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パーマについて
パーマの種類別ダメージ比較!髪質に合わせた失敗しない選び方ガイド
Damage to the hair and the type of perm
あなたに最適なパーマが見つかる!種類別ダメージ比較ガイド
パーマをかけたいけれど「髪が傷むのが心配」「どの種類を選べばいいかわからない」とお悩みではありませんか。
確かにパーマは髪にダメージを与えますが、正しい知識があれば最小限に抑えながら理想のヘアスタイルを手に入れることができるんです。
この記事では、パーマの種類ごとのダメージレベルや特徴を詳しく解説し、あなたの髪質や理想のスタイルに合わせた最適な選択をサポートします。
美容師歴15年の私が、実際にお客様に提案している内容も含めてお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
パーマで髪が傷む理由を知っておこう
パーマは髪の内部構造を化学的に変化させる技術です。
具体的には、1液(還元剤)で髪の内部にあるシスチン結合を切断し、ロッドで形を作った後、2液(酸化剤)で再結合させることでカールやウェーブを作り出します。
この化学反応の過程で髪のタンパク質が変性し、水分や栄養が流出することがダメージの原因となるのです。
しかし、現代のパーマ技術は格段に進歩しており、適切な施術とアフターケアを行えば深刻なダメージは避けられます。
ダメージを左右する3つの要素
髪へのダメージは以下の3つの要素で決まります。
薬剤の強さと作用時間、そして加熱処理の有無です。
この組み合わせによって、同じパーマでもダメージレベルが大きく変わってくるんですよ。
パーマ種類別ダメージレベル比較表
コールドパーマ系(低温・薬剤のみ)
コールドパーマ(一般的なパーマ)
ダメージレベル:★★☆☆☆
最も一般的なパーマで、薬剤の力のみでカールを作ります。
熱を使わないため髪への負担が比較的少なく、初めてパーマをかける方にもおすすめですよ。
ただし、髪がアルカリ性に傾くため、施術後の中和トリートメントが重要になります。
持続期間は約2〜3ヶ月で、濡れた状態でカールが最も強く出るのが特徴です。
コスメパーマ
ダメージレベル:★☆☆☆☆
化粧品登録された低刺激の薬剤を使用するため、最もダメージが少ないパーマです。
敏感肌の方やダメージが気になる方に特におすすめしたい選択肢ですね。
ただし、その分パーマのかかりは控えめで、ナチュラルなウェーブを希望する方に向いています。
カラーリングとの同時施術も可能で、トータルでのヘアスタイルチェンジにも適していますよ。
水パーマ(スチームパーマ)
ダメージレベル:★★☆☆☆
超微粒子のナノスチームを活用することで、薬剤の浸透を促進し、必要以上に強い薬剤を使わずにパーマをかけることができます。
水分補給効果も期待でき、パーマ後の髪のパサつきを軽減してくれるのが嬉しいポイントです。
ホットパーマ系(加熱処理あり)
デジタルパーマ
ダメージレベル:★★★☆☆
薬剤と熱の両方を使用するパーマで、コテで巻いたような自然なカールを長時間キープできます。
乾いた状態でカールが出やすく、朝のスタイリングが格段に楽になりますよ。
熱を使うためダメージが心配されがちですが、実は低温から高温まで温度調節が可能で、髪の状態に合わせた施術ができるため、適切に行えばコールドパーマとダメージレベルはそれほど変わりません。
持続期間は約4〜6ヶ月と長く、忙しい方には特におすすめです。
エアウェーブ
ダメージレベル:★★☆☆☆
温風と薬剤を組み合わせるパーマで、デジタルパーマよりも低温での施術が可能です。
熱変性のリスクを抑えながら、しっかりとしたカールを作ることができる技術ですよ。
ふんわりとした軽い質感の仕上がりが特徴で、エレガントなスタイルを目指す方に人気があります。
髪質別!失敗しないパーマの選び方
健康な髪(バージン毛)の方
カラーやパーマの履歴がない健康な髪質の方は、基本的にどのパーマでも選択可能です。
しっかりとしたカールを希望するならデジタルパーマ、自然な仕上がりを求めるならコールドパーマがおすすめですよ。
初回のパーマなら、まずはコスメパーマで様子を見るのも良い選択です。
カラーリング済みの髪の方
既にヘアカラーをしている髪には、ダメージを考慮した選択が重要です。
明るめのカラーをしている場合は、コスメパーマや低温のデジタルパーマがおすすめです。
美容師とよく相談して、現在の髪の状態を正しく診断してもらいましょうね。
くせ毛の方
もともとくせのある髪質の方は、そのクセを活かしたパーマスタイルが可能です。
部分的にストレートパーマで整えつつ、毛先にカールをプラスする「ストカール」という選択肢もありますよ。
細くて柔らかい髪質の方
細毛や軟毛の方は、パーマがかかりやすい反面、取れやすいという特徴があります。
持ちを重視するならデジタルパーマ、自然な仕上がりを求めるならコールドパーマの中でも弱酸性の薬剤を使用したものがおすすめです。
太くて硬い髪質の方
剛毛の方はパーマがかかりにくいため、しっかりとした薬剤選定が必要です。
デジタルパーマなら温度調節により確実にカールを作ることができ、持続期間も期待できますよ。
ダメージを最小限に抑える5つのポイント
信頼できる美容師選び
パーマの仕上がりとダメージレベルは、美容師の技術力に大きく左右されます。
毛髪診断をしっかりと行い、適切な薬剤選定ができる経験豊富な美容師を選ぶことが最も重要ですよ。
事前のトリートメント
パーマをかける1〜2週間前から集中的なトリートメントケアを行うことで、髪の体力を向上させることができます。
美容室でのプロトリートメントも効果的ですね。
適切な薬剤選定
髪質や履歴に合わせた薬剤選定は、美容師の腕の見せ所です。
pH値や還元剤の種類、アルカリ度など、専門知識に基づいた選択が重要になります。
施術後の中和処理
パーマ後に髪に残留するアルカリを中和する処理を行うことで、継続的なダメージを防ぐことができます。
この工程を省略する美容室は避けた方が良いでしょう。
アフターケアの徹底
パーマ後24〜48時間は髪が不安定な状態にあります。
この期間のシャンプーや強い摩擦は避け、専用のケア製品でしっかりと保護しましょうね。
パーマ後の正しいヘアケア方法
シャンプー選びのコツ
パーマヘアには、アミノ酸系の優しい洗浄成分を配合したシャンプーがおすすめです。
硫酸系界面活性剤は洗浄力が強すぎるため、パーマの持続性にも影響を与える可能性があります。
トリートメントの効果的な使い方
週に2〜3回は、毛髪内部まで浸透するタイプのトリートメントで集中ケアを行いましょう。
特に毛先を中心に、しっかりと栄養を補給することが大切ですよ。
スタイリング時の注意点
パーマヘアのスタイリングは、濡れた髪にスタイリング剤をつけてから乾かすのが基本です。
ドライヤーを使う際は、ディフューザーを使用するかタオルドライで優しく水分を取り除きましょう。
よくある質問と回答
Q: パーマとカラーリング、どちらを先にすべき?
A: 基本的にはパーマを先に行い、1〜2週間後にカラーリングすることをおすすめします。
ただし、コスメパーマなら同時施術も可能な場合があるので、美容師に相談してみてくださいね。
Q: パーマが取れてきたら、すぐにかけ直しても大丈夫?
A: 髪の回復期間を考慮して、最低でも2ヶ月は間隔を空けることをおすすめします。
その間にトリートメントケアをしっかりと行い、髪の健康状態を整えましょう。
Q: 自宅でできるパーマヘアのダメージケア方法は?
A: 週に1〜2回のヘアパック、毎日の洗い流さないトリートメント使用、そして優しいブラッシングが効果的です。
紫外線対策も忘れずに行ってくださいね。
まとめ:理想のパーマスタイルを安全に楽しもう
パーマは確かに髪にダメージを与えますが、正しい知識と適切なケアがあれば、そのリスクを大幅に軽減することができます。
大切なのは、あなたの髪質や理想のスタイルに合わせて最適なパーマの種類を選択することです。
コスメパーマなら最小限のダメージで自然なウェーブを、デジタルパーマなら持続性の高いしっかりとしたカールを楽しむことができますよ。
美容師との十分なカウンセリングを通じて、あなたにぴったりのパーマを見つけてくださいね。
適切なアフターケアを続けることで、美しいパーマスタイルを長く楽しむことができるはずです。
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