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エクステ/ウィッグ
髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」とは?
What is "hair donation" that donates hair?

髪の毛は再利用することが出来る?
髪は既に死んだ細胞で出来ている為、腐敗することがありません。
つまり切った髪は特別な措置をしなくても、いつまでも綺麗な状態で保存することが可能なのです。
カツラやウィッグといったアイテムの毛は、人工毛もありますが、人間の髪の毛を使っている場合も少なくありません。
当然、本物の髪で作った方が高品質となります。
つまり切った後の髪は、ある程度の長さがあれば、カツラやウィッグの材料として再利用することが出来るのです。
そこで、再利用することが出来る髪を捨てずに寄付する活動で、「ヘアドネーション」というものがあります。
どのように切った髪の毛を再利用していくのでしょうか。
医療用ウィッグのために髪を寄付する活動
世界中には病気で苦しんでいる人が沢山おり、中には髪が抜けてしまう病気も珍しくありません。
子供でも患者が多い小児ガンなどがその典型で、さらに無毛症と呼ばれている、髪が生えてこなくなる病気もあります。
このような病気によって髪を無くした人に必要なカツラやウィッグを、「医療用ウィッグ」と呼びます。
上記でも説明しましたが、ウィッグは人工毛よりも本物の髪で作った方が格段に仕上がりが良くなります。
そのため、本物の髪のみで作ったフルウィッグはとても高価で、医療用ウィッグとして入手しづらいというのが現状です。
このような現状を助けるために、自身の切った髪を医療用ウィッグとして寄付する活動が「ヘアドネーション」なのです。
ヘアドネーションの参加方法
ヘアドネーションとして活動している団体が日本にもいくつか存在します。
ヘアドネーションに参加するには、活動している団体に髪を送れば参加することが出来ます。
寄付する髪の長さは約31㎝以上という場合が多く、ある程度長さが必要となっています。
切った髪は束にして、ゴムでまとめて送付するのが基本です。
ヘアサロンで長い髪を切る際は、その髪をヘアドネーションに活用することが出来るため、その旨を予約の段階で店側に伝えて、協力してもらえないか相談してみると良いでしょう。
ヘアサロンの中には、ヘアドネーションの活動に参加しているお店もあります。
ヘアドネーション用に髪を切りたい場合は、そのようなお店を探すのが良いかもしれません。
インターネットで検索すれば、ヘアドネーションの活動に参加しているサロンが見つかると思います。
近々、長い髪をバッサリ切ろうと考えている人は、是非ともヘアドネーションの参加を検討してみてはいかがでしょうか。

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