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自宅縮毛矯正の危険な落とし穴!失敗例とプロが教える安全対策
Pitfalls of curly hair straightening that can be done at home.
自宅縮毛矯正の危険な落とし穴!美容師が警告する失敗リスクと対処法
最近では自宅で手軽に縮毛矯正ができる市販品が数多く販売されていますね。
価格も美容院の10分の1程度で済むため、つい「自分でやってみようかな」と思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、自宅での縮毛矯正には想像以上に大きな落とし穴が潜んでいるんですよ。
実際に美容師として数多くのセルフ縮毛矯正の失敗例を見てきた経験から言わせていただくと、安易にチャレンジするのは非常に危険です。
今回は、自宅縮毛矯正の隠された落とし穴と、失敗を避けるための重要なポイントについて詳しく解説していきましょう。
自宅縮毛矯正と美容院の縮毛矯正の根本的な違い
まず理解していただきたいのは、市販の縮毛矯正キットと美容院で行う縮毛矯正は全く別物だということです。
市販縮毛矯正キットの仕組み
市販されている縮毛矯正キットの多くは、実は厳密には「ストレートパーマ」に分類されます。
内容物は1剤(還元剤)、2剤(酸化剤)、そしてトリートメントという構成が一般的ですね。
手順も比較的シンプルで、1剤塗布→時間放置→すすぎ→2剤塗布→すすぎ→完了となっています。
ここで重要なのは、プロが使う縮毛矯正で必須の「アイロンワーク」がないということなんですよ。
美容院縮毛矯正との決定的な差
美容院での縮毛矯正は、薬剤処理の後にストレートアイロンで髪を伸ばす工程が入ります。
この「薬剤+熱処理」の組み合わせこそが、真の縮毛矯正の威力なんです。
また、美容師は髪質や損傷レベルに応じて薬剤を調合し、塗布量や放置時間を細かく調整していますよ。
自宅縮毛矯正の危険な落とし穴
それでは、自宅縮毛矯正にはどのような落とし穴があるのでしょうか。
実際の失敗例を交えながら詳しく見ていきましょう。
落とし穴1:取り返しのつかないビビリ毛の発生
最も恐ろしいのが「ビビリ毛」の発生です。
ビビリ毛とは、髪の内部構造が破壊されてチリチリになってしまった状態のことですね。
市販の縮毛矯正は「誰にでも効果が出るように」強い薬剤が使われているため、髪が少しでも傷んでいると一気にビビリ毛になってしまう危険性があるんですよ。
一度ビビリ毛になってしまうと、どんなトリートメントを使っても元には戻りません。
結局、傷んだ部分をカットするしかなくなってしまうのです。
落とし穴2:薬剤の塗布ムラによる仕上がりの不均一
セルフで行う場合、どうしても後頭部や耳周りなど見えにくい部分に塗布ムラが生じてしまいます。
薬剤が均等に付いていない部分はクセが残り、付けすぎた部分は過度にダメージを受けるという最悪の結果になりかねませんよ。
特に前髪など目立つ部分にムラができてしまうと、日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。
落とし穴3:髪質に合わない薬剤選択のリスク
美容院では髪質診断を行い、その人に最適な薬剤を選択します。
しかし市販品は「万人向け」に作られているため、あなたの髪質には強すぎる可能性が高いのです。
特に過去にカラーリングやパーマをしたことがある髪は、想像以上にデリケートな状態になっていますからね。
落とし穴4:アフターケアの知識不足
縮毛矯正後は、髪の状態を安定させるための適切なアフターケアが必要です。
施術直後は髪を結んではいけない、水に濡らしてはいけないなど、細かなルールがあるんですよ。
これらの知識なしに自宅で行うと、せっかくの効果が台無しになってしまう可能性があります。
セルフ縮毛矯正で失敗しやすい髪質と条件
すべての人が同じリスクを抱えているわけではありません。
特に失敗しやすい髪質と条件をチェックしてみましょう。
ハイリスクな髪質
過去6ヶ月以内にブリーチやハイライトをした髪は、内部構造が既にかなり損傷しているため、セルフ縮毛矯正は絶対に避けるべきですね。
また、パーマやカラーリングを繰り返している髪も同様に危険です。
猫っ毛や細い髪質の方も、薬剤の影響を受けやすいため注意が必要ですよ。
失敗しやすい条件
体調不良時や生理前後など、ホルモンバランスが不安定な時期は髪も敏感になっています。
また、最近引っ越しをした、水質が変わったという環境の変化も髪の状態に影響を与える可能性がありますね。
もし自宅縮毛矯正に失敗してしまったら
万が一失敗してしまった場合の対処法についても知っておきましょう。
緊急時の応急処置
薬剤を付けた直後に異常を感じたら、すぐに大量の水で洗い流してください。
痛みや痒みを感じる場合は、冷水でしっかりとすすぎ、できるだけ早く皮膚科を受診することをおすすめします。
ビビリ毛になってしまった場合
残念ながら、一度ビビリ毛になってしまった髪を完全に元通りにすることはできません。
しかし、専門の美容院では「ビビリ毛修正」という特殊な技術で、見た目を改善することは可能な場合があります。
ただし、これも髪の状態によっては対応できないことがあるため、過度な期待は禁物ですよ。
美容院での縮毛矯正が安全で確実な理由
やはり縮毛矯正は、プロの技術と経験が必要な高度な施術なんです。
専門知識による適切な判断
美容師は髪の状態を正確に診断し、その人に最適な薬剤と手法を選択できます。
また、施術中も髪の反応を見ながら臨機応変に対応することができるんですよ。
これは長年の経験と専門知識があってこそできることですね。
アフターフォローの充実
万が一何かトラブルが起きた場合も、美容院なら適切なアフターフォローを受けることができます。
保証制度を設けているサロンも多いため、安心して施術を受けられますよ。
どうしても自宅で髪をストレートにしたい場合の代替案
それでも「美容院に行く時間がない」「費用を抑えたい」という方のために、より安全な代替案をご紹介しましょう。
ストレートアイロンの活用
毎日のスタイリングでストレートアイロンを使用する方法なら、失敗のリスクを大幅に軽減できます。
最近のストレートアイロンは性能も向上しており、上手に使えばサロン並みの仕上がりも期待できますよ。
ストレート系ヘアケア製品の使用
縮毛矯正ほどの効果は期待できませんが、ストレート系のシャンプーやトリートメントを継続使用することで、徐々にクセを落ち着かせることは可能です。
部分的なポイント縮毛矯正
前髪や顔周りなど、特に気になる部分だけを美容院で縮毛矯正してもらう方法もあります。
全体よりもコストを抑えながら、効果的にクセをコントロールできますね。
美容院選びのポイントと費用対効果
縮毛矯正を美容院で行う場合のサロン選びのコツもお伝えしましょう。
技術力の高いサロンの見分け方
縮毛矯正の症例写真を多数掲載しているサロンは技術力が高い傾向にあります。
また、カウンセリングに時間をかけ、髪の状態をしっかりと診断してくれるサロンを選ぶことが大切ですよ。
料金と技術のバランス
あまりに安すぎるサロンは技術力に不安がある場合があります。
適正価格帯で、実績豊富な美容師が在籍するサロンを選ぶのがベストですね。
縮毛矯正後の正しいケア方法
美容院で縮毛矯正をかけた後も、適切なケアが必要です。
施術直後の注意点
施術から48時間は髪を濡らさない、結ばない、帽子をかぶらないなどの基本ルールを守りましょう。
この期間は髪の形状記憶が完了していないため、少しの刺激でも影響を受けやすい状態なんですよ。
日常的なヘアケア
縮毛矯正後の髪は乾燥しやすいため、保湿力の高いシャンプーとトリートメントの使用をおすすめします。
また、ドライヤー前の洗い流さないトリートメントも忘れずに使用してくださいね。
まとめ:自宅縮毛矯正のリスクを理解して賢い選択を
自宅での縮毛矯正は確かに費用面でのメリットがありますが、それ以上に大きなリスクが伴うことがお分かりいただけたでしょうか。
一度失敗してビビリ毛になってしまうと、修復にかかる費用と時間は、最初から美容院で施術を受けるよりもはるかに大きくなってしまいますよ。
大切な髪を守るためにも、縮毛矯正はプロの美容師に任せることを強くおすすめします。
どうしても費用を抑えたい場合は、部分的な施術や代替案を検討してみてくださいね。
あなたの髪が美しくストレートになり、毎日のスタイリングが楽になることを心から願っていますよ。
美しい髪は一日にしてならず、適切なケアと専門家のサポートがあってこそ実現するものなのです。
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