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ニット素材による静電気や、暖房による乾燥など。
トラブルが増える季節だからこそ、正しいケアで美しい艶髪を手に入れましょう。
雪が髪に与える影響とは
The effect of snow gives the hair
雪が髪に与える影響とは
雪は酸性なので髪の表面に吸着するとキューティクルがはがれてしまう危険性をはらんでいます。
キューティクルは酸性に弱いというわけではないのですが、pHと呼ばれる髪の性質に対して雪のpHが低いため、酸性の度合いが強すぎて髪を傷つけてしまうリスクがあります。
ちなみに髪の毛は弱酸性程度であれば、キューティクルを損傷するほどの影響はありません。
pHの値で言うと4.5から5.5ぐらいに保たれているシャンプーやヘアカラーであれば問題ないということになります。
雪の場合は、pHの値が4.1程度なので髪の理想的なpHからはやや低い数値となっています。
ちなみに水道水は中性なので、ややアルカリ度の高い水分ということになります。
こちらも極端にアルカリ性が強いというわけではないので、髪を損傷するまでには至らないでしょう。
スキーやスノボのときには雪から髪を守りましょう
髪に常時、雪が付いている場合は別ですが、ちょっと髪に雪がついてしまってもすぐに払い落とす分には問題ないでしょう。
ただ、スキーやスノボーなどをして雪が常に降っている状態の時は、髪を守るケアを怠らないようにしましょう。
美髪をキープするための雪対策とは
The snow measures to keep a clean hair
フード付きのコートやジャンパーを選ぶのがおすすめ
髪の毛と雪の接触を避けるなら、やはり帽子で隠したり、傘やレインコートなどを着て対策を講じるのが良いですね。
ただ、雪は直接的な作用だけでなく、間接的な作用も気をつける必要があります。
それは何かというと、雪焼けです。
雪焼けは地面に積もった雪に反射されて、顔や髪にその紫外線を浴びるという状態です。
雪は光を反射しやすい性質があり、紫外線の弱い冬場であっても、そのまま光を跳ね返してしまう性質があるため、特に雪山にいる方は雪焼けが起こりやすい状態となっています。
例えばスキーをしていて、雪が降っていないからといって、帽子を被らなかったり、ゴーグルをしないでいると肌や髪の毛に紫外線を浴びて黒ずみやソバカスの原因になったり、髪の損傷を招きパサついた状態になることがあります。
雪焼けにも気を付けましょう!
スキーをした後に髪がクタクタになっているなどの経験もあるのではないでしょうか。
これは単純に汗をかいて髪が濡れているというわけではなく、表面のキューティクルが紫外線の影響で損傷してしまっているということも考えられます。
つまり、雪のシーズンでは例え雪が降っていなくても、帽子やコートが欠かせないということです。
髪の毛をできるだけ隠すようなスタイルを意識しましょう。
冬だからといって、紫外線量が弱いと油断してはいけません。
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