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ヘアアイロンについて
ストレートアイロンの正しいかけ方!低温×短時間×1パスでツヤ髪にする完全手順
What is the method of applying a straight iron that does not hurt your hair
準備が9割:乾かし・整え・守る
ストレートアイロンは、準備で仕上がりとダメージがほぼ決まります。
今日の髪の状態を整えてから、低温で短時間に通すのが鉄則ですよ。
完全ドライとブラッシング
必ず乾いた髪に使います。
濡れや半乾きはダメージが跳ね上がるので厳禁です。
粗め→目の細かいコームの順にとかして、もつれとホコリを取り除きます。
表面だけでなく内側も通して、毛流れをまっすぐに整えておきましょう。
ヒートプロテクトと分け取り
耐熱ミルクやミストを薄く全体へ。
根元は避け、毛先はごく少量で十分です。
耳上で上下2段、その後はこぶし幅めどに横スライスで小分けにします。
少量束で作業するほど、低温・短時間で決まりますよ。
基本の“1パス”でまっすぐ通す
温度・秒数・毛束幅の3点で管理すると、無駄に高温へ頼らず仕上がります。
同じ箇所を何度も往復しない“1パス主義”を目指しましょう。
温度と秒数の基準
最初は130〜150℃から。
前髪は120〜140℃、根元は140〜160℃、毛先は120〜140℃が出発点です。
同一箇所は最長でも3秒未満、止めずにスーッと通すのが合図。
足りないときは温度を10℃上げる前に、毛束を細くして保持を1秒だけ足す順で調整します。
コームを先行させるチェイス法
毛束の直前に目の細かいコームを当て、すぐ後ろをアイロンが追いかけるように滑らせます。
髪が均一に整ってテンションも一定になり、1パスで決まりやすくなります。
プレートは床と平行、手首だけでなく肘も使ってまっすぐ引き抜くと折れ線が出にくいですよ。
部位別の正解:前髪・根元・毛先
部位ごとに狙いが違うから、温度と角度を少し変えると失敗が減ります。
ここだけは押さえておきましょう。
前髪の折れ線を作らないコツ
120〜140℃、2〜3秒が目安です。
根元を挟みすぎず、中間から入れて軽く前方へ引き、毛先でふわっと抜きます。
熱が冷めるまでは触らず、そのまま形をキープ。
高温長時間はやけどの危険もあるので避けましょう。
根元の立ち上げと毛先のなめし
根元は140〜160℃でプレートを頭皮に近づけすぎないように。
ほんの少し前上がりに引き出すと自然なボリュームが出ます。
毛先は120〜140℃で“なでるだけ”。
軽く内側へ丸めるか、完全にまっすぐにしたい日は最後に冷風で面を整えると長持ちします。
仕上げとキープ:冷ます・整える
熱で形づけた髪は、冷めるときに形が固定されます。
最後の2手間で持ちが変わりますよ。
冷風固定と面の調整
仕上げに全体へ冷風を当て、温度を下げ切ります。
表面を手のひらで優しく押さえ、産毛や表面の浮きをミストで薄く整えます。
ツヤ出しのオイルは“ほんの少量”を毛先だけに。
つけすぎは重さやヨレの原因になるので注意しましょう。
絶対に避けるNGと安全ルール
正しく使えば負担は大きく減らせます。
やってはいけないことを先に知っておきましょう。
濡れ髪×高熱=Bubble hair
濡れた髪に高熱を当てると、毛髪内部の水分が急膨張して、内部に気泡が生じる熱障害(Bubble hair)が起きやすくなります。
髪は脆く切れやすくなるため、必ず完全ドライで。
「ドライ→整える→1パス」の順番を守りましょう。
やけど予防・保管・お手入れ
プレートや先端は高温になります。
耳・うなじ・前髪の生え際に触れないよう、鏡で角度を確認しながら作業しましょう。
使用後は耐熱マットの上でしっかり冷ましてから片付けます。
プレートは電源OFF・完全冷却後、柔らかい布で皮脂やスタイリング剤を拭き取ると焦げ付きを防げます。
子どもやペットの手が届かない場所で保管しましょう。
よくある質問
Q: 最初は何℃から?何秒が目安?
130〜150℃・2〜3秒から始めます。
足りなければ毛束を細くして1秒だけ足し、それでも無理なら10℃上げる順で調整しましょう。
Q: 取れやすいときは温度を上げるべき?
先に毛束を細くし、コームを先行させてテンションを均一に。
それでも足りなければ温度を10℃だけ上げて再確認します。
同じ箇所を往復しない“1パス主義”がダメージを抑える近道です。
Q: 185℃固定のモデルはどう使う?
一部ブランドは185℃を最適温度として固定運用します。
この場合は毛束をより細く、スピードを速め、同一箇所は3秒未満に。
ヒートプロテクトと冷風固定を徹底しましょう。
Q: 前髪が折れる・うねるときのリカバリーは?
いったん冷ましてから、毛束をさらに細く取り、中間から軽く前方へ引きつつ1パス。
根元へプレートを当てすぎないのがコツです。
Q: プレート掃除は何で拭く?
完全に冷めてから、柔らかい乾いた布で拭きます。
汚れが強いときはごく少量の中性洗剤を含ませ固く絞った布で拭き、最後に乾拭き。
アルコールで強く擦ると表面加工を傷める場合があるので避けましょう。
まとめ
ストレートアイロンは「低温×短時間×1パス」。
前髪は120〜140℃から、同一箇所は最長3秒未満、濡れ髪NG。
コームを先行させ、少量束でまっすぐ通し、最後に冷風で面を整えましょう。
温度に頼らず“手順で決める”ほど、明日のツヤと手触りはぐっと安定しますよ。
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