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パサパサ髪の原因と対策
朝の絡まりゼロへ。寝る前5分と“ゆるい眠り方”でほどける髪に
When you wake up in the morning, your hair is entangled How do you sleep?
朝の絡まりはなぜ起こる?
私たちは眠っている間に何度も体勢を変えています。
そのたびに髪は枕や寝具にこすれ髪同士もすれ合い摩擦が増えます。
摩擦が続くとキューティクルの段差に引っかかりが生まれ絡まりやすくなります。
濡れた髪は特に弱く伸びやすく切れやすいので就寝中のこすれに耐えにくいのです。
だからこそ寝る前の準備と眠り方で摩擦と引っぱりを減らすことが重要になります。
寝る前の下ごしらえ(5分で完了)
1.タオルは「包む」だけにする
こすらずタオルで挟んで水気を吸わせます。
ゴシゴシ拭きは表面を荒らし絡まりの種になります。
2.リーブインで滑りの土台を作る
ミルクや軽いオイルを手のひらでよく広げ毛先中心にごく薄くなじませます。
繊維間の摩擦を下げてコーミング時の力を小さくできます。
3.ワイドコームで毛先からとかす
根元から一気に通さず毛先の軽い引っかかりからほどきます。
濡れ髪はワイドコーム優先細かいブラシは仕上げだけにします。
4.根元から素早く乾かし最後は冷風
根元を起こすように温風で乾かし表面をなでるように冷風で面を整えます。
自然乾燥は膨潤時間が長くなるので避けましょう。
5.寝る前の“ゆる結び”で髪をまとめる
耳より下でゆるい三つ編みか低めのゆるポニーにします。
跡がつきにくいシュシュを使い指1本が入る緩さを目安にしましょう。
眠り方で変わる:枕・キャップ・まとめ髪
シルクやサテンの枕カバーを試す
表面がなめらかな素材は髪が滑りやすく摩擦による絡まりとフリズを減らしやすいです。
ただし万能ではないので下ごしらえと併用するのが現実的です。
ナイトキャップは「サイズと締め付け」を最優先
深さに余裕があるタイプを選び生え際が痛くなるほど締め付けないことが条件です。
寝返りでずれやすい人は顎ひも無しのゴム口ゆるめを選びましょう。
ゆるい三つ編みやパイナップルで面を保つ
ロングやカールはゆる三つ編みや高めのゆるまとめで毛流れを固定すると面が乱れにくくなります。
きついまとめは引っぱりの原因になるので避けます。
髪質別ナイトルーティン
細髪・軟毛
重さが出やすいのでリーブインはミスト中心にして1〜2プッシュのみ使います。
ゆる三つ編みは太めに編み寝跡を防ぎます。
シルク枕で余計な摩擦を避けると翌朝のからみが減ります。
硬毛・多毛
ミルク→オイルの順でごく薄く重ね滑りを強化します。
低めのゆる三つ編みか2本のツインにして面を広く保ちます。
ナイトキャップで収まりを足すと広がりを抑えやすいです。
くせ毛・カール
水分入れ過ぎはうねり戻りの原因になるのでリーブインは少なめにします。
高い位置のゆるまとめ(パイナップル)でカールのつぶれを防ぎます。
寝具はシルク枕かスカーフで髪の表面を守ります。
ブリーチ毛・高ダメージ毛
親水化しやすいので必ず完全乾燥にします。
補修系ミルクを薄くなじませワイドコームで無理なくほどきます。
ナイトキャップで摩擦を減らし朝のリセットを軽くしましょう。
朝のリカバリー(3分で整える)
1.ミスト1吹きで面をならす
全体を濡らさず表面にだけ軽くミストをのせ手ぐしで毛流れを整えます。
2.オイルを米粒大だけ点づけ
前髪や表面の浮きにだけ指先でなでます。
付け過ぎは重さとベタつきの原因になるので少量厳守です。
3.冷風で表面を締める
面を手でなでながら冷風を当てて形を固定します。
ブラシは最後に軽く通す程度で十分です。
やりがちNGと置き換え
濡れたまま寝るのはNGです。
正解は必ず根元から乾かし最後を冷風で締めることです。
強くきつい結びで一晩過ごすのはNGです。
正解は指1本が入るゆる結びかゆる三つ編みです。
タオルでゴシゴシ拭くのはNGです。
正解は包んで水気を吸わせるだけにします。
朝に根元から強ブラッシングはNGです。
正解はミスト→毛先からコーム→冷風で面ならしです。
よくある質問
Q: シルク枕に替えれば絡まりはなくなりますか?
摩擦は減りますがゼロにはなりません。
就寝前のリーブインと完全乾燥のほうが効果が大きく枕は“後押し”と考えるのが現実的です。
Q: どれくらいの緩さで結べば安全ですか?
痛みや引っぱり感がないことが最低条件です。
指1本が楽に入る緩さとシュシュなど幅広ゴムを目安にしましょう。
Q: どうしても濡れたまま寝る日は?
本来は避けたいですがやむを得ない日は水気をさらに取りリーブインを薄くなじませシルク枕やスカーフで摩擦を減らします。
翌朝は早めに乾かしてリセットしましょう。
Q: こどもの髪が毎朝からみます
寝る前にミルクを米粒大だけ毛先に塗りワイドコームで毛先からとかします。
ゆるい三つ編みとシルク枕を組み合わせると楽になります。
Q: 朝はブラシとコームどっちが先ですか?
コームで毛先からほどいてから柔らかいブラシで面を整えます。
逆にすると引っかかりを悪化させやすいです。
まとめ
寝返りによる摩擦は避けられませんが準備と眠り方で“負担の総量”は確実に減らせます。
濡れ寝をやめることと滑りの土台を作ることそして引っぱらないゆるいまとめ方を続けていきましょう。
明日の指通りは今夜の5分で変えられます。
おすすめのアイテム [COCOSILK] シルク ナイトキャップ
出来れば枕カバーやシーツも、シルク素材に変えるとさらに効果を期待出来ます。
このように、寝ている間に髪を傷めてしまっている可能性があるので、これらの対策方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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