- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 美髪の秘訣
- >
- トリートメントについて
- >
- オーガニックヘアトリートメントとは?認証・選び方・使い方をやさしく解説
本ページはプロモーションが含まれています
トリートメントについて
オーガニックヘアトリートメントとは?認証・選び方・使い方をやさしく解説
It is used by international celebrities. What is Organic Hair Treatment?
オーガニックの基礎
「オーガニックヘアトリートメント」とは、有機栽培で育てた植物由来の原料を軸にしたトリートメントの考え方です。
ただし日本には、化粧品における「オーガニック」の法的な定義や公的認証はありません。
食品の有機JASは化粧品に適用されないため、表示には幅が生まれます。
だからこそ「どの基準で“オーガニックらしさ”を担保するか」を確認することが大切ですよ。
世界の代表的な認証とラベルの意味
世界では、第三者認証が“らしさ”の目安になります。
COSMOS ORGANICは、製品中の「物理加工された農産原料の95%以上がオーガニック」で、配合全体のオーガニック成分が20%以上といった閾値を設けています。
洗い流すタイプは10%以上という扱いで、ヘアトリートメントのようなリンスオフ製品でも現実的に評価できる設計です。
一方COSMOS NATURALは“自然由来の原料を使用”の認証で、オーガニック含有量の表示は必要ですが、オーガニック閾値の基準は別枠です。
NATRUEなど他の認証もあり、等級や計算方法が少しずつ異なるため、ロゴの意味を知って選ぶと安心です。
オーガニック“らしさ”を見極めるチェック
まずはパッケージの認証ロゴを確認します。
COSMOSやNATRUE、国内ではJONAやJOCAなど、誰が何を基準に審査しているかが鍵です。
次に、ISO 16128に基づく「自然由来指数」「オーガニック由来指数」の表記があるかを見ます。
指数は“どのくらい天然・有機由来が含まれるか”の目安で、国内でも案内が広がっています。
最後に、成分表の主役がどの油脂・エキスかをチェックします。
植物油や植物エステル、ハーブエキスの由来や抽出溶媒の情報が開示されていると、選ぶ基準がクリアになります。
髪質・目的別の選び方
細毛・軟毛でボリュームが落ちやすい人は、軽い使用感のオーガニックミストやミルクが向きます。
植物由来の保湿を中心に、塗布量は少なめから始めましょう。
多毛・広がりやすい人は、ホホバやアルガンなどの軽めオイルや、乳化ミルクで水分と油分をバランスよく補うとまとまりが出ます。
くせ毛や乾燥毛は、バター系やリッチなオイルを「毛先だけ」に少量ずつ重ねると、にじむようなツヤが出ます。
ブリーチ毛やハイダメージは、アウトバスの前にインバスでの集中マスクを挟み、オイル+ミルクの二層で“内側のうるおい+表面のなめらかさ”を両立させましょう。
タイプ別(オイル/ミルク/ミスト)の相性
オイルは保護膜を作りやすく、広がり・パサつきに強いです。
ミルクは水分と油分の乗りが均一で、日常の使いやすさが抜群です。
ミストは最軽量で、寝ぐせ直しや紫外線対策前の下地にぴったりです。
迷ったら「細毛はミストor軽いミルク」「多毛・くせ毛はミルクor軽めオイル」から少量スタートが安全です。
使い方のコツ
インバスでは、シャンプー後に水気をしっかり切り、毛先→中間へ均一に。
粗めコームでならすと塗布ムラを防げます。
アウトバスでは、タオルドライ後に手のひらで伸ばし、毛先から点置きして手ぐしでなじませます。
根元や地肌は避け、ドライヤーは中温で根元から素早く。
最後に冷風でキューティクルを落ち着かせると、自然なツヤが続きます。
香りが強い製品は「手首に1プッシュ→手ぐしで毛先へ移す」と控えめに仕上がります。
よくある誤解と注意点
「オーガニック=必ず低刺激」とは限りません。
精油や樹脂系の香料は、人によっては刺激やアレルギーの原因になることがあります。
EUでは表示対象の香料アレルゲンが拡大されるなど、香り成分の扱いはアップデートが続いています。
日本でもパッチテストや使用量の見直しが推奨されているため、初めての製品は少量から始め、異常があれば中止しましょう。
また、日本では化粧品の「オーガニック」の法定基準がないため、言葉だけで判断せず、認証ロゴや指数、原料の出どころで“自分の基準”を持つことが大切です。
ケース別ミニレシピ
朝の広がりが気になる。
→ミストで湿らせてからミルクを米粒大、毛先中心に。
手ぐしで整えて低温ブロー。
前髪がぺたんとする。
→ミストを手に1プッシュして手ぐしで毛先だけに移す。
根元は熱でふわっと持ち上げる。
ブリーチ毛のぱさつき。
→インバスで集中マスクを短時間。
アウトバスはミルク少量→毛先だけオイルでフチ取り。
香りが強いのが苦手。
→無香タイプのベースに、香り付きは外出直前に毛先へ“点付け”。
衣類へは直接つけない。
FAQ
Q: 認証ロゴが無い国産オーガニックは信頼できる?
任意認証なので、ロゴが無くても良い製品はあります。
ただし日本は法的定義が無いため、認証かISO指数、原料開示のいずれかで裏付けがあると安心です。
Q: カラーの退色やパーマの持ちに影響は?
オーガニックかどうかより、洗浄力や放置時間、熱の当て方のほうが影響します。
目安時間を守り、ぬるめのすすぎと中温ドライにしましょう。
Q: シリコーンは“オーガニックに反する”?
認証基準によって扱いが異なります。
「天然/有機の比率を重視」する枠組みもあれば、「合成不使用」に重心を置く枠組みもあります。
自分の価値観に合う基準で選びましょう。
Q: 妊娠中や香りが苦手でも選べる?
無香〜微香タイプや、香料の少ない処方を。
体調が揺らぐ時期は、放置時間を短めにして少量から試しましょう。
Q: リンスオフ(洗い流すタイプ)で“オーガニック%”が低いのはNG?
COSMOSではリンスオフ製品のオーガニック含有の下限を別に定めています。
洗い流す設計上、全体比率が低く見えるのは自然で、規格内なら問題ありません。
まとめ
オーガニックヘアトリートメントは「気持ちよく続けられる処方を選ぶための考え方」です。
日本は法的定義がないからこそ、認証ロゴやISO指数、原料の開示を味方に、あなたの基準で選ぶことが大切です。
髪質や生活リズムに合わせて、軽さと保護のバランスを微調整。
今日から“少量をていねいに”“根元は避けて毛先中心”“中温ドライで仕上げる”。
この3つを合言葉に、気持ちよく続くケアでツヤを積み上げていきましょう。
おすすめのアイテム オルナ オーガニック ヘアオイル

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
美髪の秘訣
美髪の秘訣