髪を育てるのにタマゴは最適？たまごの美髪効果とは | 【頭美人】

栄養価の高いたまごは、健やかで美しい髪の毛を育てるためにおすすめの食材です。

たまごにどんな栄養素が含まれているのか、どの成分が美髪にいいのか、具体的な効果もご紹介します。

たまごの主な成分とは

タンパク質

タンパク質は卵黄に比べて卵白に豊富に含まれています。

タンパク質に含まれるアミノ酸は、健康な髪の毛に必要な栄養素のひとつです。

アミノ酸を含む食材は数多くありますが、髪の毛には含硫アミノ酸が最良と言われています。

たまごに含まれるアミノ酸を数値に表すとスコア100なので、良質なタンパク質に分類されます。

豊富なビタミン

たまごの卵黄にはビタミンA、ビタミンB1、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなど脂溶性や水溶性のビタミンのほか、鉄も含まれています。

卵白にはビタミンB2やカルシウムも含まれており、豊富な栄養素の宝庫です。

脂質

たまごに含まれる脂質は必須脂肪酸のリノール酸です。

リノール酸はオメガ6脂肪酸に分類されています。人間の体の中では生成できない栄養素なので、食材から補う必要があります。

どの成分が髪や頭皮に良い？具体的な効果は？

アミノ酸

たまごに含まれるたんぱく質を構成するアミノ酸は、含硫アミノ酸です。

含硫アミノ酸は乾燥に強く、抜けにくい髪の毛を育てる働きを担うため、髪の毛の健康のために積極的に摂り入れたい栄養素のひとつです。

ビタミン

たまごの卵黄に含まれているビタミンは、髪の毛に艶をあたえるコンディショナーの役割を担うため、潤いのある艶やかな髪の毛に育てるために大切な栄養素です。

しかも、このビタミン類は頭皮の血行を促進させる働きも担うため、健康な髪の毛に育てるために血の流れに乗ってたっぷりの栄養素が運ばれます。

たまごは頭皮と髪の毛にとって適した食材です。

鉄分

髪の毛を育てる毛母細胞が細胞分裂することで髪の毛が育ちます。

鉄が不足すると酸素を運ぶ血の巡りが悪くなり、栄養素が行き渡りません。

結果として毛母細胞の分裂が遅くなり、それに伴い髪の毛の成長も妨げられてしまいます。

日頃から貧血気味の方は、バランスよく栄養素を含むたまごを積極的に摂り入れてみてはいかがでしょうか。

これだけ栄養成分が満点のたまごですが、実は食事以外でもヘアケアに活用できる方法があるんです！

それが、タマゴヘアパックです！

タマゴヘアパックとは

タマゴ（特に黄色の部分）には「レシチン」というものが含まれています。

レシチンというのは、化粧水などにも利用されているもので、細胞を修復してくれる役目があるのです。

特におススメなのは、「オリーブオイル」とミックスすることです。

そうすることでアミノ酸やビタミンという髪に必要な成分が確実に浸透していきます。

質に合せて調整できるタマゴヘアパック

実は、このヘアパックは髪質に応じて作り方を工夫することができます。

酷いダメージ髪であれば使用するのは卵黄だけです。

また、頭皮の脂が気になっている時には逆に卵白だけを使ってみましょう。

特に髪に何の問題もないのであれば、全て使用してください。

ヘアパック方法

タマゴだけを純粋に使う時には、髪の長さに合わせて2個から3個をかき混ぜます。

そしてそれを髪になじませて、40分程度おいておくのです。

そしてその後に、いつも行っているシャンプーやリンスをしてみてください。

こうしたタマゴヘアパックをすることによって、髪に保湿効果がもたらされてより潤いのある髪になります。

できれば週に1回くらいは行うのが理想です。

毎週行うことはできなくても、月に2～3回行えば髪にもたらされる変化を感じることができます。

タマゴを上手に取り入れて、身体の中と外から髪をキレイにしましょう！

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