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切れ毛の原因と対策
枝毛・切れ毛は切るしかない?切らないで整えるコツと予防の正解
Is there a way to cut split ends and cut ends?
枝毛・切れ毛はなぜ起こる?
髪は毛先ほどキューティクルが薄くなり、摩擦や熱に弱くなります。
枝毛は毛軸に沿って縦に裂けた状態、切れ毛は横に切れた状態を指します。
カラーやブリーチ、高温でのアイロン、強い引っぱりや乾いた状態でのブラッシングが重なると発生しやすくなります。
特にブリーチ後は内部の結合が弱く、割れやすさが高まります。
小さな傷みが積み重なり、ある日一気に目立つのが特徴です。
ブリーチや乾いた摩擦が強い理由
乾いた髪は水分の潤滑がなく、摩擦係数が上がります。
絡まりをほどかずに引っぱると、毛先の弱い部分から裂け目が進みます。
ブリーチは髪内部の構造を変化させ、割れの起点ができやすくなります。
だからこそ、力をかけない扱いと薬剤頻度の見直しが鍵になるのです。
切らないで整える道はある?
結論から言うと、枝毛や切れ毛を「元通りに治す」ことはできません。
ただし、切らずにその場を整え、裂け目を一時的に封じ、進行を遅らせる方法はあります。
ここでは状況別に、今日からできる手順をまとめます。
応急:その場で落ち着かせる手当て
外出先で毛先がほわっと広がる時は、手のひらで少量のヘアオイルやバームを温め、毛先だけに薄くなじませます。
指先で“ねじって面をそろえる”イメージで整えると、毛羽立ちが目立ちにくくなります。
ブラシは目の粗いタイプを使い、毛先から少しずつほどいていきましょう。
静電気が起きにくい木製やコームも味方です。
濡れた状態では強くとかさず、手ぐしで方向をそろえるだけにします。
封じる:セミパーマネントの考え方
枝の分かれ目は切らなくても、皮膜で“合わせ”て見た目をなめらかにできます。
たとえばカチオン系とアニオン系のポリマーが組み合わさる処方は、髪表面に密着して裂け目を一時的に閉じる働きがあります。
洗うたびに薄れていくため恒久的ではありませんが、数回の洗浄にも耐えるタイプもあります。
洗い流すトリートメントで土台を整えたあと、ミルクやセラムなどのアウトバスを毛先中心に重ねると、封じ効果が高まりやすいですよ。
魅せ方:スタイリングで目立たせない
ボリュームを根元で作り、毛先の“軽さ”を活かすと枝毛は目立ちにくくなります。
ドライ後に冷風で面を整え、軽いミストやミルクで“面の反射”をそろえます。
巻きすぎは傷みの元なので、温度はできる限り低く、短時間で離すのが基本です。
毛先にだけ薄くバームをのせ、光を均一に返すと白っぽい裂け目が見えにくくなります。
悪化させないための習慣リセット
洗う・ほどく・乾かすの最適化
シャンプー前に指で絡まりをほどき、ぬるま湯でしっかり予洗いします。
シャンプーは手で泡立て、頭皮は指の腹でやさしく、毛先は泡を通すだけにします。
タオルは押しあてるだけで水分をとり、こすらないことが鉄則です。
ドライヤーは根元から、距離をとって動かしながら乾かし、最後は冷風で面を整えましょう。
熱・紫外線・就寝時の守り方
アイロンは低めの温度設定と短時間で、同じ場所に当て続けないようにします。
ヒートプロテクトを事前になじませ、完全に湿った髪には当てません。
外では帽子やUVスプレーで分け目と毛先を守ります。
就寝時は髪をゆるくまとめ、摩擦の少ない枕カバーやナイトキャップを使うと、毎日の小さな傷みを減らせます。
カラー・パーマとの付き合い方
頻度は担当美容師と計画し、連続する強い施術は避けます。
リタッチ中心の運用や、明度差を活かすデザインにするなど、毛先の薬剤負担を減らす工夫を取り入れましょう。
施術前後は集中トリートメントで“割れの起点”を作らないのがコツです。
サロンでできる“切らない系”メニューの使い分け
内部補修と表面整えを組み合わせるトリートメントは、手触りと見た目の改善に有効です。
酸熱やボンド系など熱を活用するメニューは、面を整えるのに役立つ一方で、温度や回数管理が重要です。
「切らないで完全修復」はできないため、目的はあくまで封じて整え、次のカットまで快適に過ごすための延命と考えましょう。
仕上げのホームケアまで含めて提案してくれるサロンを選ぶと続けやすいですよ。
よくある質問
Q: 切らずに直せますか?
完全に元通りにはできません。
ただし皮膜で裂け目を合わせて一時的に滑らかにし、見た目と手触りを改善することは可能です。
Q: 家で応急処置するなら何を先に?
毛先のみ少量のミルクやオイルで面をそろえ、目の粗いコームで毛先からほどきます。
外にいる時は手のひらの体温で薄く伸ばしてからなじませると、つけすぎを防げます。
Q: アイロンは何℃まで?乾き具合は?
より低温で短時間が基本です。
完全に濡れた髪には当てず、ほぼ乾いた状態でプロテクト剤を先に使いましょう。
Q: セミパーマネント“メンディング”はどれくらい持つ?
製品や使い方で差がありますが、洗浄をまたいで持続するタイプもあります。
ただし恒久ではなく、定期的なケアの継続が必要です。
Q: ブリーチ中だけでも悪化を抑えるコツは?
事前の絡まり除去、塗布のテンションを弱く、放置タイムと処理の見直し、施術間隔の確保が大切です。
施術後の集中補修とホームケアまでセットで考えましょう。
まとめ
枝毛や切れ毛は、力や熱や薬剤が重なって進みます。
切らずにできるのは、応急で落ち着かせ、裂け目を一時的に封じ、これ以上悪化させない習慣を積み上げることです。
次のカットまで快適に過ごすための時間を、今日の小さなケアで稼いでいきましょう。
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