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ドライヤーについて
パーマヘアのドライヤーのかけ方完全版!種類別に失敗しない乾かし方と長持ちのコツ
How to make the dryer for the perm
パーマヘアのドライヤーのかけ方:失敗しない基本
パーマは種類によって乾かし方が変わります。
だからこそ、まず自分のパーマがコールドなのかデジタルなのかを知ることが第一歩ですよ。
乾かし方を合わせるだけで、スタイリングの時短と持ちの良さが一気に変わります。
コールドパーマの性質と考え方
コールドパーマは濡れている時にカールが強く、乾くとゆるみやすい性質があります。
つまり、毛先を強い風で引っ張りながら乾かすと形が伸びやすいので注意が必要です。
根元はしっかり、毛先はやさしくを合言葉にしましょう。
デジタル(ホット)パーマの性質と考え方
デジタルパーマは乾かすほど形が出やすく、濡らすとゆるむことがあります。
だからこそ、根元から中間を素早く乾かし、毛先はねじって持ち上げながら風を当て、最後は冷風でキュッと固定するのがコツです。
朝は弱まっていたら一度湿らせて形を戻してから乾かすとスムーズですよ。
準備編:タオルドライ・保護剤・ドライヤー設定
お風呂上がりはまずタオルで挟んで押すように水分を取ります。
擦るとキューティクルが乱れ、パーマがぼやける原因になるので避けましょう。
洗い流さないトリートメントは中間〜毛先に薄くなじませ、粗めのコームでとかして均一にします。
ドライヤーはノズルをつけ、髪からおよそ20cm離すのが基本です。
温度は高温一辺倒ではなく、根元は中〜強風、毛先は弱風、仕上げは冷風に切り替えられるモデルだと扱いやすいですよ。
ディフューザーがあると、毛先を握ったまま均一に風を当てられるのでコールドの方は特に重宝します。
手順編:根元→中間→毛先→冷風の4ステップ
まず共通のゴールは「根元をしっかり、毛先は形を守り、最後は冷風で固定」です。
ここからは種類別に手順を分けて説明します。
コールド向け4ステップ
①根元を80%まで乾かします。
ドライヤーは中〜強風で、指の腹で頭皮をかくように風を通し、地肌の水分を先に飛ばしましょう。
②中間は手ぐしで髪を持ち上げながら、風量は中風にして方向を上から下へ。
キューティクルの流れに沿わせるとツヤが出ます。
③毛先は弱風に切り替え、片手で毛先を卵を包むようにふんわり握り、もう片手で上から風を当てます。
ねじる、握る、離すを繰り返し、形を“作りながら”乾かしてください。
④最後に冷風を10〜20秒ほど、各パネルに当てて形を固定します。
半乾きでムースを揉み込み、必要なら少量のオイルで表面を整えると、ふんわり感がキープしやすいですよ。
デジタル向け4ステップ
①根元を一気に乾かします。
風量は強めでOK、ただし髪から20cmは離し、同じ場所に長く当てないのがポイントです。
②中間は髪を内側にねじり、手のひらに毛先を収めて持ち上げます。
そのまま弱風を上から当て、ねじった束感を保ちながら水分を抜きます。
③毛先は“握って離す”を繰り返してカールを立ち上げ、最後は冷風で形をロック。
バームやワックスは少量を手のひらに広げ、内側から空気を含ませるようになじませましょう。
④朝ゆるんでいたら一度霧吹きで湿らせ、②〜③を短時間でやり直すと簡単に復活します。
髪質・長さ・メンズでの微調整
細毛の方は根元が寝やすいので、乾かし始めに分け目の逆方向へ風を当てて立ち上がりを作ります。
硬毛や多毛の方は風量をやや抑え、時間をかけて中間の水分を抜くと広がりを防げます。
ショートは全体に風が回りやすいぶん、握る時間を短く小刻みに。
ミディアム〜ロングはセクションを分けて行い、毛先の握り込みと冷風の時間をやや長めに取りましょう。
メンズパーマはトップの根元を先に立ち上げ、サイドは抑えたい方向へ風を流すだけで印象が大きく変わります。
夜と朝の使い分け・自然乾燥はアリ?
夜は必ず根元まで乾かしてから寝ましょう。
濡れたままは摩擦ダメージや頭皮トラブルの原因になります。
コールドは毛先が半乾きでも形が保ちやすいので、ドライヤー後にムースを馴染ませて自然放置で仕上げるのはアリです。
デジタルは乾かし切って冷風で固定してから、バーム等で質感調整がベターです。
朝は“現状判断”が近道で、形が弱ければ一度湿らせてから短時間で作り直しましょう。
よくあるNG&復活テク
ドライヤーを至近距離で当て続ける、毛先を引っ張る、根元を放置して毛先だけ乾かすのはNGです。
風向きを下から上にばかりするとキューティクルが乱れてパサつきやすくなります。
復活テクは、湿らせる→握り乾かす→冷風で締める→少量のスタイリング剤で面を整えるの順でOKです。
ディフューザーは束を崩さず風を当てたい時に便利で、特にコールドとショートスタイルに有効ですよ。
FAQ
Q: 自然乾燥でもきれいに仕上がる?
コールドは半乾き以降を自然乾燥に任せる方法も使えますが、寝る前は必ず根元を乾かして衛生面とダメージを防ぎましょう。
デジタルは乾かし切ってから整える方が形が安定します。
Q: 冷風は本当に必要?何秒くらい?
必要です。
温風で作った形を冷風で落ち着かせると、面が整って持ちが良くなります。
目安は各パネル10〜20秒、仕上げに全体へサッと当てましょう。
Q: ムースとオイルはどっちが先?
水分を含ませたい時はムースを先に、ツヤと保護が目的なら仕上げにオイルです。
つけすぎは重さになりカールが落ちるので、少量ずつ様子を見てください。
Q: ディフューザーはどのタイミング?
毛先を握って形を作る段階で使います。
弱風で当てられるので、束感を崩さず乾かせます。
Q: 朝パーマが取れていたらどうする?
一度霧吹きで湿らせ、毛先をねじって握りながら弱風→冷風で復活させます。
デジタルは特に戻しやすいですよ。
Q: 施術直後はいつから洗っていい?
基本は施術から24時間は避け、翌朝以降に優しく洗うのが無難です。
心配なら担当美容師の指示を優先しましょう。
Q: メンズパーマの乾かし方は違う?
基本は同じですが、トップの立ち上がりと前髪の毛流れで印象が激変します。
根元を先に起こし、毛先は握って弱風、最後に冷風で固定がシンプルで再現性が高いです。
まとめ
パーマは「根元はしっかり、毛先はやさしく、最後は冷風」のリズムで驚くほど仕上がりが安定します。
コールドは半乾き+ムース、デジタルは乾かし切り+冷風という性質の違いを味方に付けましょう。
毎日のドライヤーを正しく使えば、サロン帰りの質感は自宅でも再現できますよ。
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