- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 美髪の秘訣
- >
- コンディショナー/リンスについて
- >
- リンス、コンディショナー、トリートメントの違いと使い分け方を徹底解説!
本ページはプロモーションが含まれています
コンディショナー/リンスについて
リンス、コンディショナー、トリートメントの違いと使い分け方を徹底解説!
How to use rinse, conditioner and treatment separately

リンス、コンディショナー、トリートメントの違いを正しく理解していますか?
シャンプー後の髪のケアに何を使っていますか。
リンス、コンディショナー、トリートメント…似たような名前で、どれも髪をケアするアイテムだということは知っていても、それぞれの違いや正しい使い分け方を理解している人は意外と少ないかもしれませんね。
実は、これらは髪のどの部分に作用するかによって役割が大きく異なります。
間違った使い方をしていると、せっかくのヘアケアが逆効果になってしまうこともあるんですよ。
この記事では、リンス、コンディショナー、トリートメントの違いから、髪の状態に合わせた使い分け方、効果的な使用方法まで、美しい髪を育むために知っておきたい情報を詳しく解説していきます。
リンス、コンディショナー、トリートメントそれぞれの役割とは
まずは、それぞれのアイテムが持つ基本的な役割を理解しましょう。
髪のどの部分に働きかけるかによって、使い分けが必要になってくるのです。
リンスの役割は髪の表面を保護すること
リンスの主な役割は、髪の表面をコーティングして保護することです。
シャンプー後の髪は、キューティクルが開いて無防備な状態になっています。
リンスは髪の表面に薄い保護膜を作り、髪のすべりを良くして摩擦から守ります。
分子が大きいため髪の内部には浸透せず、あくまで表面をケアするアイテムなんですよ。
静電気を抑えたり、絡まりを防いだりする効果もあります。
粘度が低くサラッとしたテクスチャーが特徴で、塗布後すぐに洗い流すことができます。
コンディショナーは保湿しながら髪を整える
コンディショナーもリンスと同様、基本的には髪の表面をケアするアイテムです。
ただし、リンスよりも保湿成分が多く配合されている傾向があります。
髪の表面を整えながら、潤いを与えてしっとりとした質感に導いてくれるんですよ。
製品によっては、髪の表面層に若干浸透するタイプもあります。
コンディショナーという名称には「髪のコンディション(状態)を整える」という意味が込められています。
キューティクルを整えて、まとまりやすく扱いやすい髪に仕上げてくれます。
実は、リンスとコンディショナーの明確な定義はメーカー間で統一されていません。
そのため、製品の表示や特徴をしっかり確認して選ぶことが大切なんですよ。
トリートメントは髪の内部から補修する
トリートメントは、リンスやコンディショナーとは働きが大きく異なります。
最も大きな違いは、分子が小さいため髪の内部まで浸透できることです。
髪の内部に栄養成分を届けて、ダメージを内側から補修する役割を持っています。
タンパク質やアミノ酸などの栄養素が、パーマやカラー、日常的な摩擦で傷んだ髪の内部をリペアしてくれるんですよ。
保湿効果も高く、乾燥してパサついた髪にしっとり感を与えます。
多くのトリートメントは、リンスやコンディショナーの機能も併せ持っているため、トリートメントだけでも十分な仕上がりが得られます。
なぜ使い分けが必要なのか髪の構造から理解しよう
使い分けが必要な理由を理解するには、髪の構造とダメージのメカニズムを知ることが大切です。
髪の構造とダメージの種類
髪の表面は、キューティクルという層で覆われています。
キューティクルは、魚のうろこのように重なり合って、髪の内部を守る役割を果たしているんですよ。
日常的に髪は、紫外線、乾燥、摩擦などの外部刺激にさらされています。
ドライヤーやヘアアイロンの熱も、キューティクルを傷つける原因になります。
このような外部からのダメージは、主に髪の表面に影響を与えます。
一方、パーマやヘアカラーは、薬剤を髪の内部まで浸透させるために、人工的にキューティクルを開く処理を行います。
そのため、髪の内側まで深刻なダメージを受けてしまうのです。
ダメージの深さによって、必要なケアが異なるというわけですね。
分子の大きさが浸透力を決める
リンス、コンディショナー、トリートメントの違いは、実は配合成分の分子の大きさにあります。
分子の大きさは「トリートメント<コンディショナー<リンス」の順になっています。
分子が小さければ小さいほど、髪の内部まで浸透することができるんですよ。
トリートメントは分子が小さいため、キューティクルの隙間から髪の内部に入り込み、内側からダメージを補修できます。
コンディショナーは中程度の分子サイズで、製品によっては表面層に若干浸透するものもあります。
リンスは分子が大きいため、髪の表面をコーティングするだけで内部には浸透しません。
この分子サイズの違いが、それぞれの役割を決定しているのです。
髪のダメージレベル別の使い分け方
あなたの髪の状態に合わせて、適切なアイテムを選びましょう。
ダメージがほとんどない健康な髪にはリンスやコンディショナー
髪のダメージがほとんどない場合は、リンスかコンディショナーだけで十分です。
日常的に受ける外部からの刺激から髪を守ることが目的になります。
髪の表面をしっかりコーティングして、キューティクルの傷みを予防しましょう。
サラッとした仕上がりが好みならリンス、しっとり感が欲しいならコンディショナーを選ぶといいですよ。
毎日使用することで、髪を健やかな状態に保つことができます。
中等度のダメージにはコンディショナーまたはトリートメント
髪の乾燥やパサつきが気になり始めたら、コンディショナーまたはトリートメントの使用を検討しましょう。
髪の指通りが悪くなってきた、ツヤが失われてきたと感じる場合は、表面だけでなく内部のケアも必要になってきます。
保湿効果の高いコンディショナーを毎日使用するか、週に1〜2回トリートメントで集中ケアを行うのがおすすめです。
髪の状態を見ながら、使用頻度を調整してくださいね。
深刻なダメージにはトリートメントが必須
パーマやヘアカラーを繰り返している髪は、内部まで深刻なダメージを受けています。
このような場合は、内部に浸透して補修できるトリートメントが必須になります。
間違ってリンスやコンディショナーだけを使うと、髪の内側に薬剤を残したまま表面だけをコーティングすることになってしまうんですよ。
これでは、内部のダメージは補修されず、髪はさらに傷んでしまいます。
週に1〜2回、しっかりとトリートメントで内部ケアを行いましょう。
トリートメント後にコンディショナーやリンスで表面を保護すると、さらに効果的ですよ。
併用する場合の正しい順番とその理由
トリートメントとリンス・コンディショナーを併用すると、より効果的なヘアケアが可能になります。
ただし、使う順番を間違えると効果が半減してしまうので注意が必要です。
必ずトリートメントを先に使う理由
併用する場合は、必ずトリートメントを先に使い、その後にリンスやコンディショナーを使います。
この順番には、明確な理由があるんですよ。
トリートメントは髪の内部に浸透させることが目的です。
先にリンスやコンディショナーで表面をコーティングしてしまうと、トリートメントの成分が内部に浸透できなくなってしまいます。
まずトリートメントで内部に栄養を届けて補修し、その後リンスやコンディショナーで表面を保護して栄養の流出を防ぐ。
この順番が、最も効果的なヘアケア方法なのです。
正しい併用の手順
シャンプー後、軽く水気を切ってからトリートメントを塗布します。
髪の中間から毛先を中心に、しっかりと揉み込むようになじませましょう。
製品の指定する時間(多くは5〜10分程度)放置して、成分を浸透させます。
その後、しっかりとすすぎます。
次に、リンスまたはコンディショナーを髪全体に塗布します。
頭皮には付けないように、髪の表面を中心になじませてくださいね。
軽くすすいで完了です。
この手順を守ることで、内部補修と表面保護の両方が実現できるんですよ。
髪質・悩み別の選び方とケア方法
自分の髪質や悩みに合わせて、最適なアイテムを選びましょう。
ダメージヘアには補修力重視のトリートメント
ダメージが進んでいる髪には、補修効果が高いトリートメントを選びましょう。
タンパク質やアミノ酸が豊富に配合された製品が、髪内部のダメージをリカバリーしてくれます。
週に1〜2回、時間をかけてしっかりとケアすることが大切です。
トリートメント後は、リンスやコンディショナーで表面を保護して、補修した成分の流出を防ぎましょう。
特に絡まりがひどい場合は、表面を整えることで扱いやすい髪に導けますよ。
細毛・ねこっ毛には軽いタイプを
ねこっ毛や細い髪は、傷みやすくへたりやすいのが特徴です。
重めのトリートメントを使うと、髪がペタンとしてボリュームが出なくなってしまいます。
軽い質感に仕上がるトリートメントや、ボリュームをサポートする成分が含まれた製品を選びましょう。
リンスやコンディショナーも同様に、軽いタイプを選ぶことが大切です。
髪をしっとりと保ちつつも、重くなりすぎないように調整してくださいね。
くせ毛・パーマヘアには保湿重視
くせ毛やパーマヘアは、髪表面のキューティクルの配列が一定ではありません。
そのため、内部の水分や栄養分が流出しやすく、乾燥しやすい傾向があるんですよ。
保湿効果が高いコンディショナーやトリートメントを選んで、しっかりと潤いを与えましょう。
ダメージがある場合は、トリートメントで内部を補修することも重要です。
髪の表面を整えることで、絡まりにくく扱いやすい髪になりますよ。
ヘアカラー後は色持ちケアも重要
ヘアカラーをした髪は、キューティクルを開いてカラーリングしているため、基本的にダメージを受けています。
保湿効果があるトリートメントを定期的に使って、内部のダメージをケアしましょう。
カラートリートメントを使うと、色持ちも良くなるのでおすすめです。
トリートメント後に、色落ちを防ぐリンスやコンディショナーを使用するのも効果的ですよ。
ヘアカラー専用の製品を使うと、より色鮮やかさを保つことができます。
効果を最大化する正しい使い方のポイント
適切なアイテムを選んでも、使い方が間違っていると効果は半減してしまいます。
正しい使用方法を身につけましょう。
トリートメントの効果的な使い方
シャンプー後、しっかりと水気を切ることが大切です。
水分が多いと、トリートメントが薄まって効果が低下してしまいます。
トリートメントは、髪の中間から毛先を中心に塗布しましょう。
頭皮には付ける必要はありませんよ。
髪に揉み込むようにしっかりとなじませ、粗目のコームでとかすと均一に広がります。
製品の指定する時間(通常5〜10分)放置して、成分を浸透させます。
より効果を高めたい場合は、ホットタオルで巻いたり、ラップで包んだりして蒸すのもおすすめです。
熱によってキューティクルが開き、成分がより浸透しやすくなるんですよ。
最後は、ぬめりがなくなるまでしっかりとすすぎましょう。
リンス・コンディショナーの効果的な使い方
リンスやコンディショナーは、髪の表面に塗布します。
頭皮に付けると毛穴詰まりの原因になるので、避けてくださいね。
適量を手に取り、髪全体になじませます。
コンディショナーの場合、少し多めに塗布してマスク状態にし、10分程度放置するとより効果的です。
毛束を少量ずつ取り、ギュッと入れ込むように手を滑らせると、栄養を髪に浸透させることができますよ。
最後は、軽くすすぎます。
すすぎすぎると保護膜まで洗い流してしまうので、ぬめりが少し残る程度で大丈夫です。
やってはいけないNG使用法
トリートメントとリンス・コンディショナーの順番を逆にするのはNGです。
効果が得られないだけでなく、髪のダメージを悪化させることもあります。
また、頭皮にリンスやコンディショナーを付けるのも避けましょう。
毛穴が詰まって、頭皮トラブルの原因になってしまいますよ。
トリートメントの放置時間を守らないのもNGです。
長く置けば効果が上がるわけではなく、逆に髪に負担をかけることもあります。
製品の指示に従って使用してくださいね。
よくある疑問に答えます
リンス、コンディショナー、トリートメントの使い方について、よくある疑問に答えていきましょう。
毎日使っても大丈夫なの?
リンスとコンディショナーは、毎日使用して問題ありません。
むしろ、毎日使うことで髪を継続的に保護し、ダメージを予防できます。
トリートメントは、製品によって推奨される使用頻度が異なります。
一般的に、ダメージ補修を目的としたトリートメントは、週に1〜2回の使用が推奨されていますよ。
毎日使えるデイリータイプのトリートメントもあるので、製品の表示を確認しましょう。
ただし、オイリーな髪質の人は、使用頻度を調整する必要があるかもしれません。
自分の髪の状態を見ながら、最適な頻度を見つけてくださいね。
コンディショナーとトリートメント、両方使う必要はある?
基本的には、どちらか一方で十分です。
最近のトリートメントは、リンスやコンディショナーの機能も併せ持つ製品がほとんどなんですよ。
トリートメントだけでも、内部補修と表面保護の両方ができます。
ただし、髪のダメージが特に深刻な場合は、トリートメントで内部を補修した後、コンディショナーで表面を保護する「併用ケア」がおすすめです。
補修した成分を閉じ込めて、流出を防ぐことができますよ。
自分の髪の状態と相談しながら、必要に応じて使い分けましょう。
自分の髪の状態がわからないときはどうすればいい?
自分の髪の状態が判断できない場合や、何を使うか迷ったときは、トリートメントを使うのがおすすめです。
トリートメントは内部補修と表面保護の両方の機能を持つ製品が多いため、幅広い髪の状態に対応できます。
まずはトリートメントから始めて、髪の変化を観察してみましょう。
それでも改善が見られない場合は、美容師さんに相談するのも良い方法ですよ。
プロの目で髪の状態を診断してもらい、最適なケア方法をアドバイスしてもらえます。
リンスとコンディショナーの違いは何?
実は、リンスとコンディショナーには明確な定義の違いはありません。
メーカー間で統一された基準がないため、製品によって呼び方が異なるだけなんですよ。
一般的には、リンスは粘度が低くサラッとしていて、コンディショナーは保湿成分が多めというイメージがありますが、これもメーカーによって異なります。
製品を選ぶときは、名称ではなく、その製品の特徴や配合成分、期待できる効果を確認して選びましょう。
表示をしっかり読んで、自分の髪に合ったものを見つけてくださいね。
美しい髪を育むための総合的なケアを心がけましょう
リンス、コンディショナー、トリートメントの使い分けは、美しい髪を保つために重要です。
でも、これらのアイテムを使うだけでは不十分なんですよ。
シャンプーで頭皮や髪の汚れをしっかり落とすことが、ヘアケアの基本です。
洗い残しやすすぎ残しがないように、丁寧に洗いましょう。
ドライヤーの使い方も大切です。
髪から20センチ程度離して、根元から乾かすようにすると、髪へのダメージを最小限に抑えられますよ。
紫外線対策も忘れずに行いましょう。
UVカット効果のあるヘアケア製品を使ったり、帽子をかぶったりして、髪を守ってくださいね。
バランスの良い食事や十分な睡眠も、健やかな髪を育てる上で欠かせません。
体の内側からのケアも意識しましょう。
リンス、コンディショナー、トリートメントの特徴を理解して、自分の髪の状態に合わせて使い分けることで、日々のヘアケアがもっと効果的になります。
今日から正しい使い分けを実践して、あなたも美しいツヤ髪を手に入れましょう。
髪の変化を楽しみながら、自分に最適なヘアケア方法を見つけてくださいね。
おすすめのアイテム ナプラ インプライム モイスチャートリートメント ベータ

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
美髪の秘訣
美髪の秘訣























