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ヘアアイロンについて
コテの温度設定ぜんぶ解決!部位・髪質・秒数まで“失敗しない”最適解
Temperature setting of hair irons
コテ初心者の方は低温設定から始めてみましょう
失敗しないコテの温度設定の考え方
コテは「温度×秒数×毛束幅」で仕上がりとダメージが決まります。
温度を上げるほど一瞬で形はつきますが、髪の負担も増えると覚えておきましょう。
まずは低温から始め、足りなければ少しずつ上げるのが安全です。
ストレートより低温が基本の理由
コテは髪を挟んで数秒キープする道具です。
同じ温度でも接触時間が長くなるため、ストレートアイロンよりも低温設定が基本になります。
ストレートで160℃が合う人でも、コテは140℃前後から試すのが目安ですよ。
濡れ髪NGと熱障害のメカニズム
髪が濡れていると内部の水分が急加熱で蒸気になり、髪の中に気泡が生じることがあります。
この熱障害は仕上がりのパサつきや切れやすさにつながるため、コテは必ず乾いた髪に使いましょう。
ドライ後に根元を軽く冷ましてからスタイリングに移ると、温度の上げ過ぎを防げます。
部位別・髪質別の目安温度と秒数
ここで示す数値は“最初の基準”です。
カールがつかないときは10℃ずつ上げる、取れやすいときは毛束を細くして秒数を調整する順でチューニングしましょう。
前髪・根元・毛先の目安
前髪は120〜140℃、保持は2〜4秒が目安です。
根元は130〜150℃で立ち上がりを作り、保持は2〜3秒。
傷みやすい毛先は110〜130℃、保持2〜3秒で様子を見ましょう。
いずれも「細い毛束で短時間」が鉄則です。
細い/普通〜硬い/ブリーチ毛の目安
細く柔らかい髪やダメージ毛は120〜140℃から。
普通〜硬い髪は150〜170℃が出発点です。
ブリーチ毛やハイダメージは100〜130℃にとどめ、保持は最短で。
高温での連続タッチは避け、必要なら毛束をさらに細く分けましょう。
仕上がり別の設定とテクニック
温度だけでなく、毛束幅と秒数でニュアンスは大きく変わります。
仕上がりのイメージから逆算して設定していきましょう。
ゆる巻き・くっきり巻き・ミックス巻き
ゆる巻きは低温スタートがコツです。
130〜150℃で毛束はやや太め、保持2〜3秒で毛先は逃がすと抜け感が出ます。
くっきり巻きは150〜170℃、毛束は細め、保持3〜5秒。
顔周りは外巻きと内巻きを交互にするミックス巻きで立体感を作りましょう。
温度を上げる前に、毛束を細くする・保持を1秒足すの順で調整するとダメージを抑えられます。
毛束幅・巻く順番・キープ剤
毛束幅は指2本幅が基準です。
取れやすい人は指1本幅まで細くしてみましょう。
巻く順番は「後ろ→サイド→前髪」。
最後に冷風でカールを固定してから、カール用スプレーや軽いミストで薄く面を整えると持ちが良くなります。
安全に仕上げるためのルール
ダメージを最小限にするには、準備と後処理が大切です。
次のルールをルーティン化しましょう。
ヒートプロテクトと秒数管理
事前に耐熱ミルクやミストを薄く全体へ。
根元は避け、毛先は多く塗りすぎないのがコツです。
保持は基本2〜3秒、最大でも5秒を超えないようにします。
同じ毛束に何度も高温を当てないよう、温度よりも毛束と秒数で調整しましょう。
温度の上げ過ぎ・連続当ての回避
180℃以上は変色や質感低下のリスクが上がるため、家庭用では避けるのが無難です。
どうしても形がつかないときは、温度ではなく毛束を細くして一度で決める工夫を。
表面だけでなく内側から順に巻き、仕上げに冷風で固定して温度を下げ切ることも忘れずに。
よくある質問
Q: 何度から始めればいい?
まずは140℃前後から。
カールがつかないときだけ10℃ずつ上げます。
上げても変わらないなら、毛束を細くして保持を1秒足しましょう。
Q: 前髪は何度・何秒が目安?
120〜140℃で2〜4秒。
根元の折れ防止に、毛先は軽く逃して熱が冷めるまで触らないのがコツです。
Q: コテ前にオイルは必要?
コテ前は耐熱ミルクやミストが基本です。
重いオイルは熱伝導が上がりムラの原因になることがあるので、仕上げにごく少量でツヤ出しするのがおすすめです。
Q: 180℃以上は絶対NG?
家庭用では避けるのが無難です。
高温は短時間で形がつく半面、色変化や乾きすぎなどデメリットが増えます。
どうしても必要なら秒数を最短にし、同じ部位への連続当ては避けましょう。
Q: 取れやすいときは温度を上げるべき?
最初に毛束を細くし、保持を1秒だけ足します。
それでも足りなければ10℃上げる順で調整しましょう。
最後に冷風固定とカール用スプレーの薄づけを忘れずに。
まとめ
コテは「低温から始める」「秒数と毛束で調整する」「濡れ髪は避ける」が三原則です。
前髪は低温短時間、根元はやや高温で立ち上げ、毛先は最も低温でやさしく。
温度頼みではなくテクニックで仕上げるほど、明日の手触りは軽くなりますよ。
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温度を上手に使い分けてきれいな巻髪を作りましょう。

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