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ワックスやスプレー
ワックス・スプレーの日はコレ!失敗しないシャンプーケア完全版
Shampoo care of the day which it was solidified with wax or spray
ワックス・スプレーが落ちにくい理由
油性成分やポリマーが髪表面に薄い膜を作り、水だけではなじみにくい性質を持つからです。
その膜が髪同士を接着し、摩擦が増えて絡まりやすくなるため、いつものシャンプーでは泡立ちにくくなります。
残留すると毛穴詰まりやニオイの原因になり、頭皮環境の乱れにもつながります。
当日中に正しい手順で落とすことが、髪と頭皮を守る第一歩ですよ。
油性成分とポリマーの残留メカニズム
ワックスは油分、スプレーはセットポリマーの比率が高く、水に弾かれやすいのが特徴です。
油は油でなじみやすい性質があり、いきなりシャンプーよりも油分を含むコンディショナーで“ゆるめる”方が効率的です。
この段階を省くと、髪がきしみ、無理な力でこすってダメージを広げやすくなります。
頭皮トラブルとニオイの発生プロセス
皮脂や整髪料が毛穴にたまると、微生物バランスが崩れ、かゆみやニオイが発生します。
翌日まで持ち越すほど残留負荷が高まり、フケ様の白い粉やベタつきにつながります。
整髪料を使った日は、その日のうちにオフする習慣をつけましょう。
今日すぐできる正しいシャンプー手順
手順は「摩擦を与えない準備→ぬるま湯予洗い→コンディショナー先行→頭皮からシャンプー→十分なすすぎ」です。
ポイントは温度と時間、そして“頭皮を洗い、髪は泡でなでる”意識ですよ。
ブラッシングはNGな日がある
ガチガチに固めた日は乾いたままのブラッシングを避けましょう。
無理に通すと髪同士の接着を引き裂き、キューティクルがはがれやすくなります。
まずは水分でほぐすのが安全です。
ぬるま湯で3分以上の予洗い
温度は38〜40℃を目安に、頭皮からしっかり行き渡らせて3分以上流します。
耳まわりやえり足は整髪料が残りやすいので、指の腹で地肌に水路を作るイメージで。
この予洗いだけで皮脂やホコリが落ち、シャンプーの泡立ちが段違いに良くなります。
先にコンディショナーで“油になじませる”
いったん水気を軽く切り、普段のコンディショナーを中間〜毛先に塗布します。
手ぐしでやさしくもみ込み、髪同士の接着をゆるめます。
頭皮には直接つけず、表面がほぐれたらぬるつきが消えるまでしっかりすすぎます。
この“前処理”で、油性の汚れが落ちやすい状態に整います。
シャンプーは頭皮から、必要なら2度洗い
シャンプーは手のひらで軽く泡立て、頭皮に指の腹を水平に当てて小さく動かします。
泡は毛先に引きのばすだけで十分で、髪どうしをこすり合わせる必要はありません。
泡立ちが鈍い日は一度すすいでから少量を追加し、2度洗いで仕上げます。
すすぎは地肌から毛先に向かって、60〜90秒を目安に丁寧に行いましょう。
仕上げとアフターケア
整髪料が落ちたら、コンディショナーや軽めのトリートメントで毛先を整えます。
すすぎ残しはベタつきの原因になるため、ぬるつきがゼロになるまで流します。
タオルは押し当てるだけで水分をとり、ドライヤーは根元から風を入れて短時間で乾かしましょう。
カラー毛・パーマ毛・敏感肌の注意点
カラー毛は高温のシャワーで退色が進みやすいので、38℃前後をキープしましょう。
パーマ毛は摩擦でカールが乱れやすいため、手の動きは“面で支える”イメージが安全です。
敏感肌やかゆみが強い場合は、洗浄力が穏やかなシャンプーを選び、異常が続くなら皮膚科に相談しましょう。
落ちない・泡立たない時のレスキュー
整髪料の使用頻度が高い日は、週1回を目安にクレンジングシャンプーを取り入れると、残留をリセットできます。
連用は乾燥を招くことがあるため、回数は髪と頭皮の状態に合わせて調整します。
アルコールや強溶剤で無理に落とす、食用油を大量になじませるなどの自己流は、ベタつきや刺激の原因になるので避けましょう。
クレンジングシャンプーの使い分けと頻度
ワックス多用日が続くときだけ、根元中心に短時間で使うのがコツです。
毛先は通常のシャンプーとコンディショナーで十分なことが多いですよ。
やってはいけないNG行為
強い力でのこすり洗い、熱湯使用、乾いた状態での無理なブラッシング、すすぎ不足はすべてダメージと残留の原因です。
翌朝のスタイリングが決まらない一因にもなります。
タイプ別:短髪/ロング/前髪キープ日のコツ
短髪は整髪料の付着が地肌に届きやすいので、予洗いと頭皮マッサージの時間配分を長めにしましょう。
ロングは中間〜毛先にコンディショナー先行をたっぷりなじませ、手ぐしで束をほどいてからシャンプーへ。
前髪だけ強キープの日は、前髪部分だけ先に“コンディショナー→すすぎ→シャンプー”の順で分割洗いすると効率的です。
よくある質問
Q: 泡立たない時は?
予洗いを3分に延長し、いったんすすいでから少量を追加して2度洗いしましょう。
それでも重い日はコンディショナー先行の量を増やすと泡が立ちやすくなります。
Q: 当日洗えない時は?
できるだけ早く落とすのが理想ですが、どうしても難しい時は髪をほどき、前髪と生え際だけでもぬるま湯で部分リンスを。
翌朝はクレンジングシャンプーを短時間で使い、保湿を忘れずに。
Q: どのくらいの温度が最適?
目安は38〜40℃です。
熱すぎると乾燥やカラー退色の一因になります。
Q: 湯シャンだけでもいい?
整髪料を使った日はシャンプー併用が基本です。
湯シャンはノーセットの日に限定するなど、状況で使い分けましょう。
まとめ
ワックスやスプレーの“落とし勝ち手順”は、ぬるま湯での予洗いとコンディショナー先行でほぐしてから、頭皮を中心にシャンプーすることです。
温度は38〜40℃、すすぎは丁寧に、必要なら2度洗い。
当日オフの習慣が、明日のまとまりと頭皮の快適さをつくります。
今日から無理なく続けられる方法で、するんとクリーンな髪に戻していきましょう。
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