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トリートメントについて
初めてでも分かるハリスノフトリートメントとは!仕組みとメリット、違いまで丸わかり
What is the topic "Harrisnov Treatment"?
ハリスノフトリートメントとは
ハリスノフトリートメントは、酸熱の力と熱処理を組み合わせて、髪のまとまりとツヤを高める髪質改善メニューです。
縮毛矯正のようにピンとまっすぐに固定することが目的ではなく、うねりや広がりをおさえ、扱いやすさを育てるのが軸になります。
通常版は「ツヤとまとまり」を優先し、強いクセはやわらげる程度の設計です。
一方で派生メニューの「ハリスノフ5G」は、よりクセを伸ばす力に寄せた酸性領域のストレート系アプローチで、目的が異なります。
まずは仕組みを正しく理解して、自分の髪に合う選び方をしていきましょう。
仕組みの基本(酸熱×熱反応)
コアになるのはグリオキシル酸を中心とした酸性領域のトリートメント成分です。
これを髪の内部へ行き渡らせ、熱を加える工程でキューティクルを整えながら形状を安定させ、ツヤと収まりを引き出します。
髪の結合を大きく切り替える縮毛矯正と違い、ハリスノフは「まとまりと質感の改善」を主目的にします。
そのため仕上がりはナチュラルで、手触りのやわらかさやツヤ感の向上を感じやすいのが特徴です。
通常版と5Gの違い
通常版は広がりやすさや乾燥、軽度〜中程度のうねりに向き、日常の扱いやすさを底上げします。
5Gは酸性縮毛矯正に近い考え方で、より強いクセを伸ばす目的にフィットします。
「とにかく真っすぐにしたい」なら5G寄り、「自然に整えたい」なら通常版と覚えておくと選びやすいですよ。
どんな髪に向く?向かない?
向き不向きを知ると、満足度がぐっと上がります。
向いているケース
朝のふくらみや広がりをおさえたい人。
乾燥でパサつき、ツヤが出にくい人。
軽度〜中程度のうねりで、サラッとしたまとまりが欲しい人。
縮毛矯正の硬さが苦手で、自然さを大切にしたい人。
注意が必要なケース
ハイダメージ毛やブリーチ履歴が強い場合は、設計や薬剤選定、温度管理を細かく調整する必要があります。
直近で濃いカラーを入れた髪は、色落ちが起きやすいことがあります。
頻度が高すぎたり設計が合わないと、質感が硬く感じる「過収斂」が生じることもあるため、履歴共有と相談が大切です。
自己判断での頻回施術は避け、必ず美容師と計画を立てましょう。
施術の流れと所要時間
工程はサロンにより異なりますが、代表的なフローは次の通りです。
代表的フロー
前処理で髪のコンディションを整える。
塗布してコーミングし、薬剤の通り道をムラなく作る。
加温や放置時間を管理する。
乾かしてから熱処理でツヤと形状を安定させる。
仕上げに定着と保護を行い、ホームケアの説明を受ける。
所要時間は髪質や長さで変動しますが、おおよそカットなしで約120〜180分を目安に考えておくと安心です。
効果と持続期間を伸ばすコツ
仕上がり直後はもちろん、数日〜数週間で扱いやすさの差を実感しやすいメニューです。
持続は髪質や生活習慣で変わりますが、ホームケアの工夫で体感は大きく変わります。
ホームケアのポイント
カラーの色持ちと質感を守るため、洗浄力が強すぎないシャンプーを選びましょう。
ぬれ髪は摩擦に弱いので、タオルドライはやさしく行い、洗い流さないトリートメントで保護します。
ドライヤーは根元から乾かし、仕上げに冷風でキューティクルを整えるとツヤが続きやすいですよ。
高温のアイロン連用は乾燥や硬化を招きやすいため、温度は低め設定にして必要最小限にしましょう。
デメリットと失敗を防ぐポイント
酸熱系は「設計と手順」が命です。
想定外の結果になりやすい場面を知っておきましょう。
カラーの褪色・にごり
酸熱の性質上、カラー直後は色が抜けやすいことがあります。
施術順序や間隔を美容師と決めることでリスクを軽減できます。
アッシュなどの寒色系は特に影響を受けやすいので計画的に。
質感の硬さ(過収斂)
同じ工程を短スパンで繰り返すと、手触りが硬く感じることがあります。
期間を空ける、調整レシピに変える、熱の当て方を見直すなど、個別対応で回避できます。
不安があれば、履歴の共有とテスト施術をお願いしましょう。
他メニューとの違い
比較すると、選ぶ基準がクリアになります。
縮毛矯正との違い
縮毛矯正は毛髪の結合を切り替えてしっかり固定するので、強いクセをまっすぐにできます。
一方ハリスノフは結合の切替を主目的にせず、酸熱×熱でまとまりとツヤを引き出します。
「自然さや扱いやすさ重視」ならハリスノフ、「最大限の伸び」なら縮毛矯正が目安です。
酸熱トリートメント全般との違い
同じ酸熱でも、配合や前後処理、熱設計はブランドで大きく違います。
ハリスノフは通常版と5Gを使い分けることで、ツヤ寄りから伸ばす寄りまで幅広く対応できるのが強みです。
料金目安と頻度の考え方
地域や長さ、設計で差はありますが、通常のサロントリートメントより高単価、縮毛矯正と同程度〜やや下くらいが目安です。
初回は状態を整える目的で、短めのスパンで数回計画することがあります。
その後は髪の変化を見ながら、カラー周期や季節に合わせて無理のない頻度に調整しましょう。
よくある質問
Q: どのくらい持ちますか?
髪質やホームケアで差がありますが、適切なケアを続けると扱いやすさが長持ちしやすいです。
生活習慣も影響するため、次回のベストタイミングは美容師に相談しましょう。
Q: 何回くらいで落ち着きますか?
初回で質感の差を感じやすいですが、履歴やダメージ度合いにより複数回で安定させる計画をとることがあります。
Q: カラーは落ちますか?
カラー直後は退色が起きやすいので、順序や間隔を調整しましょう。
Q: ブリーチ毛でもできますか?
設計次第で可能なケースもありますが、ダメージ度合いにより工程や温度を細かく変える必要があります。
不安があれば、部分テストや前処理の強化を提案してもらいましょう。
Q: 5Gは何が違いますか?
より強いクセをのばす力に寄せた設計です。
自然なまとまり重視なら通常版、強いクセへのアプローチなら5Gという使い分けが目安です。
Q: 妊娠中でも受けられますか?
体調に配慮が必要な時期です。
施術前に必ず担当者へ申告し、医師の指示がある場合はそれに従いましょう。
Q: 家で気をつけることは?
やさしい洗浄、摩擦を減らす乾かし方、低温スタイリングを習慣にしましょう。
Q: 失敗を避けるコツは?
履歴の共有、希望仕上がりのすり合わせ、テスト施術、無理のない頻度計画が近道です。
まとめ
ハリスノフトリートメントは、酸熱×熱反応でツヤと扱いやすさを底上げする髪質改善メニューです。
通常版は自然なまとまり、5Gはより強いクセ対応と役割が分かれています。
向き不向きと注意点を押さえ、ホームケアとセットで育てる気持ちで取り組むと、毎日のスタイリングがぐっと楽になりますよ。
はじめてなら、今の髪の履歴と希望を丁寧に伝えるところから始めてみましょう。
おすすめの髪質改善トリートメント ケラフェクトコネクタージェル ホームケア

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