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カラーについて
サロンカラーとホームカラーの違いを徹底比較!あなたに合うのはどっち?

サロンカラーとホームカラー、どちらを選ぶべき?
美容院でのカラーリングは費用も時間もかかるけれど、自宅で染めるホームカラーは本当に髪に悪いのでしょうか?
「サロンカラーと市販のカラー剤、そんなに違いがあるの?」と疑問に思っている方も多いはずです。
実は、サロンカラーとホームカラー(セルフカラー)には、見た目以上に大きな違いが存在します。
今回は、両者の違いを薬剤成分から施術技術、コスト、色持ちまで徹底的に比較し、あなたに最適な選択ができるよう詳しく解説していきますよ。
サロンカラーとホームカラーの根本的な違いとは?
サロンカラーとホームカラーの最大の違いは「施術者」と「使用する薬剤」にあります。
サロンカラーは国家資格を持つ美容師が、お客様一人ひとりの髪質や髪色の履歴を見極めながら薬剤を調合し、染まりにくい部分と染まりやすい部分を考慮して丁寧に塗り分けていきます。
一方、ホームカラーはご自身やご家族が、ドラッグストアなどで購入した市販のカラー剤を使って、箱に記載された手順に従って染めるスタイルです。
「誰が染めるか」という違いだけでなく、使用する薬剤の成分や濃度にも決定的な違いがあるのです。
薬剤成分の決定的な違いを知っていますか?
サロンカラーとホームカラーの仕上がりや髪へのダメージが大きく異なる理由は、薬剤成分の違いにあります。
実は、サロンカラーもホームカラーも基本的には同じ種類の染毛剤(医薬部外品)を使用していますが、配合成分や濃度の調整可否に大きな差があるのです。
アルカリ剤の揮発性と不揮発性の違い
カラー剤に含まれるアルカリ剤は、髪のキューティクルを開いて色素を入れる重要な役割を果たします。
しかし、このアルカリ剤には「揮発性」のものと「不揮発性」のものがあり、どちらを使うかで髪へのダメージが大きく変わってきます。
サロンカラー剤に含まれるアルカリ成分は、主にアンモニアなどの揮発性の成分です。
アンモニアは揮発性が高いため、役割を終えた後は髪の内部に残りにくく、ダメージを最小限に抑えることができます。
一方、市販のホームカラー剤には、モノエタノールアミンという不揮発性のアルカリ剤が含まれています。
モノエタノールアミンは刺激臭が少なく、使い心地は良いのですが、揮発せずに髪の内部に残留しやすいという特徴があります。
アルカリが髪に残留し続けると、キューティクルが開いたままの状態になり、髪内部の栄養分や水分が外に逃げてしまいます。
その結果、髪はハリやコシを失い、パサパサになったり、切れ毛や枝毛が発生しやすくなってしまうのです。
セルフカラー後に髪がパサついてしまう原因の多くは、このアルカリ残留が関係しています。
過酸化水素濃度の調整可否
カラー剤に含まれる過酸化水素(2剤と呼ばれる薬剤の主成分)は、脱色と発色の両方に欠かせない成分です。
日本の法律では過酸化水素の濃度は6%が上限とされており、濃度が高いほど脱色力と発色力が強くなりますが、その分髪へのダメージも大きくなります。
サロンカラーでは、美容師が髪の状態に合わせて1.5%、3%、6%といった濃度を使い分けることができます。
例えば、健康な黒髪の根元部分には6%の高濃度を使用し、既に明るく染まっている毛先部分には1.5%や3%の低濃度を使用するなど、部位ごとに最適な濃度を選択できるのです。
しかし、市販のホームカラー剤は、誰が使っても確実に染まるように、ほとんどが6%の最高濃度に設定されています。
そのため、根元から毛先まで同じ強さの薬剤が塗られることになり、既にダメージを受けている毛先にも強い薬剤が作用してしまいます。
その結果、毛先は必要以上にダメージを受けてしまうのです。
ダメージレベルで比較すると、セルフカラーはサロンカラーの5~10倍傷むとも言われています。
色素量と色の種類の違い
市販のホームカラー剤には、誰が塗ってもムラにならないように、サロンカラー剤よりも多くの色素が配合されています。
色素量が多いと色が濃く入りやすい反面、思った以上に暗く染まってしまったり、色が抜けにくくなったりするデメリットがあります。
また、色の選択肢にも大きな違いがあります。
サロンカラーでは、一人ひとりの髪質や希望に合わせて色を調合できるため、約200~300色もの豊富なバリエーションから選ぶことができます。
対して、市販のホームカラーの色の種類は約10~25色程度と、サロンカラーの10分の1程度しかありません。
微妙なニュアンスの違いや、自分だけのオリジナルカラーを楽しみたい方には、サロンカラーがおすすめですよ。
施術技術とデザイン性の違い
サロンカラーとホームカラーでは、施術技術やデザインの幅にも大きな差があります。
プロによる塗り分け技術
美容師は、髪の部位ごとのダメージ度合いや染まりやすさを見極めながら、正確に塗り分けることができます。
例えば、根元の新しく伸びた黒髪部分と、既にカラーをして色落ちしている毛先部分では、染まり方が全く異なります。
サロンでは、根元には明るくするための薬剤を、毛先には色味を補うだけの優しい薬剤を使い分けることで、髪全体を美しく均一な色に仕上げることができます。
この繊細な塗り分け技術は、ホームカラーでは絶対にできないことです。
自分で染める場合、特に後頭部や内側の髪は見えにくく、塗りムラが発生しやすくなります。
また、根元だけを狙って塗ることも難しく、既に染まっている部分にも重ねて塗ってしまい、ダメージが蓄積してしまうことも多いのです。
高度なデザインカラーが可能
サロンカラーでは、単に髪全体を染めるだけでなく、様々なデザインカラーを楽しむことができます。
明るい色を入れるハイライト、暗い色を入れるローライト、髪に立体感を出すバレイヤージュ、毛先に向かって徐々に明るくしていくグラデーションカラー、オンブレなど、高度な技術を駆使したおしゃれなカラーデザインが実現できます。
ホームカラーでは基本的に全体染めが中心となり、こうしたデザイン性の高いカラーは難しいでしょう。
髪色でファッションを楽しみたい方、周りと差をつけたい方には、サロンカラーが断然おすすめです。
カウンセリングとカスタマイズ
サロンでは、カラーリング前に必ずカウンセリングが行われます。
お客様の肌の色、瞳の色、髪質、過去のカラー履歴、ライフスタイル、なりたいイメージなどを丁寧にヒアリングし、それに基づいて最適な色味を提案してもらえます。
美容院では施術記録も残っているため、過去にどんなカラーをしたか、髪がどんな状態かを美容師が把握したうえで、理想の髪色を実現するために最適な薬剤や色味を選んでもらえるのです。
一方、ホームカラーでは、パッケージの写真や説明文を頼りに自分で選ぶしかなく、個々の髪の状態に合わせたカスタマイズは困難です。
それぞれのメリット・デメリットを徹底比較
ここからは、サロンカラーとホームカラーのメリット・デメリットを具体的に比較していきましょう。
サロンカラーのメリット
希望の色になりやすい
美容師の技術と豊富な色のバリエーションにより、お客様の希望通りの色味を実現しやすいです。
微妙なニュアンスの調整もプロの目で判断してもらえるため、理想のヘアカラーに近づけますよ。
髪へのダメージが少ない
揮発性のアルカリ剤を使用し、過酸化水素濃度も髪の状態に合わせて調整できるため、ダメージを最小限に抑えることができます。
また、カラー前の事前処理やカラー後のアフタートリートメントなど、髪と頭皮をいたわるケアも充実しています。
ムラなく均一に染まる
プロの塗り分け技術により、根元から毛先まで美しく均一に染め上がります。
色ムラの心配がなく、仕上がりのクオリティが高いです。
デザイン性の高いカラーが楽しめる
ハイライト、ローライト、グラデーションなど、高度な技術を使ったおしゃれなデザインカラーが可能です。
個性を表現したい方、トレンドを取り入れたい方に最適ですよ。
頭皮や髪の保護、アフターケアが充実
頭皮が敏感な方には保護クリームを使用したり、ダメージが気になる髪には前処理剤を塗布したりと、一人ひとりの状態に合わせたケアが受けられます。
カラー後のシャンプーやトリートメントも、美容師が適切に行ってくれるため、髪の健康を保ちやすいです。
サロンカラーのデメリット
価格が高い
サロンカラーの料金は、平均で5,000円~10,000円程度かかります。
サロンによってはさらに高額になることもあり、ホームカラーと比べるとコストが大きな負担になることもあります。
ただし、プロの技術と知識、髪へのダメージの少なさを考えれば、その価値は十分にあると言えるでしょう。
時間がかかる
カウンセリングから施術、仕上げまで含めると、サロンカラーには1.5時間~2時間程度の時間が必要です。
美容院への移動時間や予約の手間もあり、忙しい方にとっては時間的な制約がデメリットになることもあります。
予約が必要
思い立った時にすぐ染められるわけではなく、事前に予約を取る必要があります。
人気のサロンや美容師だと、希望の日時に予約が取れないこともありますね。
ホームカラーのメリット
価格が安い
市販のホームカラー剤は、500円~1,500円程度で購入できます。
サロンカラーと比べると、圧倒的にコストを抑えられるのが最大の魅力です。
時間に縛られない
自分の好きな時間に、自宅で気軽に染めることができます。
早朝でも深夜でも、思い立った時にすぐカラーリングできる手軽さがあります。
施術時間が短い
ホームカラーは準備から仕上げまで、30分~1時間程度で完了します。
美容院に行く時間が取れない忙しい方にとっては、大きなメリットですね。
ホームカラーのデメリット
ムラになりやすい
自分で染める場合、特に後頭部や内側の髪は見えにくく、塗りムラが発生しやすくなります。
塗り分けの技術がないと、根元と毛先が同じ薬剤で染まってしまい、仕上がりにムラが出てしまいます。
髪へのダメージが大きい
不揮発性のアルカリ剤や高濃度の過酸化水素により、サロンカラーと比べて髪へのダメージが5~10倍大きいと言われています。
繰り返し使用すると、髪がパサパサになったり、切れ毛や枝毛が増えたりするリスクが高まります。
希望通りの色にならないことがある
パッケージの写真と実際の仕上がりが異なることも多く、理想の色味を実現するのは難しいです。
特に、過去のカラー履歴によっては、思わぬ色に染まってしまうこともあります。
色落ちが早い
色素の定着が弱いため、サロンカラーと比べると色落ちが早い傾向にあります。
頻繁に染め直す必要があり、結果的に髪へのダメージが蓄積してしまうこともあるのです。
次の美容院での施術に影響が出る
セルフカラーで暗く染めすぎたり、色ムラができたりすると、次に美容院でカラーをする際に希望通りの色にできなくなることがあります。
特に黒染めや白髪染めの暗い色で染めた場合、明るくするにはブリーチが必要になり、髪への負担がさらに増えてしまいます。
色持ちが良いのはどっち?
ヘアカラーの色持ちに関しては、一般的にサロンカラーの方が優れていると言えます。
サロンカラーの色持ちが良い理由
サロンで使用されるカラー剤は、プロフェッショナル向けに開発されており、色持ちが良いのが特徴です。
これらの製品は、髪の内部に深く浸透しやすく、より長持ちする色素を含んでいます。
また、美容師が髪の状態や質、希望する色味を考慮して最適なカラー剤を選択し、個別に対応した処理方法を提案してくれます。
この個別のアプローチにより、髪にしっかりと色が定着し、色持ちが良くなるのです。
さらに、カラーリングの前後に適切な処理を行うことで、色持ちを良くするための準備やアフターケアが徹底されています。
カラー後のシャンプーやトリートメントも、美容師が髪のダメージに配慮して行ってくれるため、色の定着がより良くなります。
一般的に、サロンカラーの色持ちは1~2ヶ月程度と言われています。
ホームカラーの色持ちが短い理由
ホームカラー製品も品質が向上していますが、一般的にはサロン用の製品ほど色持ちが良いわけではありません。
ホームカラーは一般消費者向けに設計されており、使用が簡単な分、プロフェッショナル用のカラー剤ほどの色持ちやカスタマイズ性はないのです。
また、個人で施術するため、美容師のような専門的な技術や知識がないと、髪への均一な色付けやダメージの最小化が難しくなります。
さらに、カラーリングの前処理や後処理が省略されがちなことも、色持ちに影響しています。
ホームカラーの色持ちは、一般的に2~3週間程度と言われており、サロンカラーと比べると短い傾向にあります。
色持ちを重視する方、頻繁に染め直す手間を減らしたい方には、サロンカラーを選ぶのが良いでしょう。
サロンでカラーリングした後は、カラーケア用のシャンプーやトリートメントを使用することで、さらに色持ちを良くすることができますよ。
価格と時間で比較するとどうなる?
サロンカラーとホームカラーを選ぶ際、多くの方が気にするのが「価格」と「時間」です。
価格の比較
サロンカラーの料金相場は、一般的に5,000円~10,000円程度です。
サロンのグレードや地域、使用する薬剤やトリートメントの種類によっては、さらに高額になることもあります。
一方、市販のホームカラー剤は500円~1,500円程度で購入できます。
単純な金額だけで比較すると、ホームカラーは圧倒的にコストパフォーマンスが良いように見えますね。
しかし、ホームカラーは色持ちが短いため、頻繁に染め直す必要があります。
2~3週間ごとに染め直すとなると、年間で考えればそれなりのコストになります。
また、ホームカラーによる髪のダメージが蓄積すると、後にサロンでのトリートメントやダメージケアが必要になり、結局は追加のコストがかかることもあるのです。
長期的な視点で考えると、サロンカラーの方がコストパフォーマンスが良い場合もありますよ。
時間の比較
サロンカラーは、カウンセリングから施術、仕上げまで含めると、1.5時間~2時間程度かかります。
美容院への移動時間や予約の手間も含めると、半日程度の時間を確保する必要があるでしょう。
ホームカラーは、準備から仕上げまで30分~1時間程度で完了します。
移動時間もかからず、自宅で好きな時間に染められるため、時間的な制約が少ないのが魅力です。
忙しい方、小さなお子さんがいて外出が難しい方にとっては、ホームカラーの時間効率の良さは大きなメリットと言えますね。
ただし、ホームカラーは色持ちが短いため、頻繁に染め直す必要があり、トータルで見ると意外と時間を費やしていることもあります。
あなたに合うのはどっち?シーン別選び方ガイド
サロンカラーとホームカラー、どちらを選ぶべきかは、あなたのライフスタイルや髪の状態、目的によって異なります。
サロンカラーがおすすめの人
こんな方にはサロンカラーがぴったりです
髪へのダメージを最小限に抑えたい方、髪を大切にしたい方には、サロンカラーが断然おすすめです。
理想の色味を実現したい方、微妙なニュアンスにこだわりたい方も、プロの技術があるサロンカラーを選びましょう。
ハイライトやグラデーションなど、デザイン性の高いカラーを楽しみたい方にも最適ですよ。
また、初めてヘアカラーをする方、ブリーチや明るいカラーにチャレンジしたい方は、失敗のリスクを避けるためにもサロンでの施術をおすすめします。
過去にセルフカラーで失敗した経験がある方、色ムラや思わぬ色になってしまった方も、サロンでプロに任せる方が安心です。
頭皮が敏感な方、アレルギー体質の方も、適切な保護やケアが受けられるサロンカラーが良いでしょう。
色持ちを重視する方、頻繁に染め直す手間を減らしたい方にも、サロンカラーがぴったりです。
ホームカラーがおすすめの人
こんな方にはホームカラーが便利です
コストを抑えたい方、頻繁にカラーチェンジを楽しみたい方には、ホームカラーが適しています。
美容院に行く時間が取れない忙しい方、小さなお子さんがいて外出が難しい方にも便利ですね。
根元のリタッチだけを簡単に済ませたい方、白髪の部分染めをしたい方も、ホームカラーで十分対応できます。
カラーリングの経験が豊富で、自分で染めることに慣れている方なら、ホームカラーでも綺麗に仕上げられるでしょう。
既に明るい髪色で、同じトーンを維持したいだけの方も、ホームカラーで手軽にメンテナンスできますよ。
併用するのも賢い選択
サロンカラーとホームカラーを併用するのも、賢い選択です。
例えば、3ヶ月に一度はサロンでしっかりとカラーリングをして、その間の根元のリタッチはホームカラーで対応するという方法もあります。
定期的にサロンでプロのケアを受けることで、髪の健康を保ちながら、コストと時間を節約できますよ。
ただし、併用する際にはいくつか注意すべきポイントがありますので、次の章で詳しく解説していきますね。
サロンカラーとセルフカラーを併用する際の注意点
サロンカラーとセルフカラーを併用する場合、美容院で思い通りのカラーにしてもらうためには、いくつかの注意点を守る必要があります。
セルフカラーをしたことを必ず伝える
美容院でカラーをする際には、必ずセルフカラーをしたことを美容師に伝えましょう。
「セルフカラーをしたら美容院で怒られるのでは?」と心配する方もいますが、正しくセルフカラーで染めていれば怒られることはありません。
むしろ、セルフカラーの履歴を隠してしまうと、美容師が髪の状態を正確に把握できず、希望通りの色にならないリスクが高まります。
セルフカラーで何色に染めたか、いつ頃染めたかを具体的に伝えることで、美容師はそれを考慮して最適な薬剤や施術方法を選んでくれますよ。
特に、ヘアマニキュアで染めた場合は、通常のカラー剤とは反応が異なるため、必ずその旨を伝えましょう。
前回のサロンカラーに近い色を選ぶ
セルフカラーをする際は、前回のサロンカラーに近い色味と明るさを選ぶのがおすすめです。
髪色や明るさが大きく変わらなければ、次回のサロンカラーへの影響は少なくなります。
サロンでカラーをした際には、美容師に染めた色味と明るさを確認しておきましょう。
ただし、美容師に教えてもらった明るさの番号と、市販品の番号は必ずしも一致しないので注意が必要です。
実は、メーカーによって明度表示が異なり、サロン品と市販品で番号の意味が逆になっている場合もあります。
市販品を購入する際は、番号だけでなく、パッケージの仕上がり写真を参考に選ぶようにしましょう。
迷ったら明るめの色を選ぶ
セルフカラーの色選びで迷った時は、少し明るめの色を選ぶのが安全です。
明るい髪を暗く染めることは比較的簡単ですが、暗く染まりすぎた髪を明るくするのは非常に難しいのです。
特に、黒染めや白髪染めの暗い色で染めてしまうと、次のサロンカラーで希望の明るさや色味に仕上げることが困難になります。
暗くなりすぎた髪色を明るくするには、ブリーチ剤を使用してカラーを脱染する必要があり、髪への負担が大きくなってしまいます。
失敗を避けるためにも、明るさで迷ったら1トーン明るめを選ぶようにしましょう。
適切なアフターケアを行う
セルフカラー後は、自分で適切なアフターケアを行うことが非常に重要です。
セルフカラー後のアフターケアをおざなりにしてしまうと、髪のダメージがそのまま残り、次回のサロンカラーに影響が出てしまいます。
セルフカラー後は、いきなりシャンプーをするのではなく、まずはぬるま湯で薬剤をしっかりと落としてから、シャンプーを2回行いましょう。
薬剤が髪や頭皮に残らないよう、丁寧にすすぐことが大切です。
シャンプーとトリートメントは、カラーケア用のものを使うのがおすすめですよ。
カラーケア用のシャンプーやトリートメントには、「毛髪を傷めないように汚れを落とす」「傷んだ部分に作用してダメージを補修する」「毛髪を補修することで色落ちを抑える」など、ヘアカラーをした髪に必要な効果がプラスされています。
また、髪は濡れている状態だとキューティクルがダメージを受けやすくなります。
トリートメント後は優しくタオルドライをしてから、ドライヤーで髪をしっかり乾かしていきましょう。
暗い色や真逆の色は避ける
セルフカラーで暗く染まりすぎてしまったり、今の髪色と真逆の色を選んだりすると、次のサロンカラーで希望通りの仕上がりにすることが難しくなります。
ヘアカラーの仕上がりは、染める前の髪色に大きく影響されます。
例えば、赤系のカラーで染めた髪に、アッシュ系の寒色カラーをオーダーしても、希望通りの色味に仕上がらない可能性が高いです。
セルフカラーでは、できるだけシンプルな色味を選び、極端なカラーチェンジは避けるのが賢明でしょう。
長く美しい髪を保つために大切なこと
サロンカラーもホームカラーも、それぞれにメリットとデメリットがあります。
どちらを選ぶべきかは、あなたの髪の状態、なりたいイメージ、予算、ライフスタイルによって異なります。
ただし、長期的な髪の健康、美しい仕上がり、色持ちの良さを考えると、やはりサロンカラーに軍配が上がると言えるでしょう。
サロンでは、プロの美容師が一人ひとりの髪質や希望に合わせて薬剤を選定し、髪へのダメージを最小限に抑えながら、理想の色味を実現してくれます。
繊細な塗り分け技術や、ハイライトやローライトなどの高度なカラーデザインは、ホームカラーでは決して真似できない技術です。
また、カラー前の事前処理やカラー後のアフタートリートメントなど、髪と頭皮をいたわるケアも充実しており、その後の色持ちや手触りにも大きな違いが出てきます。
「費用がかかる」「時間がかかる」というデメリットはありますが、それ以上に得られる価値は大きいのです。
一方、ホームカラーは手軽でコストパフォーマンスが良いという魅力があります。
根元のリタッチや白髪の部分染めなど、簡単なメンテナンスには十分活用できるでしょう。
ただし、使用する際は適切なアフターケアを忘れず、髪へのダメージを最小限に抑える工夫が必要ですよ。
理想的なのは、サロンカラーとホームカラーを賢く併用することです。
定期的にサロンでプロの施術とケアを受けながら、その間のメンテナンスをホームカラーで行うことで、美しい髪色をキープしながら、コストと時間も節約できます。
そして何より大切なのは、「髪を大切にする」という意識です。
髪は女性の美しさを引き立てる大切な要素であり、一度傷んでしまうと元に戻すのは簡単ではありません。
美しい髪色と健康な髪を保つためにも、自分に合った方法を選び、適切なケアを続けていきましょう。
安心して染められるサロンカラーで、あなたも理想の美しい髪色を手に入れてくださいね。
みなさんも、安心して染められるサロンカラーで、狙い通りのキレイな髪色を手に入れましょう。
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