自然な髪になれる！ストカールって？ | 【頭美人】

ストカールは女性らしい自然なヘアスタイルを演出します

ストレートの髪質と聞くと、サラサラとなびく髪がイメージされますね。
ただ、ストレート過ぎていやだ、という方もいらっしゃいます。

そんな方におすすめなのが、ストカールです。

ストカールの施術方法やケアの方法をご紹介します。

ストカールとはどんなヘアのこと？

今大人気の「ストカール」とは、縮毛矯正とパーマを組み合わせて作り出す美容師の技術です。

縮毛矯正で特有のくせをなくしストレートの綺麗な髪にしあげつつも、毛先には自然なカールや丸みをつけて女らしいヘアスタイルを作り出せるのです。

ストレートだけの場合のメリット・デメリット

実際にストレートの髪質にはこんな利点があります。

ストレートのメリット

・ブラッシングだけでもまとまって見える
・髪質を生かしたスタイルの場合、スタイリングに時間がかからない

こういった点を挙げると、クセが強い髪質の方は羨ましくなってしまいますね。
ですが、やはり欠点もあるものです。それは、下記のような点です。

ストレートのデメリット

・まとめ髪スタイルの際、パラパラと落ちてきやすい
・ヘアアイロンで巻き髪スタイルにする場合、巻き残しがあると目立つ
・パーマをかけてもとれやすい

意外かもしれませんが、ストレートの髪質の人にも悩みはあるようです。
だから、ストカールというのは、くせ毛の方だけではなくストレートの方にも人気なのです。

ストカールのメリット

縮毛矯正をすると、うまくまとまらない髪のくせが取れてきれいなストレートヘアになりますよね。縮毛で悩む人には定番の施術です。

しかしながら、いざきれいなストレートヘアになっても、何かまっすぐの髪はまとまりすぎておとなしすぎるのです。

あこがれていたまっすぐの髪も、縮毛矯正で定期的にケアをしていると何も変化がなくまっすぐで飽きてしまう人も多いようです。

そこで、多くの人は毛先だけ自宅でカールをつけたり、丸みを出すことで変化をつけたりしているのです。

この、縮毛矯正でまっすぐの髪だけでは飽きてしまうので毛先で変化をつけるという事を、ストカールによって毎日やっていた自宅でのセットが要らなくなるのです。

女性らしい毛先のふわっとしたヘアスタイルは誰にでも似合う、女性らしさを演出できると大人気なのであなたも試してみてはいかがでしょうか？

ストカールの施術方法

ストカールというのは、縮毛矯正をして髪の特有のくせを伸ばしてまっすぐにします。根元からうねっている人が多いので、やはり根元が一番重要です。

その後、毛先にデジタルパーマでカールをつけます。

縮毛矯正で髪へのダメージがどうしてもあるわけで、さらに毛先にデジタルパーマでもう一度かけていくので、毛先は相当のダメージを受けてしまいます。

ストカールの施術はこのように、髪へのダメージの大きい施術方法だと言えるのです。

難しい施術方法なので美容師の腕にもかかっていますね。

お店の中でもこのストカールを出来る美容師さんと出来ない美容師さんがいても不思議はないほどの難易度の高い施術だという事です。

美容院で扱うパーマ液や薬剤の多くはトリートメントだそうです。どの美容院でもお客様の髪のダメージを最小限に抑えようとしてくれているのがわかります。

ストカールをやってくれる美容院できちんとカウンセリングをして、自分の髪質からダメージの具合、仕上がりのイメージ、アドバイスをしっかり確認しましょう。

縮毛矯正のメリットとデメリット

ストカールに必要な縮毛矯正ですが、メリットばかりではなく、デメリットがあるので、しっかり注意しましょう。

縮毛矯正のメリット

・強力な薬剤と熱の力で、縮れた髪をまっすぐに矯正することができます。
（ヘアアイロンを使うかドライヤーでブローして伸ばすかは、縮毛矯正の種類によって異なります。）

・ストレートパーマより強力なので、一度施術するとより長い期間まっすぐの状態を保つことができます。

・髪の表面のキューティクルが一定でないクセ毛を均一に成形していくので、表面的には艶が生まれます。

縮毛矯正のデメリット

・強力な薬剤と熱により、髪の内部はそれなりのダメージを受けることになります。

・技術者のスキルが未熟な場合、失敗してスタイリングできないほどピンピンに矯正されてしまうことがあります。

・最悪の場合は髪がダメージを受けすぎて崩壊してしまうことがあります。

・縮毛矯正の技術を習得することが難しいのと、パーマやカラーよりも施術に時間がかかるので、どうしても料金が高額になります。

ストカールはもちろんですが、縮毛矯正自体も豊富な経験を要する難しい技術です。信頼できるサロンの施術者にお願いする方が安心です。

ストカールを長持ちさせる方法とは？

もともとストレートになろうとする髪質なので、長持ちさせるためにカールが取れやすくなるような行動を避けるのが大切です。

ブラッシング

例えばブラッシングは、パーマスタイルで髪をとかしすぎると、ウエーブが緩くなりやすいです。また、使うブラシは粗目のものを選ぶ方が良いでしょう。

細かいもので熱心にブラッシングしたのでは、ストレートに導いているようなものです。

シャンプー

普段からシャンプーの回数が多い方は取れやすくなってしまうので、一日一回程度にしましょう。

ブロー

乾かす際もパーマ部分を引っ張らないよう揉むように、根元からしっかりと乾かしてパーマスタイルを戻してあげるのも大切です。

それでもあっという間に取れてきてしまう人もいるかと思います。
その場合はパーマをかける際、美容院でこうなりたいというイメージと、取れやすいという点を明確に伝えてください。

強めのパーマ液を使ってもらえたり、巻き方（ロッドの細さや時間）を工夫してもらえるはずです。

ストレートの髪質の方も、少しの気配りでパーマの持ちを長くすることができますよ。

ストカールをした際のヘアケア方法

髪に強烈な影響を与える縮毛矯正とパーマを組み合わせたストカールは、まるで諸刃の剣のようです。

しかし、縮毛矯正はひどいクセ毛で悩む人にとっては、唯一頼れる存在であることも確かなのです。

ストカールをした後は、できるだけ髪のダメージを軽減できるよう、自宅でのセルフケアを充実させていきましょう。

美容院で数か月に一度トリートメントをしてもらうより、日常的なケアがいちばん効果的です。

・丁寧な洗髪と適切なヘアドライの徹底

・定期的にスペシャルトリートメントをする

・髪にダメージを与える紫外線をなるべく避ける

・スタイリング剤、カラーリング剤の多用をしない

以上のことを気を付けながら、艶々に仕上がったストカールヘアを大事にいたわってください。

お悩みの方はぜひ毎日のヘアケアに取り入れてみてください。

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