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ヘアスタイリング
シャワー後に前髪を切ると失敗しやすい理由と正しいセルフカット方法を美容師が解説!
Is it easy to fail if you cut your bangs after a shower?
シャワー後に前髪を切ると失敗しやすいって本当?その理由を徹底解説
前髪のセルフカットに挑戦する時、「シャワー後の濡れた髪を切った方が切りやすそう」と思ったことはありませんか?
実は、これが前髪カット失敗の大きな原因なんですよ。
美容師の間では、濡れた髪を切る「ウェットカット」は高度な技術が必要とされており、一般の方にはおすすめできない方法とされています。
なぜシャワー後の前髪カットが失敗につながりやすいのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
シャワー後の前髪カットが失敗しやすい4つの決定的理由
理由1:髪のくせが見えないため自然な仕上がりにならない
濡れた髪は重みでまっすぐに見えますが、乾くと本来のくせが現れます。
特に前髪は顔周りのくせが強く出やすい部分なんですよ。
濡れた状態でまっすぐ切ったつもりでも、乾かすと片側だけ短くなったり、思わぬ方向にハネたりしてしまいます。
これは多くの方が経験する失敗パターンの一つです。
理由2:毛量感が正確に把握できず調整に失敗する
濡れた髪は束になってまとまるため、実際の毛量がわかりにくくなります。
「もう少し軽くしよう」と思って切りすぎてしまい、乾かした時にスカスカになってしまうケースが頻発するんですよ。
特に前髪の毛量調整は、少し切るだけで印象が大きく変わるため、正確な判断が必要不可欠です。
理由3:重力で伸びた髪の長さを見誤って短くなりすぎる
これが最も多い失敗原因といえるでしょう。
濡れた髪は水分の重みで普段より長く見えるため、「この長さで大丈夫」と思って切ると、乾いた時に予想以上に短くなってしまいます。
特に直毛の方ほど、この現象が顕著に現れやすいんですよ。
理由4:削ぎや質感調整の技術が制限される
濡れた髪では、毛先を自然にぼかす「削ぎ」の技術が使いにくくなります。
髪が密着しているため、はさみを縦に入れて軽やかに仕上げることが困難になり、重たい印象の前髪になりがちです。
これでは今どきのふんわり前髪は作れませんよね。
やってしまいがちな前髪カット失敗パターン5選
失敗パターン1:シャンプー直後に「ついでに」切ってしまう
お風呂上がりで髪が濡れているタイミングで、「今のうちに前髪も切っちゃおう」と考えるのは危険です。
このタイミングでは髪の状態が普段と全く違うため、仕上がりを予測することができません。
失敗パターン2:濡れた髪を引っ張りながら切る
濡れた髪をピンと引っ張って切ると、放した時に想像以上に短くなります。
これは髪の伸縮性によるもので、特に細い髪質の方ほど顕著に現れる現象なんですよ。
失敗パターン3:左右のバランスを濡れた状態で判断する
濡れた髪では左右の生えグセの違いがわからないため、均等に切ったつもりでも乾くとバランスが崩れてしまいます。
特に前髪の中央部分は、乾いた状態での確認が必須です。
失敗パターン4:毛量調整を濡れたまま行う
すきバサミを使った毛量調整も、濡れた状態では適切な判断ができません。
髪が束になっているため、どの程度削いだのかがわからず、やりすぎてしまうケースが多発しています。
失敗パターン5:完成形をイメージせずに切り始める
濡れた状態では仕上がりの質感がイメージできないため、無計画に切り始めてしまう方が多いんですよ。
これでは理想の前髪に近づくことは困難でしょう。
失敗しない前髪セルフカットの正しい手順
準備段階:道具と環境を整えましょう
まずは適切な道具を用意することから始めます。
ヘアカット専用のはさみ、目の細かいコーム、クリップ、手鏡を準備しましょう。
明るい場所で、正面と左右から確認できる鏡の前で作業することが重要ですよ。
ステップ1:完全に乾いた状態で現状確認
髪を完全に乾かし、普段通りにスタイリングした状態で前髪の状態を確認します。
この時点で、どの部分をどの程度切りたいのかを明確にイメージしましょう。
写真を撮って客観的にチェックするのも効果的な方法です。
ステップ2:前髪以外の髪をしっかりとブロッキング
前髪以外の髪をクリップで留めて、カットする範囲を明確にします。
この時、前髪の幅は眉尻の内側程度に留めるのがバランスよく仕上がるコツですよ。
ステップ3:中央から少しずつカット開始
前髪の中央部分から、少しずつカットを始めます。
一度に大きく切らず、2〜3mm程度ずつ様子を見ながら進めることが失敗を防ぐポイントです。
ステップ4:左右のバランスを確認しながら調整
中央部分が決まったら、左右のバランスを見ながら徐々に整えていきます。
この際も一気に切らず、鏡で正面と左右から確認しながら慎重に作業しましょう。
ステップ5:最終調整と質感づくり
全体の長さが決まったら、はさみを縦に入れて毛先を自然にぼかします。
この作業により、今どきの軽やかな前髪に仕上がりますよ。
もし失敗してしまった時の緊急対処法
短く切りすぎた場合の対処法
前髪を短く切りすぎてしまった時は、まず慌てないことが大切です。
ストレートアイロンで毛先を軽く内巻きにカールさせることで、長さを補うことができます。
また、前髪の分け方を変えて、長めの部分を前に持ってくる方法も効果的ですよ。
左右のバランスが崩れた場合
片側だけ短くなってしまった場合は、短い方に合わせて調整するのではなく、長い方を活かしたスタイリングを心がけましょう。
サイドに自然に流すことで、バランスの悪さをカモフラージュできます。
毛量を削りすぎた場合
前髪がスカスカになってしまった時は、分け目を変えて隣の髪を前髪に加える方法があります。
また、軽めのワックスで束感を作ることで、毛量の少なさを目立ちにくくできますよ。
美容師が教える前髪カットのプロテクニック
2段階カット法で失敗を防ぐ
プロが実践している方法として、「2段階カット法」があります。
まずシャワー前に理想より少し長めにカットし、シャンプー後に乾かしてから最終調整する方法です。
この方法なら、濡れた状態と乾いた状態、両方の長さを考慮できるんですよ。
季節と時間を考慮したカットタイミング
洗髪直後と時間が経った髪では、油分の量が違うため見た目の長さも変わります。
朝洗って乾かした直後より、夕方の方が前髪は重く見えるため、カットのタイミングも考慮しましょう。
髪質別のアプローチ方法
直毛の方は特に濡れた状態でのカットを避け、くせ毛の方は生えグセを確認してからカットすることが重要です。
髪質に合わせたアプローチが、自然で美しい前髪を作る秘訣なんですよ。
前髪カット成功の秘訣は「乾いた状態」での作業
前髪のセルフカットで最も大切なことは、必ず乾いた状態で行うことです。
「濡れた方が切りやすそう」という思い込みが、多くの失敗を生んでいることがおわかりいただけたでしょうか。
確かに最初は乾いた髪の方が切りにくく感じるかもしれませんが、慣れてくれば自然で美しい前髪を作ることができるようになりますよ。
失敗を恐れずに、正しい方法で挑戦してみてくださいね。
もし不安な場合は、美容師さんに相談しながら、理想の前髪スタイルを見つけていきましょう。
あなたの前髪カットが成功することを心から願っています!
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