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天然パーマとヘアオイルは相性どう?髪質別の選び方と正しい使い方をやさしく解説
Natural perm is outstandingly compatible with hair oil!
天然パーマとヘアオイルの相性を決めるもの
「天然パーマにはオイルが合う」と聞くけれど、全員に同じように効くわけではありません。
相性は、髪の太さや量、ダメージでできる多孔性、そして仕上がりの好みによって変わります。
まずは自分の髪が「水分を含みやすいか」「乾きやすいか」「根元がふくらみやすいか」を観察しましょう。
湿気の多い日は広がりやすく、乾燥する日はパサつきやすいので、オイルの重さと量を日によって調整するのがコツです。
髪質・毛量・多孔性の考え方
細い髪や猫っ毛は重さに弱く、オイルが多いとペタンとしやすいです。
一方で太くて多い髪は、しっとり感が足りないと広がります。
ブリーチやカラーで傷んだ髪は多孔性が高く、水分が出入りしやすいので、表面を守る油膜が役立ちます。
ただし、低い多孔性の髪は油が内部に入りにくく、合わないオイルだと乾いた感じが出ることもあります。
この見極めが、相性の第一歩です。
オイルの基本機能(浸透・保護・潤滑)
一部のオイルは髪の内部に浸透しやすく、摩擦ダメージの軽減に役立つとされています。
一方で、多くのヘアオイルは髪表面をなめらかにし、湿気からのふくらみを抑え、ツヤを与えるのが主な働きです。
仕上がりは「どれだけ中に入るか」と「どれだけ表面に残るか」のバランスで決まります。
浸透性と表面保護、どちらが自分の髪に合うかを体感で確かめましょう。
髪質別の選び方
選び方は「重さ」と「成分」をセットで考えると迷いにくいです。
日によって仕上がりを変えたい人は、軽めとしっとりの2本を使い分けると安定します。
細い・柔らかい髪に向く軽い処方
軽いテクスチャーのオイル、または軽量なシリコーンを含むサラサラ系が向きます。
毛先から少量で始め、足りなければ1滴ずつ足します。
重い植物油を多くすると根元がつぶれやすいので、基本は中間〜毛先だけに薄くのせましょう。
硬い・多い髪に向くしっとり処方
太く多い髪や広がりやすい髪は、しっとり系やリッチなオイルが収まりを助けます。
表面に残る油膜が湿気の影響を和らげ、手触りも落ち着きます。
毛量が多い場合は、セクションを分けて均一に行き渡らせるとムラが出ません。
前髪・顔まわりのオイルは薄く
顔まわりは皮脂が混ざってテカりやすいので、手に残った少量をなでる程度で十分です。
前髪はつけすぎると割れやすくなるため、基本はミルクで整えてから、必要ならオイルを一滴だけ重ねます。
正しい使い方(失敗しない塗布順と量)
順番と量を決めるだけで、仕上がりのムラはぐっと減ります。
毎回の手数を同じにして、結果を比べると自分の適量が見つかります。
タオルドライ後の基本ステップ
1.タオルドライで水気をしっかり取ります。
2.手のひらに少量を広げ、両手と指の間まで薄くのばします。
3.中間→毛先の順で手ぐし塗布、表面は最後に手に残った分をなじませます。
4.コームで均一にとかしてからドライヤーで乾かします。
5.仕上げに手のひらに1滴だけ取り、毛先のパサつく部分をなでて整えます。
この「濡れ髪→中間から→コーミング→ドライ→仕上げに薄く」が失敗しない基本です。
湿気が強い日のレイヤリング
湿気の日はミルクやクリームで水分を抱え込み、その上にオイルでふたをする二層仕上げが有効です。
広がりやすい表面やハチ周りは、手のひらで押さえながら冷風で固定すると長持ちします。
まとまりが足りなければ、最後にごく薄くバームを指先で重ねます。
ベタついた時のリカバリー
つけすぎたら、ドライヤーの温風を遠ざけて当て、オイルを均一に広げます。
それでも重い時は、やわらかいタオルで軽く押さえて余分をオフし、表面に冷風を当てて落ち着かせましょう。
次回は手のひらで「透明の薄膜」になるまでよくのばしてから塗布すると失敗が減ります。
それでも合わない時の選択肢
「重くなる」「乾く感じがする」「広がりが収まらない」と感じたら、道具を変えるサインです。
同じゴールでも、手段はいくつもあります。
バーム・ミルク・シリコーンセラム
まとまり重視なら、体温で溶けるバームが表面を均一に整えます。
指通り重視なら、シリコーンを含む軽いセラムが摩擦を減らし、パサつきを感じにくくしてくれます。
ふんわり感を残したい人は、ミルクで保湿してから必要な部分だけオイルやバームを薄く重ねるのが安全です。
プレウォッシュという裏ワザ
シャンプー前に少量のオイルをなじませて数分置き、コーミングしてから洗うと、洗髪時の摩擦を減らせます。
ダメージ毛や絡みやすい人は、週に1〜2回のプレウォッシュを試す価値があります。
仕上がりが重くなりやすい人は、流し残しがないようシャンプーを丁寧に行いましょう。
まとめ
天然パーマとヘアオイルの相性は、髪質と多孔性、そして目的で変わります。
濡れ髪の中間から少量を均一に、日によって重さを調整し、湿気の日はミルクやバームで補助するのが安定ルートです。
合わないと感じたら無理に続けず、道具や塗布順を替えてみましょう。
あなたの髪に合う手順が見つかれば、ツヤと扱いやすさは毎日続きます。
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