海外では髪を毎日洗わないって本当なの？ | 【頭美人】

海外では髪を毎日洗わないのは本当なの？

シャンプーは頭皮の汚れを落とし、フケや痒み、嫌な臭いを防ぐために重要なものです。

しかし海外では、むしろシャンプーをし過ぎない方が美しい髪を保つということが常識になっています。

アメリカやヨーロッパでは、シャンプーは2～3日に1度というのが基本になっていて、それ以外の日はドライシャンプーをしている人が多くいます。

ドライシャンプーは水を使わないため、日本では災害時に重宝されており、介護施設などで使われることが多いのですが、海外では若い女性たちの間でも日常的に使われています。

スプレー状のものやパウダーやジェルなど様々なタイプがあり、使い方は髪や頭皮に馴染ませてマッサージをしたら、タオルやドライヤーで乾かすだけで終わりです。

汚れがきちんと落ちていないのではと不安に思う人も多いと思いますが、ドライシャンプーには界面活性剤が使われているものが多いため、普通のシャンプーと同様の洗浄効果があります。

また、イギリスなどではシャンプーを出来る限り使わずに、お湯だけで洗う湯シャンをしている人も多いようです。

日本人は髪を洗い過ぎているの？

日本人は湯船に浸かる習慣があるため、風呂に入ったら髪も一緒に洗うのが当たり前になっています。

シャワーで済ませる場合でも、毎日髪を洗うのが習慣になっている方が多く、中には1日2回洗うという方も珍しくありません。

しかし、海外と比べると毎日髪を洗うということは洗い過ぎのようです。

髪を洗い過ぎると、頭皮を守っている皮脂まで洗い流すことになるため、乾燥しがちになりフケや痒みがひどくなってしまいます。

頭皮が乾燥すると、皮脂の分泌が過剰になり毛穴に皮脂が詰まってしまい、抜け毛がひどくなる場合もあります。

また、髪を洗った時にしっかりすすぎをしないと、シャンプーの成分が地肌に残り抜け毛や湿疹などのトラブルを引き起こす可能性もあります。

最近は芸能人の中にも、美しい髪を保つためにあえて毎日髪を洗わないという人や、シャンプーを使わない湯シャンをしている人も増えています。

シャンプーは自分の髪や頭皮の状態をしっかりと見極めた上で、自分に合った頻度で洗うようにしましょう。

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