オーガニックシャンプーはごわつきの原因？ | 【頭美人】

オーガニックシャンプーもデメリットはあるのでしょうか？

オーガニックシャンプーとは

オーガニックシャンプーとは、有機栽培で育てられた植物から採取した有効成分だけで製造されたシャンプーのことです。

日本国内ではオーガニックに関する基準が統一されていませんが、オーガニックの歴史が長い欧米の国々では、それぞれ非常に厳しい認定基準を設けています。

たとえば、イギリスのソイル・アソシエーションの認定基準には過去5年以内に遺伝子組み換えが生産されていないこと、化学薬品、化学肥料、農薬を用いずに栽培されていること、肥料には有機物による堆肥、植物の抽出物、ミネラルが用いられていること、工業地帯から離れた場所で栽培されていることなどが定められています。

ドイツ、フランス、アメリカなどの国々でも、細かい部分が違うところはありますが、基本的に３年間農薬や化学肥料を使用してない土地で遺伝子組み換え原材料や、化学合成農薬、化学肥料を使わずに栽培した植物から抽出した成分から作られることが義務づけられています。

従ってオーガニックシャンプーとは、化学的な合成物質が一切使われていない安全な植物性のシャンプーのことを指します。

ごわつくのはオーガニックだから？

オーガニックシャンプーは、使いはじめにごわつくように感じる人が多くいます。

これは従来のシャンプー剤の仕上がり感になれている為に余計感じてしまうのですが、オーガニックシャンプーには、表面をコーテイングするような、化学的な合成成分が配合されている為、人工的なつるつる感が得られない為なのです。

オーガニックシャンプーには、シリコンなどの表面をコーテイングする化学的な合成成分は配合されていませんが、オイルが配合されているので、使い続けているうちに、自然のコーテイングがされていき、やがてサラサラの髪の毛になっていきます。

オーガニックシャンプーを使うメリット

オーガニックシャンプーを使うメリットは、何と言っても有害な物質が頭皮や体内に侵入してこないということです。

多くの市販のシャンプー剤には、界面活性剤という体に悪影響を与える成分が使われていますし、見た目を良くする為に着色料、使い心地を良くする為の香料やコーテイング剤、長期間使えるようにする為の防腐剤などが配合されています。

コーテイング剤によって、髪の表面は指通りがよくサラサラになりますが、髪の毛の内部や頭皮が健康になっているわけではありません。

オーガニックシャンプーの場合は、香料はオーガニック栽培で作られた花やハーブなどから作られた香料、コーテイング剤はオーガニック栽培で作られた植物から採れたオイルというように、身体に悪影響を与えるような成分が一切配合されていません。

そして、自然の原料から採取された香料は、癒し効果もあります。

これらのことがオーガニックシャンプーを使うメリットです。
急激な変化を期待せず、しばらく使ってみると、徐々に効果が現れオーガニックシャンプーの良さを実感することができます。

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