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ドライヤーについて
ドライヤーで頭皮は傷む?正しい距離と温度でダメージを防ぐ完全ガイド
What is the damage that the hairdryer gives to the scalp?
ドライヤーは頭皮にダメージを与えるのか?
頭皮は髪を育てる土台で、乾燥や炎症が続くと抜け毛やフケなどのトラブルが起きやすくなります。
ただしドライヤー自体が悪者ではなく、距離と時間と温度の管理ができれば強力な味方になります。
まずは「近づけすぎない」「同じ場所に当て続けない」「仕上げに冷風で熱を抜く」という前提を押さえましょう。
自然乾燥とドライヤーの科学的な比較
濡れた髪や頭皮を長時間放置すると、皮膚常在菌が増えやすくニオイやかゆみを招きやすくなります。
また髪内部の細胞膜複合体が乱れ、うねりやパサつきの原因になることも示されています。
一方、適切な距離と風の当て方で乾かせば、過度な熱変性を避けながら清潔に保てます。
大切なのは「熱量を必要最小限に」「濡れている時間を短く」に同時配慮することです。
頭皮を守る乾かし方のゴールデンルール
ドライヤーは頭皮からおよそ15〜20cm離し、常に小刻みに動かして一点集中を避けます。
根元から毛先へ風の通り道を作り、8〜9割乾いたら冷風に切り替えてオーバードライを防ぎます。
強い風量で時間を短く、温度は必要最小限という考え方が基本です。
手順1:タオルドライで水分を先に抜く
マイクロファイバーなど吸水性の高いタオルで、根元を押さえるように水分を移します。
髪をこすらず挟んで押すイメージにすると、キューティクルの乱れを抑えられます。
ロングヘアは特に根元の水分を優先して取り、ドライ時間そのものを短縮しましょう。
手順2:根元から風を通す
手ぐしで髪を持ち上げながら、地肌に直角気味の風で根元の湿気を抜きます。
分け目や後頭部の生乾きが残りやすいので、左右に分けて均等に当てましょう。
ブラシは引っかかりやすい濡れ段階では使わず、目の粗いコーム程度に留めると安全です。
手順3:温冷切替で仕上げる
全体が8〜9割乾いたら冷風に切り替え、熱を素早く逃してキューティクルを整えます。
冷風中は手ぐしで根元から毛先へ撫でるだけでも、収まりとツヤが変わります。
最後に頭皮が突っ張る感じや粉っぽさがないかを確認し、乾かしすぎのサインを見逃さないでください。
温度の目安と機能の選び方
一般的なドライヤーの吹き出し温度は高めですが、**距離を取れば実際に当たる温度は下がる**のがポイントです。
最近はスカルプモードなど低温制御が充実し、頭皮ケアに配慮した約60℃前後の温風や、自動で頭皮55℃程度に保つ機能も登場しています。
温度は低めでも風量が確保できれば、熱に頼らず素早く乾かせます。
スカルプモードは誰に向く?
乾性フケが出やすい人、頭皮が敏感な人、子どもや高齢者など、**過乾燥を避けたい層**に向いています。
髪が7割ほど乾いた後半の仕上げに用いると、心地よさと時短のバランスが取りやすくなります。
夏場の熱ストレス軽減にも活用しやすい設定です。
風量と低温の両立をどう見る?
「強い風量×低〜中温」の組み合わせは、乾かす時間を短くして頭皮の熱滞留を抑えます。
一方で、風が拡散しすぎると根元が残りやすいので、ノズルや手ぐしで風の通り道を意識しましょう。
仕上げは必ず冷風で熱をオフにし、触って熱を感じない状態で止めるのがコツです。
やってはいけない乾かし方チェックリスト
ドライヤーを頭皮に近づけすぎる。
同じ箇所に数十秒当て続ける。
生乾きのまま就寝する。
熱いお湯でのシャンプーや、濡れた髪を激しくこする。
整髪料やオイルのつけすぎで乾きづらくし、結果的に過加熱になる。
頭皮タイプ別アドバイス
乾性肌なら、距離をしっかり取り低温中心で素早く乾かし、入浴後は頭皮用化粧水で水分を補います。
脂性肌なら、根元の生乾きを残さないことが最優先で、分け目や後頭部は特に丁寧に。
敏感肌は、温度より時間短縮を重視し、タオルドライと強めの風量で熱負荷を減らします。
子どもは皮膚が薄いので低温+弱〜中風で、手を添えて距離を一定に保ちます。
カラーやパーマ直後はキューティクルが不安定なため、過度の熱と摩擦を避け、冷風仕上げを徹底しましょう。
Q&A
Q: ドライヤーは頭皮から何cm離す?
A: 目安は15〜20cmです。
距離が詰まるほど温度が上がりやすいので、小刻みに動かして一点当てを避けましょう。
Q: 乾かしすぎのサインは?
A: つっぱり感、粉っぽいフケ、かゆみが出たら過乾燥の合図です。
仕上げ冷風を長めにし、保湿ケアを取り入れてください。
Q: 自然乾燥のほうが安全?
A: 長時間の湿潤は菌増殖や内部ダメージにつながる恐れがあります。
適切な距離と時間で乾かすほうが衛生的で再現性があります。
Q: スカルプモードはいつ使う?
A: 中盤以降の仕上げや、敏感・乾燥しやすい時期に有効です。
根元が乾いてきた段階で低温に切り替え、冷風で締めましょう。
Q: ドライヤーで抜け毛は増える?
A: 距離不足や長時間の一点当ては炎症の一因になりますが、正しく使えば抜け毛対策にも役立ちます。
生乾き放置や過加熱を避け、根元だけを素早く乾かす意識を持ちましょう。
まとめ
頭皮ダメージは「熱」「時間」「距離」の掛け算で決まります。
距離は15〜20cm、同じ箇所に当てない、8〜9割で冷風という3点を守るだけで、今日から頭皮はぐっとラクになります。
低温モードや風量を上手に使い、短時間×低温×冷風仕上げを新しい標準にしていきましょう。
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