髪が傷まないヘマチンの効果とは | 【頭美人】

ヘマチンとは？

髪を染めるためのヘアカラーは、結果として地の髪が傷んでしまいます。

これはパーマでも同じことが言えますが、ヘアカラーやパーマで傷んだ髪は水分を保持することが出来にくくなり、パサパサの髪になってしまいます。

特にカラーリングはその髪色を維持するために、ある程度頻繁に染め直す必要があるため髪はどんどん傷んでしまいます。

このように髪をカラーリングするとき、なるべく傷まないことを目的に使うのが「ヘマチン」なのです。

ヘマチン成分

血液中に存在するヘモグロビンは、ヘマチンとグロビンが分解して生成された成分です。ヘマチンはヘモグロビンを電気分解によって、グロビンと分離させて生成されます。

ヘマチンは分離させてしまうと不安定になるのですが、髪の主成分であるケラチンと結合させることにより安定します。

そのためヘマチンは、髪に塗ると髪のケラチンと結合して安定、定着させます。

使用方法

ヘマチンはヘアカラーの施術の時に使う薬剤です。
美容室でカラーリングをする時、事前に髪に塗ることでカラーリングによる髪の傷みを和らげる効果があります。

美容室でカラーリングをした経験がある人は、カラー剤を塗る前に黒い液体を髪に塗ってもらった覚えはないでしょうか？その黒い液体がヘマチンが主成分の薬剤です。

カラーリングの薬剤はアルカリ性であり、このアルカリ性成分が髪を傷める要因となります。

ヘマチンはアルカリを除去する効果があり、加えてカラー剤の色褪せを防ぐ効果や、髪を紫外線から守る効果もあるため、髪の補修と保護の効果があるのです。

ヘマチン配合のシャンプー効果

ヘマチンは、髪に付けると髪のケラチンと結合し安定します。

さらにヘマチンには髪を紫外線から守ったり、カラー剤の色褪せを防いだり、髪に対してのメリットがたくさんあるため美容室でよく使われます。

ヘマチンが配合されているシャンプーや、洗い流さないトリートメントは市販もされています。

髪を保護する効果もあるため、シャンプーとして使用してもメリットはありますが、特に髪を染めている人はカラー剤で傷んだ髪の補修効果もあるため、より効果的ですのでオススメです。

カラーリングによって髪の傷みが気になる人は、ヘマチン配合のシャンプーやトリートメントを探してみてはいかがでしょうか。

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