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ヘアカラーの色ムラを防ぐ最強メソッド!ブロッキング・塗布順・放置時間の“正解”
What is the way to prevent the color unevenness of hair color?
色ムラはなぜ起こる?
ヘアカラーは「髪の状態」「薬剤」「塗り方」で結果が決まります。
同じ薬でも温度やダメージ差で反応が変わるため、操作を整えないと色ムラが出やすくなります。
見た目のムラは、部位差と時間差と塗布量の差が重なると大きくなります。
温度差と“ホットルーツ”
根元は体温の影響で温度が高く、反応が早まりやすいです。
そのため根元だけ明るくなる“ホットルーツ”が起きやすく、毛先との差で逆プリンに見えます。
根元は最後に塗る、放置時間を短くするなど時間差でコントロールすると均一に近づきます。
髪のダメージ差・薬剤履歴・コーティング
毛先はダメージで色が入りやすい一方、抜けやすくもあります。
前回のカラーや黒染めの残留、スタイリング剤や皮膜の有無も発色差の原因になります。
染める日はヘアミルクやハードワックスを避け、素髪に近い状態で臨むとムラが出にくくなります。
セルフでも実践できる“ムラ予防の型”
ムラを減らす近道は、毎回同じ手順をテンポよく再現することです。
準備から塗布、放置までの流れを「時間で管理」すると安定します。
ブロッキングとスライス幅
上下左右の4分割を基本に、ゴムやクリップで固定します。
スライスは薄めに取り、地肌がうっすら透ける厚みを目安にすると塗り残しを防げます。
後頭部下→上→サイドの順に進むと、染まりにくい部位から攻められます。
塗布の順番とスピード管理
全体トーンアップは「毛先→中間→根元」の順で、根元は最後に短時間で仕上げます。
根元の体温で明るくなりすぎるのを防ぐ狙いです。
スピードを一定に保つため、薬剤を混ぜるのはブロッキング完了後にします。
塗布量・放置時間・室温
薬剤はケチらず“均一にたっぷり”が基本です。
放置時間は説明書の範囲を厳守し、時計で管理します。
室温はおおよそ20〜25℃を目安にし、寒すぎ暑すぎを避けると反応が安定します。
剤型と前処理の選び方
自分の不器用さや髪の長さに合わせて、泡かクリームかを選ぶとムラが減ります。
前処理はやり過ぎず“必要部位にポイント使い”が原則です。
泡タイプとクリームタイプの使い分け
泡タイプは髪全体に行き渡らせやすく、ブロッキングが苦手でも均一にしやすい利点があります。
クリームタイプは狙った部位に厚みを出しやすく、根元リタッチや塗り分けに向きます。
髪の長さや量、目的に合わせて使い分けると再現性が上がります。
前処理でポロシティを均す
毛先が著しく乾いている場合は、CMC系の保湿やプロテクトで吸い込み過ぎを抑えます。
前処理は塗りすぎると薬剤が効きにくくなるため、毛先や表面の限局使用に留めます。
“必要な所だけに薄く”が、色ムラ予防と発色の両立に有効です。
根元リタッチと全体染めは別物
新しく伸びた根元だけを狙うリタッチと、全体トーンチェンジは手順も狙いも異なります。
同じやり方で塗るとムラやダメージの偏りが出やすくなります。
目的に合わせて手順を切り替えましょう。
伸びた根元だけを狙うコツ
リタッチは“伸び幅だけ”に限定して塗ります。
顔周りやトップは染まりやすいので、塗布量を控えめにし、もみあげやえり足はしっかり厚みを出します。
根元にだけコームを滑らせ、既染部へのオーバーラップを最小限に抑えます。
全体染めでの塗り分け
トーンアップは毛先→中間→根元と時間差をつけ、根元は最後に短時間で。
トーンダウンや暗めのカラーは、毛先の沈みすぎを防ぐために中間〜毛先に保護を入れると均一に仕上がります。
塗布後は毛束を寝かせず浮かせるイメージで、熱がこもり過ぎないようにします。
失敗した時のリカバリー
焦って同日にやり直すと、さらにムラやダメージが広がりやすいです。
髪と頭皮の状態を見て、数日おいてから計画的に整えましょう。
難しいケースはプロに相談すると安全です。
根元が明るい・毛先が暗い時
根元明るめは、次回の塗布で根元の時間を短くし、毛先は前処理で沈み込みを抑えます。
毛先が暗いときは、全体のトーンダウンを避け、部分補正や次回のレシピで均していきます。
黒染め履歴がある場合は、無理に明るくせず美容室でのプランを立てるのが安全です。
FAQ
Q: ブロッキングが苦手です。簡単にムラを防ぐ方法は?
泡タイプのカラーを選ぶと行き渡りやすく、4分割が難しい人でも均一にしやすいです。
ただし根元だけ狙うリタッチはクリームタイプが向きます。
Q: 根元が明るくなりやすいのはなぜ?
体温で根元の反応が早くなるためです。
根元は最後に塗り、放置時間を短めに調整すると差が出にくくなります。
Q: 放置時間は短めが安全ですか?
短すぎるとムラの原因になります。
説明書の範囲を守り、部位や目的で時間差をつけるのがコツです。
Q: 前処理は必要ですか?
毛先が極端に乾いているなど、必要な時に“薄く部分使い”が有効です。
やり過ぎは発色を弱めることがあるため注意します。
Q: 失敗したらすぐ染め直してもいい?
同日の重ね塗りはダメージとさらなるムラの原因です。
数日置いてから計画的に直すか、美容室に相談しましょう。
まとめ
色ムラを防ぐ鍵は、ブロッキングと薄いスライス、染まりにくい部位からの塗布、根元は最後という“型”を守ることです。
放置時間と塗布量を一定にし、泡とクリームを使い分け、必要に応じて前処理で差を均せば、セルフでも均一発色に近づけます。
失敗しても無理に重ねず、次回の計画で整えていきましょう。
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