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くせ毛の原因と対策
波状毛の原因と対策をぜんぶ解説!抜くのは危険?今日から整う正しい手順
Is it dangerous to pull it out? ! Causes of wavy hair and countermeasures
波状毛とは?
波状毛は髪がS字に波打つようにうねるくせ毛の一種です。
日本人に多く、湿気が高い日ほどふくらみやすい特徴があります。
表面は直毛に見えても内側だけ波状毛というケースもあり、見え方に個人差があります。
見た目の特徴と他のくせ毛との違い
波状毛は大きなS字のうねりが規則的に続くのが特徴です。
ねじれが強く凹凸が目立つ捻転毛、細かく縮れる縮毛、珠状に見える連珠毛とは性質が異なります。
同じ頭の中で複数タイプが混在することもあり、対策は「整える順番」をそろえることが近道です。
先天性と後天性の波状毛
生まれつきの構造差で波状毛になりやすい人がいます。
一方で、加齢や生活習慣、ダメージの蓄積、湿気環境の影響で、後から波状のうねりが目立つケースもあります。
先天と後天が重なると、季節や体調で揺れやすくなります。
波状毛の原因を深掘り
波状毛は「髪の構造」「環境からの影響」「日々の扱い」の三つ巴で生じます。
仕組みを知ると、対策の優先順位が決めやすくなります。
断面形・毛根形状・コルテックス分布
直毛は断面が円に近い傾向があり、くせ毛は断面が楕円寄りになることが多いです。
毛根の形や向きの差、内部のコルテックス細胞(オルト/パラ)の分布の偏りも、カールやうねりに影響します。
年齢変化でこの偏りが増えると、以前よりうねりが出やすく感じることがあります。
湿気とダメージで悪化する仕組み
キューティクルが乱れている部分は水を吸いやすく、梅雨どきは弱い部分だけがふくらんで波打ちが強まります。
ブリーチや高温アイロンの繰り返しは、吸水のムラと手触りの粗さを招き、うねりの「見え方」を悪化させます。
乾かし方や保湿の順番が整えば、同じ髪でも崩れにくくなります。
「抜くのは危険?」安全面の注意
目立つ毛を抜いても、根本的な解決にはなりません。
繰り返し抜く行為は機械的な脱毛の原因となり、炎症や薄毛リスクにつながることがあります。
抜いてしまう癖が続く場合は、皮膚科で相談しましょう。
今日からできる対策ステップ
波状毛は「整える工程」をそろえるだけで扱いやすくなります。
夜のベースづくりと朝のリセット、湿気対策を流れで押さえましょう。
洗い方と週ケアの組み立て
シャンプー前にぬるま湯で予洗いし、頭皮の汚れを先に落とします。
シャンプーは指の腹でやさしく、毛先は泡で包むだけにして摩擦を減らします。
コンディショナーやトリートメントは中間〜毛先に均一に行き渡らせ、粗めのコームでならしてから流します。
週に数回、集中マスクで吸水差を埋めると湿気に強くなります。
タオルドライと根元からの完全ドライ
タオルは押し当てて水分を挟み取り、こすらないことが鉄則です。
乾かす順番は必ず根元から。
分け目と表面の根元を持ち上げるように風を上から下へ当て、最後は冷風で表面を締めます。
「完全ドライ」が翌朝の崩れを減らす最短ルートです。
ミスト→ミルク→オイルの順番
タオルドライ後、まず保湿系ミストで全体を均一に潤します。
次にミルクやクリームで水分と柔らかさを補い、毛先中心にオイルを薄く重ねて封止します。
細毛・軟毛はミルク少量+オイルは1滴から、硬毛・多毛はミルクしっかり+オイル2〜3滴から始め、足りなければ少しずつ追加します。
根元や頭皮にオイルを直接つけないのがコツです。
朝のリセットと湿気対策
寝ぐせが出た部分の根元だけ霧吹きで湿らせ、ドライヤーで方向づけします。
表面の浮きを感じたら、仕上げにオイルやバームをごく薄く。
雨の日は前髪と顔まわりを優先し、触り過ぎないことがキープの秘訣です。
髪質・履歴別の微調整
同じ量でも仕上がりは髪質で変わります。
まずは少量から始め、鏡でツヤと動きを見ながら微調整しましょう。
細毛・軟毛/硬毛・多毛/ブリーチ毛
細毛・軟毛は軽いミルクを少量、毛先だけに。
オイルは1滴から試し、重さが出たら量を減らします。
硬毛・多毛はミルクやクリームをしっかりめに、オイルは2〜3滴で表面をならすと収まりが良くなります。
ブリーチ毛は水分の出入りが不安定なため、ミルク→オイルの順で薄く重ねて均一化します。
サロンで相談したい選択肢
ホームケアで整えにくい強い波状や、部分的なジリつきにはサロン施術も有効です。
ただし、いずれも負担はゼロではないため、履歴の共有とリスク理解が大切です。
縮毛矯正・酸性ストレートの違い
縮毛矯正は薬剤と熱で形を固定するため持続力が高い一方、熱・薬剤ダメージの管理が重要です。
酸性ストレートは膨潤を抑えて繊細に整える設計が多く、相性が合えば質感がやわらかく出ます。
ブリーチ履歴がある場合は無理をせず、段階的な設計にしましょう。
髪質改善・酸熱の理解と注意
酸熱トリートメントなどの髪質改善は、うねりを「扱いやすくする」方向の選択肢です。
ストレート化の力は穏やかで、お店ごとに内容が異なるため、目的と期待値を必ずすり合わせましょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 波状毛は抜くと直りますか?
直りません。
抜く行為は機械的な脱毛の原因になり得るため、毛を抜く癖があるなら皮膚科に相談しましょう。
Q: 片側だけ波打つのは毛穴のせい?直し方は?
根元の向きや乾かし方の差が原因で片側だけ強く出ることが多いです。
はねる側の根元を持ち上げて乾かし、仕上げは冷風で固定すると安定します。
Q: 梅雨や雨の日、崩れない順番は?
根元の方向づけ→完全ドライ→表面を薄く封止、の順が基本です。
前髪と顔まわりはごく少量で膜を作ると崩れにくくなります。
Q: ブリーチ毛のうねりは何から対策する?
まずミルクで水分を均し、次にオイルを薄く重ねて封止します。
高温アイロンの連発は避け、根元からのドライを丁寧に行いましょう。
Q: ミルクとオイルはどちらが合う?併用は?
乾燥・広がりが強いならミルク+少量オイルの重ね使いが安定します。
細毛・軟毛はミルク単独か、オイル1滴から様子を見ましょう。
Q: アイロン温度と回数の目安は?
低〜中温から試し、同じ場所に長く当てないこと。
週の使用回数を決めて、休ませる日を作るとダメージが蓄積しにくくなります。
まとめ
波状毛は髪の構造と環境、日々の扱いが重なって生まれますが、手順をそろえれば確実に扱いやすくなります。
夜は予洗い→やさしく洗う→保湿→根元から完全ドライ、朝は根元リセット→冷風固定→薄い封止で湿気に備える流れを続けましょう。
「抜く」より「整える」。
今日からできる小さな行動を積み重ねて、波状毛をあなたの味方にしていきましょう。
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