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くせ毛の原因と対策
癖毛のヘアケア方法ぜんぶ見せ!今日から変わる洗い方・乾かし方・湿気対策
Hair care methods for unruly_hair
くせ毛の基本を知る
くせ毛は髪の内部構造や毛根の形、生活環境が重なって起こる性質です。
完全に「直す」よりも「整えて扱いやすくする」という考え方が現実的ですよ。
断面・コルテックス・毛根の関係
髪の内部には性質が違うコルテックス細胞があり、分布の偏りが大きいほどうねりが出やすくなります。
また髪の断面が楕円に近いほど、波打ちが出やすい傾向があります。
毛根の向きやカーブも関わるため、先天的なくせに加えて、年齢やダメージで後天的なくせが強まることもあります。
「直らない」を「整えて扱う」へ
髪の形は毛根で作られるため、完全な直毛化は難しいです。
でも、日々のケアで水分と油分の出入りを整え、根元の方向をそろえれば、見え方と扱いやすさは大きく変わります。
毎日の小さな積み重ねが、翌朝の時短とツヤにつながります。
今日からできるヘアケア方法
基本は「洗う」「守る」「乾かす」をていねいに行い、週のどこかで集中ケアを足すことです。
順番がそろえば、くせ毛はぐっとコントロールしやすくなります。
洗い方(予洗い/やさしく洗う)
シャンプー前に1〜2分の予洗いで、頭皮の汚れをお湯で浮かせます。
シャンプーは手で軽く泡立ててから、指の腹で地肌をやさしく動かします。
毛先は泡をなじませるだけにして、こすり過ぎを避けましょう。
熱すぎるお湯は乾燥の原因になるので、ぬるめが安心です。
コンディショナーと週ケア
コンディショナーは中間〜毛先に集中し、粗めのコームで均一に行き渡らせます。
毎日重くなりがちな人は、インバストリートメントやマスクを週2〜3回の集中ケアとして使い分けましょう。
髪がからみやすい人は、洗い流す前に手ぐしで通りを確認するとムラが減ります。
タオルドライと根元からの乾かし方
タオルは「押し当てる→水分を挟み取る」を意識し、ゴシゴシ摩擦はしません。
乾かすときは**必ず根元から**行い、分け目と表面の根元を持ち上げながら風を上から下へ当てます。
髪は乾くときの形を記憶しやすいので、根元の向きがそろうだけで、翌朝のうねりが減ります。
仕上げは冷風で表面を閉じ、浮きを落ち着かせます。
洗い流さないトリートメントの活用
タオルドライ後、ミルクやクリームで水分を足し、必要に応じてオイルを薄く重ねて封止します。
細毛・軟毛は軽いミルクを1〜2プッシュ、硬毛・多毛や乾燥毛はクリームやミルクを2〜3プッシュから始めましょう。
オイルは手のひら全体に伸ばしてから毛先のみへ。
根元には直接つけないのがコツです。
朝のスタイリング術
夜のベースづくりができていると、朝は「向きを整えて固定」するだけで仕上がります。
湿気が強い日は順番を工夫して崩れにくくしましょう。
根元リセット→冷風で固定
寝ぐせが気になる場所は、根元だけ霧吹きで軽く湿らせ、ドライヤーで根元の向きを揃えます。
ブラシや手ぐしで形を作ったら、最後に冷風で表面をならして固定します。
前髪は少量ずつ、根元から持ち上げると長持ちします。
湿気の日の順番とアイテム選び
湿気の日は、まず根元をふんわり乾かしてから、表面に薄くミルクやオイルをのせて膜を作ります。
クリームやバームなど保湿力の高いテクスチャーは、広がりやすい髪に有効です。
触り過ぎは崩れの原因なので、外出後は手ぐしを最小限にしましょう。
髪質・履歴別のコツ
同じ量でも仕上がりは髪質で変わります。
スタート量を決めて、鏡で光り方と動きを見ながら微調整しましょう。
細毛・軟毛/硬毛・多毛/ブリーチ毛
細毛・軟毛は軽いミルクを少量、毛先だけに。
オイルは1滴から試し、足りなければ1滴ずつ追加します。
硬毛・多毛はクリームやミルクをしっかりめに塗布し、最後にオイルを薄く重ねてツヤを出します。
ブリーチ毛は水分の出入りが不安定なので、ミルク→オイルの順で薄く重ねると均一になります。
いずれもドライは根元優先、仕上げは冷風が合言葉です。
やってはいけないこと
自然乾燥や、濡れたまま寝るのは避けましょう。
濡れている髪はキューティクルが開いていて、形が崩れやすく摩擦で傷みやすいからです。
高温アイロンの連発や同じ部分への長時間当ては、ダメージと広がりのもとです。
紫外線や過度なブラッシングも乾燥の原因になるので、外出時はUV対策を足しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 濡れたまま寝るとくせ毛は悪化しますか?
はい。
形がついたまま乾き、摩擦ダメージも増えるため、うねりとパサつきが出やすくなります。
必ず完全ドライにしてから就寝しましょう。
Q: 朝だけうねりが強い時の最短手順は?
根元だけ霧吹きで湿らせて方向を作り、温風→冷風で固定します。
必要なら表面にミルクやバームを薄くなじませて、触り過ぎないことがコツです。
Q: 片側だけはねるのを直すコツは?
はねる側の根元を持ち上げるように乾かし、毛先は引っ張り過ぎないこと。
左右で同じ工程にそろえると安定します。
Q: ブリーチ毛のくせと広がり、何から直す?
まずは保湿系ミルクで水分を整え、次にオイルで薄く封止します。
高温のアイロンは避け、ドライは根元から丁寧に行いましょう。
Q: ミルクとオイルはどちらが合いますか?
乾燥が強い髪や広がる髪はミルク+少量のオイル重ねが合いやすいです。
細毛・軟毛は軽いミルク単独か、オイル1滴から調整すると重くなりにくいです。
Q: アイロン温度と回数の目安は?
温度は低〜中温から試し、同じ場所に長く当てないのが基本です。
週の使用回数を決め、休ませる日を作りましょう。
まとめ
くせ毛は構造と環境の影響が重なって生まれますが、手順をそろえれば見え方は必ず整います。
夜は予洗い→やさしく洗う→保湿→根元から乾かすでベース作りを。
朝は根元リセット→冷風固定→薄い保護膜で崩れを防ぐ流れにしましょう。
一度に完璧を目指さず、今日からできる小さな行動を積み重ねて、扱いやすい髪を育てていきましょう。
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