップクリームを使った髪の保湿ケアの方法

リップクリームを髪に塗布する場合は、髪に直接つけるのではなく、まず手のひらでリップクリームを伸ばしてから塗布すると満遍なくつけることができ、ベタつきを予防することができます。

このとき、手のひらでリップクリームが伸ばしにくい場合は、少量の水を加えると伸ばしやすくなります。

リップクリームの使用量は髪の量によって異なりますが、多くても小さじ半分程度で十分です。

リップクリームは、あまりつけすぎるとベタつきの原因になりますので、しっかり伸ばして少量ずつつけていきましょう。
　　　　　　　　　　　

注意点

リップクリームは口に入る可能性も考慮されているため、安全性は高いです。

しかし、髪の保湿ケアは本来の用途とは異なります。

ですので、使用前に安全性の確認のためのパッチテストを、自身の肌で行ってから使用してください。

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