- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 美髪の秘訣
- >
- シャンプーについて
- >
- もう迷わない!ノンシリコンとシリコン配合の「正しい使い分け」をやさしく解説
本ページはプロモーションが含まれています
シャンプーについて
もう迷わない!ノンシリコンとシリコン配合の「正しい使い分け」をやさしく解説
Proper use of non-silicone shampoo and silicone shampoo
まず整理:ノンシリコンとシリコーン配合の違い
シャンプーの仕上がりは「シリコーンの有無」で大きく変わります。
同時に、髪や地肌への安全性については過度に心配しなくて大丈夫です。
シリコーンは髪表面をなめらかにして摩擦を減らす役割があり、毛穴をふさぐ心配は通常の使い方ではほとんどありません。
だからこそ、イメージではなく、髪質や仕上がりの希望で選ぶのが近道になります。
仕上がりは「洗浄成分×シリコーン有無」で決まる
同じノンシリコンでも、洗浄成分が違えば仕上がりは別物になります。
アミノ酸系やベタイン系はマイルド、強めの高級アルコール系はさっぱり感が強い、といった傾向があるのです。
そこにシリコーンを足すと、指通りが良くなり、乾いた後のまとまりが安定します。
一方、ノンシリコンなら軽くふんわりと仕上がりやすく、根元の立ち上がりを妨げにくくなります。
アミノ酸系・ベタイン系・高級アルコール系の目安
アミノ酸系やベタイン系は、乾燥しやすい髪やダメージ毛と相性が良いです。
しっとり感を求める人は、ここにシリコーン配合を組み合わせると摩擦が減って扱いやすくなります。
皮脂が多い日や整髪料が重い日は、高級アルコール系のさっぱり感が助けになります。
ただし強すぎるときしみやすいので、シリコーン配合のものを選ぶとバランスが取りやすくなります。
シリコーンの種類と質感の違い
ジメチコンなどのベーシックなシリコーンは、なめらかさとツヤを底上げします。
アミノ変性シリコーンは傷みやすい部分に留まりやすく、引っかかりを減らす助けになります。
軽さ重視なら、揮発性シリコーンを配合したタイプはベタつきにくく快適です。
成分名の「〜メチコン」「〜シロキサン」を目印に、自分の好みを探してみましょう。
迷ったらここを見る:使い分け早見
迷うときは「髪の太さ」「ダメージ度」「仕上がりの希望」の3点で決めましょう。
どれか1つでも当てはまれば、まずはその方向で始めてOKです。
細毛・ボリューム不足なら軽さ重視
根元のつぶれが気になる人は、ノンシリコン×マイルドな洗浄成分が相性良しです。
毛先の引っかかりが気になる日は、アウトバスの少量オイルで調整すると軽さを保てます。
ふんわり感が物足りない日は、使用量を少し減らし、すすぎを長めに取りましょう。
広がり・ダメージ毛なら摩擦ガード重視
パサつきやすい人、手触りを整えたい人は、シリコーン配合タイプが心強い味方です。
洗う最中から指通りを補助してくれるので、髪同士の摩擦を減らせます。
仕上げにドライヤーの風を根元から通し、毛先はこすらないように乾かしましょう。
頭皮が敏感・ベタつきやすい時の選び方
敏感に傾いた日は、マイルドな洗浄設計のノンシリコンでシンプルに整えます。
ベタつく日は、洗浄力がやや高めの設計や2度洗いでリセットします。
いずれも「予洗い長め・すすぎ丁寧」が仕上がり安定の近道です。
施術と季節でどう変える?
シャンプーの使い分けは、季節や施術のタイミングでも変えられます。
同じ銘柄を固定せず、軽さと保護感を季節でスイッチすると快適です。
カラー/パーマ前後の考え方
カラーやパーマの前後は、摩擦を増やさないことが最優先です。
普段は好みでOKですが、直前直後は指通りを補助する処方があると扱いやすくなります。
一方で、美容室の施術方針によってはノンシリコンを指定するケースもあります。
迷ったら担当者の指示に合わせて、直前だけ切り替える運用が安心です。
夏は軽さ、冬は保護感でスイッチ
汗や皮脂が増える夏は、ノンシリコンや軽い質感の設計が快適です。
乾燥しやすい冬は、シリコーン配合で摩擦を減らし、まとまりを優先しましょう。
季節で仕上がりのゴールを変えるだけで、日々のストレスがぐっと減ります。
ビルドアップをためない運用術
どんな処方でも、残りや重なりをためない工夫が肝心です。
難しく考えず、週と日のリズムで整えましょう。
週1リセットと2度洗いの判断
整髪料が多い週は、週1回だけリセット用の洗浄力で軽く落とします。
日々はマイルド設計で、髪と地肌の負担を抑えるのが長続きのコツです。
泡がつぶれる日は、いったんすすいでから2度目で地肌中心に洗えばOKです。
すすぎと量の最適化
残りやすいのは生え際・耳後ろ・えり足です。
ぬめりが消えるまでのすすぎと、手のひらでの軽い起泡を習慣にしましょう。
量は「泡が全体に行きわたる最小量」を目安に、日によって微調整します。
よくある質問
Q: シリコーンは毛穴に詰まる?
通常の使い方で毛穴をふさぐ心配はほとんどありません。
すすぎを丁寧に行えば、残留による不快感も避けられます。
Q: カラーやパーマの効きが悪くなる?
一般的な使用範囲では有意な差は出にくいとされます。
ただしサロンの施術設計によっては、直前だけノンシリコンを勧める場合があります。
Q: 細毛でぺたんこ。どっち?
まずはノンシリコン×マイルド洗浄で軽さを優先します。
毛先の引っかかりは、洗い流さない少量オイルで補いましょう。
Q: ダメージ毛で広がる。どっち?
シリコーン配合で摩擦を抑えると扱いやすくなります。
乾かすときは毛先をこすらず、根元から風を通すのがコツです。
Q: 子どもと一緒に使える?
低刺激設計を選び、量とすすぎを大人が手伝えば安心です。
目に入りにくいよう、前髪側からのせない工夫も大切です。
Q: ノンシリコンに変えたらきしむ時は?
量を少し増やす、すすぎ時間を短くしすぎない、アウトバスを1滴だけ足す、の順で調整します。
それでも気になる日はシリコーン配合へ一時スイッチしてもOKです。
Q: ビルドアップが心配な時は?
週1回のリセット洗いか、泡がつぶれる日にだけ2度洗いを入れましょう。
日々はやさしく、週に一度だけ整えると蓄積しにくくなります。
まとめ
ノンシリコンとシリコーン配合のどちらが正解かではなく、洗浄成分との組み合わせで「今日の髪に合う正解」を作るのがコツです。
細毛やボリューム不足の日は軽さを、広がりやダメージが気になる日は摩擦ガードを優先しましょう。
季節や施術の前後で切り替える運用なら、無理なくきれいが続きます。
まずは今の悩みに合う方から始めて、週1のリセットと丁寧なすすぎで仕上がりを安定させていきましょう。
おすすめのアイテム オルナ オーガニック

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
美髪の秘訣
美髪の秘訣