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カラーについて
黒に染めることが髪色戻しではない?
Not to be dyed in black to return the hair color
黒染めと一口に言っても髪色には様々なトーンがあります。
そのため髪色をヘアカラーをする前に戻したい場合、あまりに元の色よりもトーンの高い髪色を選ぶと不自然になってしまうのです。
そこで今回は、自然に見えるカラーを選ぶコツについてご紹介します。
日本人の髪色のトーンとは?
髪の色は、生まれつきのメラニン色素の量や生活環境によって個人差がありますが、日本人の多くは黒髪、または黒に近いブラウンなので、髪色は5トーン前後です。
髪色のトーンとは髪の明度を表す言い方で、トーンの数字が高いほど明るく、低いほど黒に近づきます。
日本人の場合、メラニン色素の中でも髪を黒くするユーメラミンの量が非常に多く、髪を黄色系やオレンジ系にするフェオラミンの量は少ない為、多くの人が黒髪なのです。
日本人の中でも、くっきりとした黒髪の場合は5トーン以下、ほんの少し明るめの黒髪は5~6トーンです。
反対に肌の白い欧米の人々の場合、日本人とは反対で、ユーメラミンの量が非常に少なく、フェオラミンの量は少ない為、ブラウン、レッド、ブロンドなどの髪色の人が多く、7トーンから15トーン以上と日本人より髪色のトーンに幅があります。
また、紫外線の強い地域において屋外で過ごすことの多い生活を長年している人は、ブリーチやカラーをしなくても生まれつきの髪色のトーンより高めのトーンになることがあります。
自然に見えるカラーとは
メラニン色素で決まるのは髪色だけではありません。
瞳の色や眉毛の色、肌の色もメラニン色素の量によって変化します。
従って、本来の髪色が最も肌や瞳の色に自然に調和する色ですので、カラーをする場合にあまりに元の色よりもトーンの高い髪色を選ぶと不自然になってしまいます。
もとの髪色が真っ黒な人は6トーンまで、生まれつき明るめの黒髪の人は7トーンまでがカラーをしていることがわからない程度の自然さです。
反対に染めた髪のカラーを戻すためにカラーする場合、トーンを落とし過ぎると不自然になってしまいます。
また、髪色はトーンだけではなく、髪の量、太さ、硬さによって見え方が変わります。
髪の量が多い、太い、硬い場合には髪の色は明度が下がって見え、髪の量が少ない、細い、柔らかい場合には明度が上がって見えます。
上品な雰囲気のカラーにする為には自然に見えるカラーを選ぶことが大切です。
黒髪に戻したい場合は、自分の髪質、肌や瞳の色に合わせて違和感のないトーンのカラーを選びましょう。
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