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シャンプーについて
無添加シャンプーとは?定義から選び方まで完全解説!
What is Additive-free shampoo?
無添加は絶対安心という訳では無いので注意して下さいね
無添加シャンプーとは?基本的な定義を詳しく解説
無添加シャンプーとは、頭皮や髪に刺激を与える可能性がある特定の成分を配合していないシャンプーのことです。
ただし、「無添加」という表示には法的な統一基準が存在しないため、メーカーによって無添加の定義が大きく異なるのが現状なんです。
そのため、同じ「無添加シャンプー」という名前でも、実際に除かれている成分や配合されている成分は商品によって全く違うということを理解しておくことが重要ですよ。
無添加シャンプーの一般的な定義
現在、多くのメーカーが無添加シャンプーとして販売している商品は、主に以下の成分を含まないものを指しています。
石油系合成界面活性剤、パラベン(防腐剤)、合成香料、合成着色料、鉱物油、そして旧指定成分と呼ばれる約103種類の成分です。
これらの成分は、敏感肌の方や頭皮トラブルを抱えている方にとって刺激となる可能性があるため、除去されているんですよ。
「完全無添加」は実際には存在しない
実は、完全に添加物を使用していないシャンプーというものは、ほとんど存在しません。
なぜなら、シャンプーとして機能するためには何らかの洗浄成分や保存料が必要で、これらも広い意味では「添加物」に含まれるからです。
そのため、無添加シャンプーを選ぶ際は、「どの成分が無添加なのか」を具体的に確認することが大切なんです。
無添加シャンプーの歴史と旧指定成分について
無添加シャンプーを理解するためには、旧指定成分制度について知っておく必要があります。
この制度は現在の無添加表示の基準となっているからです。
旧指定成分制度の背景
1980年に厚生労働省が制定した旧指定成分制度では、アレルギーや皮膚トラブルを引き起こす可能性がある103種類の成分について、化粧品に使用した場合の表示義務が定められていました。
この制度は2001年まで続き、消費者が安全な化粧品を選ぶための重要な指標となっていたんです。
全成分表示制度への移行
2001年からは全成分表示制度に変わり、化粧品に配合されているすべての成分を表示することが義務付けられました。
これにより、消費者はより詳細な成分情報を知ることができるようになりましたが、同時に成分の安全性を自分で判断する必要も生まれたんですよ。
現在の無添加表示との関係
現在多くのメーカーが「無添加」と表示する際の基準として、この旧指定成分を使用していないことを挙げています。
ただし、旧指定成分に指定されていなくても、人によっては刺激となる成分も存在するため、無添加表示だけで安心するのは危険な場合もあるんです。
無添加シャンプーに含まれない主な成分と理由
無添加シャンプーから除かれることが多い成分について、それぞれの特徴と除去される理由を詳しく見てみましょう。
石油系合成界面活性剤
ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムなどの石油系合成界面活性剤は、強力な洗浄力を持つ反面、頭皮への刺激が強いとされています。
これらの成分は皮脂を過度に除去してしまい、頭皮の乾燥や炎症を引き起こす可能性があるため、無添加シャンプーでは避けられることが多いんです。
代わりにアミノ酸系やベタイン系の洗浄成分が使用され、マイルドな洗浄力で頭皮を優しく洗い上げますよ。
パラベン(防腐剤)
メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベンなどのパラベン系防腐剤は、化粧品の保存性を高める効果がありますが、一部の人にアレルギー反応を起こす可能性があります。
無添加シャンプーでは、これらの代わりにローズマリー葉エキスやトコフェロールなどの天然由来の防腐剤が使用されることが多いんです。
合成香料・合成着色料
人工的に作られた香料や着色料も、敏感肌の方には刺激となる可能性があります。
無添加シャンプーでは、これらの代わりに精油や天然色素を使用したり、あえて無香料・無着色にしたりして、肌への負担を軽減しているんですよ。
鉱物油
石油から精製される鉱物油は、毛穴を詰まらせる可能性があるとして、無添加シャンプーでは避けられることが多い成分です。
代わりに植物由来のオイルが使用され、髪と頭皮により自然な潤いを与える設計になっています。
無添加シャンプーのメリットとデメリットを徹底比較
無添加シャンプーには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
正しい選択をするために、両面をしっかりと理解しておきましょう。
無添加シャンプーの主なメリット
最大のメリットは、頭皮への刺激が少ないことです。
敏感肌や乾燥肌の方、アトピー性皮膚炎の方でも安心して使用できる場合が多く、頭皮トラブルの改善効果も期待できるんです。
また、化学的な成分による髪へのダメージが少ないため、髪本来の健康状態を回復させる効果もあります。
さらに、子どもから大人まで家族全員で使用でき、長期的に見ても安全性が高いという点も魅力的ですね。
無添加シャンプーのデメリット
一方で、洗浄力がマイルドすぎるため、スタイリング剤や皮脂汚れが一度で完全に落ちない場合があります。
特に整髪料を多く使用する方や、皮脂分泌が多い方は、二度洗いが必要になることもあるんです。
また、泡立ちが控えめで、慣れるまで洗い心地に物足りなさを感じる可能性があります。
価格面でも一般的なシャンプーより高価な傾向があり、継続使用にコストがかかることもデメリットの一つといえるでしょう。
成分表示の正しい読み方と選び方のポイント
無添加シャンプーを正しく選ぶためには、成分表示を読み解く知識が必要です。
成分表示の基本ルール
化粧品の成分表示は、配合量の多い順に記載されています。
そのため、表示の上位にある成分ほど多く配合されており、シャンプーの性質に大きく影響するんです。
特に最初の5〜6成分は、そのシャンプーの基本的な性格を決める重要な要素ですよ。
避けたい成分のチェックポイント
無添加シャンプーを選ぶ際は、以下の成分が含まれていないかをチェックしましょう。
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムなどの石油系界面活性剤、メチルパラベンなどのパラベン系防腐剤、合成香料(「香料」と表示)、合成着色料(赤色○号、青色○号など)です。
これらの成分が上位に記載されている場合は、無添加シャンプーとは言えない可能性が高いんです。
良質な成分の見分け方
反対に、アミノ酸系洗浄成分(ココイルグルタミン酸、ラウロイルメチルアラニンなど)、ベタイン系洗浄成分(コカミドプロピルベタインなど)、天然由来の保湿成分(ヒアルロン酸、コラーゲン、植物エキスなど)が含まれているものは、髪と頭皮に優しい設計になっている可能性が高いですよ。
髪質・頭皮タイプ別の無添加シャンプーの選び方
効果的な無添加シャンプーを選ぶためには、ご自身の髪質や頭皮の状態に合ったものを選ぶことが重要です。
乾燥肌・敏感肌タイプの選び方
乾燥しやすい頭皮には、保湿成分が豊富に配合された無添加シャンプーがおすすめです。
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分や、アロエベラエキス、カミツレ花エキスなどの植物由来保湿成分が含まれているものを選びましょう。
洗浄成分は特にマイルドなアミノ酸系がおすすめで、頭皮の潤いを保ちながら優しく洗い上げてくれますよ。
脂性肌タイプの選び方
皮脂分泌が多い方には、適度な洗浄力を持ちながらも刺激の少ない無添加シャンプーを選びましょう。
クレイ成分やローズマリー葉エキス、ティーツリー葉油などの皮脂コントロール効果のある天然成分が配合されたものが効果的です。
ただし、洗いすぎると逆に皮脂分泌が増加する可能性があるため、マイルドな洗浄成分をベースとしたものを選ぶことが大切なんです。
ダメージヘアタイプの選び方
カラーやパーマでダメージを受けた髪には、補修成分が豊富な無添加シャンプーが適しています。
加水分解ケラチン、加水分解シルク、ヘマチンなどの毛髪補修成分が配合されているものを選びましょう。
また、γ-ドコサラクトンのような熱反応型の補修成分が含まれているものは、ドライヤーの熱を利用して髪を補修する効果が期待できますよ。
無添加シャンプーに関するよくある誤解と真実
「無添加=完全に安全」という誤解
無添加シャンプーだからといって、すべての人に安全とは限りません。
天然由来の成分でも、個人の体質によってはアレルギー反応を起こす可能性があります。
特に植物エキスに敏感な方は、使用前にパッチテストを行うことをおすすめしますよ。
「無添加=効果が劣る」という誤解
無添加シャンプーは洗浄力や効果が劣るという誤解もありますが、実際には技術の進歩により、優れた洗浄力と頭皮ケア効果を両立した製品も多く存在します。
適切に選べば、一般的なシャンプー以上の効果を実感できる場合も多いんです。
「天然成分100%=無添加」という誤解
天然成分100%のシャンプーと無添加シャンプーは必ずしも同じではありません。
天然成分でも、人によっては刺激となる場合があるため、成分表示をしっかり確認することが重要ですよ。
無添加シャンプーとは、単純に「何かが入っていない」シャンプーではなく、「髪と頭皮の健康を考えて、刺激的な成分を除去したシャンプー」なんです。
正しい知識を持って選択することで、あなたの髪と頭皮にとって最適なヘアケアアイテムを見つけることができるでしょう。
まずは自分の髪質や頭皮の状態を理解し、成分表示をしっかりチェックして、あなたにぴったりの無添加シャンプーを見つけてみませんか?
健康的で美しい髪を手に入れるための第一歩として、無添加シャンプーの正しい理解から始めましょう。
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