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くせ毛の原因と対策
気圧が変わると髪はなぜ崩れる?湿度と自律神経からやさしく解説!
Impact on the hair in the pressure changes
なぜ気圧が変わると髪が言うことをきかないの?
低気圧が近づくと湿度が上がりやすく雨も増えます。
この湿度こそがうねりや広がりの主犯で、気圧の変化は間接的な合図と考えると理解しやすいですよ。
空気中の水分が多いと、髪は水を吸い込みやすくなります。
吸水すると髪は少しふくらみ、内部の結び付きが組み替わって形が変わりやすくなります。
特にくせ毛は内部のつくりが均一ではないため、場所ごとに水の吸い方が違います。
その差が大きくなるほど、うねりや広がりとして表に出てきます。
体の調子も影響します。
気圧の変化は内耳や自律神経に刺激となり、だるさや頭痛で支度の手間が増えがちです。
結果として、セットの精度が落ちたり持ちが悪くなったりもしやすいのです。
低気圧と湿度の関係
低気圧はたくさんの水蒸気を呼び込みます。
雲が広がって雨になり、周りの空気はしっとり重たくなります。
このとき髪が吸水しやすくなり、朝に作った形がほどけやすくなります。
高気圧のときは空気が乾きやすく、広がりにくい一方でパサつきや静電気の悩みが出やすくなります。
どちらも行き過ぎると扱いにくさが出る点を知っておきましょう。
髪が水分で膨らむ科学
髪はたんぱく質でできていて、内部は細かな結び付きで形を保っています。
水分が入るとこの結び付きが一部ゆるみ、乾くとまた結び直されるため、うねりが出たり収まったりを繰り返します。
くせ毛では吸水のムラが大きいので、湿度が上がるほど形の差が強調されます。
逆に乾燥が強い日もうねりが出ることがあり、季節に応じた保湿と防湿のバランスが大事です。
体調が整わないとスタイリングも崩れやすい
気圧が下がると体がだるく感じたり、頭痛が出やすい人もいます。
内耳が変化を感じ取り、自律神経のバランスが崩れると、血行や睡眠の質も揺らぎがちです。
寝不足やだるさがあると、朝のブローやアイロンが丁寧にできず、仕上がりや持ちにも差が出ます。
髪だけでなく体調も含めて“天気対策”と考えるのがコツですよ。
低気圧の日に起きやすい髪・頭皮の変化
うねりや広がりが増えて、前髪や顔周りがふくらみます。
根元がつぶれてボリュームが出にくく、毛先だけが広がるバランスになりやすいです。
頭皮は湿って皮脂がなじみにくく、においが気になることもあります。
スタイリング剤の重ね付けでさらに根元がつぶれる、という連鎖も起きやすいです。
抜け毛が増えた気がするという声もあります。
季節や生活リズムの変化、睡眠の乱れが重なると、頭皮の巡りが落ちてそう感じやすくなります。
気になるほど続く場合は、記録を取りつつ皮膚科や頭髪外来で相談しましょう。
うねり・広がり・根元のつぶれ
湿度が高い日は、仕上げた直後は整っていても外気で徐々にほどけます。
根元がしっとりして立ち上がらず、表面の短い毛がふわっと浮きやすいのが特徴です。
ベタつき・におい・ボリュームダウン
皮脂や汗がたまりやすくなると、においが気になったり、夕方にぺたんとしやすくなります。
皮脂を落とそうとして強くこすると逆効果なので、洗い方の見直しが大切です。
抜け毛が増えたと感じる理由
体調がゆらぐ時季は、睡眠や食事の乱れが重なりやすいです。
一時的な抜け替わりの範囲なら慌てず、ケアと記録で様子を見ましょう。
急に量が増えたり頭皮に痛みや赤みがある場合は受診を優先してください。
高気圧の日に気をつけたいこと
空気が乾きやすく、手触りが硬くなったり静電気でまとまりにくくなることがあります。
紫外線の影響も受けやすいので、外出前の保護が助けになります。
乾燥と静電気でパサつく
水分が抜けすぎるとキューティクルが乱れ、手ぐしで引っかかりやすくなります。
軽い保湿ミルクやクリームを手のひらでよく伸ばし、薄く均一になじませましょう。
紫外線ダメージへの備え
帽子や日傘、ヘア用UVアイテムを味方にしてください。
表面の退色や手触りの悪化をゆっくり防げます。
今日からできる対策(当日/前夜/通年)
当日は“防ぐ設計”、前夜は“ほどけにくく仕込む”、通年は“素材を整える”の発想でいきましょう。
順番と量を決めるだけで、仕上がりの差は大きくなります。
当日:耐湿スタイリングのコツ
ドライは根元から完全に乾かします。
前髪と顔周りは最後にもう一度、弱風で冷ましながら固定しましょう。
スタイリング剤は軽いベース→耐湿力のあるミルクやクリーム→必要部位だけオイルでツヤを足す順が扱いやすいです。
仕上げに湿気に強いスプレーを薄く全体に。
つけすぎは根元のつぶれにつながるので、手のひらで均一に“薄く”が合言葉です。
前夜:ドライ・寝ぐせ予防の仕込み
入浴後は頭皮から先に乾かします。
根元がふんわりする向きで乾かし、毛先はブラシで面を整えながら熱を当て、最後は必ず冷風で形を固定します。
寝る前のオイルは耳から下の毛先だけに少量。
根元付近は避けると翌朝のぺたんと感を防げます。
枕カバーは清潔なものに替え、摩擦を減らしましょう。
通年:頭皮ケアと乾燥対策
シャンプーは指の腹で地肌を優しく洗い、すすぎを丁寧に。
熱すぎるお湯は乾燥や皮脂過多の原因になりやすいので控えめにします。
週に数回は頭皮用ローションやマッサージで血行を促しましょう。
髪はミルクやクリームで内側を保湿し、オイルは最後のツヤ出しに少量だけが基本です。
生活習慣と“天気の読み”で崩れにくくする
寝不足はうねりの元です。
就寝と起床の時間をそろえるだけでも、朝のまとまりは変わります。
入浴は寝る前にぬるめで。
体温のリズムを整えると、朝の支度がラクになります。
天気アプリで気圧や湿度の変化を前日からチェックしましょう。
下り坂なら仕込みを増やし、上り坂なら保湿を厚めにするなど、前倒しで調整すると安心です。
やってはいけないNGケア
オイルやワックスの重ねすぎは根元をつぶします。
“少量を均一に”が鉄則です。
濡れたまま強く結ぶのはキューティクルを傷ませます。
摩擦と引っ張りを避け、完全に乾いてからまとめましょう。
頭皮に赤みやかゆみ、痛みがあるときは自己判断で薬剤や強い施術をしないでください。
早めに皮膚科で相談しましょう。
よくある質問
Q: 雨の前に急に広がるのはなぜ?
湿度が上がり、髪が水分を吸い込みやすくなるからです。
吸水で内部の結び付きが組み替わり、形がほどけやすくなります。
Q: 台風前日は何を準備すればいい?
前夜は根元から丁寧に乾かし、冷風で固定して寝ぐせを予防します。
当日用に耐湿アイテムを用意し、外出前は薄く重ねるだけにします。
Q: オイルを重ねるほど広がりは防げる?
重ねるほど根元がつぶれて逆効果です。
毛先だけに少量、最後のツヤ出しとして使うのがおすすめです。
Q: くせ毛と直毛で対策は変わる?
くせ毛は“面を整えるブローと防湿”、直毛は“根元の立ち上げと静電気ケア”を意識します。
どちらもつけすぎないことが共通のポイントです。
Q: 縮毛矯正の持ちと天気は関係ある?
湿度が高い時季は持ちが短く感じやすいです。
前夜の仕込みと当日の耐湿仕上げで、持ちの体感が変わります。
まとめ
“気圧が髪に直接ダメージを与える”というより、低気圧に伴う湿度の上昇と体調のゆらぎが、うねりや崩れを起こしやすくします。
毛髪科学の視点では、水分で内部の結び付きが組み替わるのが広がりの正体です。
今日からは、天気の“前ぶれ”を読んで前夜に仕込み、当日は薄く重ねる耐湿スタイリングに切り替えてみましょう。
体調を整える小さな習慣も、朝のまとまりをしっかり支えてくれます。
天気に振り回されないケアで、扱いやすい髪を育てていきましょう。
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