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エクステ/ウィッグ
ウィッグのボリューム出す方法!素材別・部位別の正解テクと失敗しない手順
How to put a volume on a wig.
ウィッグのボリュームが出ない主な原因
静電気や湿気で毛が寝てしまう。
分け目やつむじが固定されて根元が立ち上がらない。
サイズや装着位置が合わず、キャップが頭皮に密着し過ぎている。
保管時に潰れて形状記憶が“ペタン”のまま固まっている。
毛量やカットのバランスが合っていない。
準備するものと前提(素材別の可否)
ウィッグ専用コームまたはブラシ、ウィッグ用スタイリングミスト、ダッカール、スタンド。
【耐熱人工毛/人毛の場合】ドライヤー、コテ(必要に応じてワッフルアイロンやホットカーラー)。
【非耐熱の場合】熱機器は使わず、逆毛とスプレー、毛たぼやバンス、部分ウィッグ/トップピースで対応しましょう。
詳しい日常ケアはウィッグの正しい手入れの仕方とウィッグの正しいお手入れ方法も参考にしてください。
【耐熱向け】ボリュームを出す基本手順(トップ~全体)
ステップ1:ブロッキングと“内側だけ”逆毛
トップの表面を薄く取り、ダッカールで留めます。
内側の毛束を少量ずつ持ち上げ、根元数センチだけコームを下から上へ軽く入れて逆毛を作ります。
表面は後で被せるので、逆毛は見えない位置に入れましょう。
ステップ2:ミストは少量→根元を温風で起こす
ウィッグ用ミストを“少量”吹き、分け目やつむじの根元を指で持ち上げながらドライヤーの温風を当てます。
風は上からではなく、根元に対して斜め下から当てると立ち上がりやすいです。
冷風で固定してから表面を軽く梳かして整えます。
ステップ3:毛先に軽いカールでシルエット補正
全体をふんわり見せたいときは、毛先にワンカールを足してAライン~ひし形シルエットを作ります。
トップは盛り過ぎず、毛先の“逃がし”で自然にボリュームバランスを取りましょう。
ステップ4:分け目をずらす/つむじを起こす
分け目を数ミリ~1センチずらすだけでも、根元の寝癖がリセットされます。
つむじ直下の内側にごく軽く逆毛を足し、表面を被せて自然に。
必要に応じてトップピースを重ねると、短時間で仕上がります。
【非耐熱向け】熱を使わずにふんわりさせる方法
内側だけに逆毛を入れて土台を作る。
ウィッグ用スプレーを薄く重ね、手ぐしで空気を含ませるように揉み込む。
毛たぼや小さめのバンスをキャップ内部に仕込み、トップの面を持ち上げる。
仕上げに表面をなで付けて艶とまとまりを出します。
つむじ・分け目を“即効”でふんわり見せるコツ
分け目を左右に小刻みにスライドして固定癖を外す。
つむじ直下の内側にだけ逆毛をひと筋加え、コームの背で表面をならす。
前髪は根元を摘んで持ち上げ、毛流れに逆らわない角度で固定すると崩れにくいです。
前髪の境目が気になる方は、前髪ウィッグをきれいに馴染ませる方法も併せてチェックしましょう。
一瞬で盛れる“応急テク”
ワッフルアイロン(耐熱のみ)で内側の根元を軽く挟み、目の細かな“ふかし”を作る。
トップピースや部分ウィッグを分け目に沿って装着し、根元を起こして毛先だけ巻く。
撮影やイベント前はこの2つで短時間でも効果大です。
やってはいけないこと
高温の当て過ぎや長時間の一点加熱。
表面まで強い逆毛を入れてしまう。
非耐熱にドライヤーやコテを使用する。
表面を梳かし過ぎてスカスカにする。
ふんわりをキープする毎日ケア
使用後は軽くブラッシングして静電気を逃がす。
形が潰れないようスタンドで保管する。
湿気の多い日は出かける直前に分け目をずらし、根元だけ起こして仕上げる。
定期的な洗浄・乾燥・整えはウィッグの正しい手入れの仕方に沿って行いましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. コテは何度くらいが安全ですか?
A. 耐熱人工毛は120〜160℃が目安、人毛は130〜150℃程度の低め設定が無難です(商品表記が最優先)。
非耐熱は熱機器NGです。
Q. 逆毛はどのくらい入れればいい?
A. 内側の根元“だけ”に少量ずつ。
表面は被せて見えないようにし、やり過ぎは絡み・劣化の原因になります。
Q. 部分ウィッグ(トップピース)は不自然になりませんか?
A. 分け目の位置と色を合わせ、根元を軽く起こして装着すれば自然です。
毛先を一緒に巻いて馴染ませると“やり過ぎ感”が出ません。
まとめ
ウィッグのボリュームは「素材に合った手順」と「内側だけの下準備」で、今日から確実に変えられます。
まずは分け目リセットと根元の立ち上げ、そして毛先でシルエットを整える。
小さなコツの積み重ねで“ウィッグ感”は薄れますから、あなたの似合うふんわりを一緒に作っていきましょう。
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