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フケが発生する原因と対策
フケの大きさが違う理由をプロが解説!小さい粉・大きい塊で分かる原因と正しいケア
Why is there a difference in sizes of dandruff?
フケの「大きさ」が違う理由の結論
「フケ 大きさ 違う理由」は、角層のはがれ方と皮脂の量、それに炎症の有無が重なることで説明できます。
小さく粉のように散るときは、角質が薄くバラバラにはがれている乾性寄りの状態です。
湿り気があり大きな塊に見えるときは、皮脂が多く角層どうしがくっついて落ちる、もしくは炎症で角層がまとめてはがれている可能性が高いのです。
放置せず、サイズ別に原因を見極めてケアを変えることが改善の近道ですよ。
サイズ別セルフ判定|小さい粉状/大きい塊状
小さく白い粉状=乾性寄り
肩にパラパラ落ちやすい、手ですくうと舞うように軽い、かゆみはあってもベタつきは少ない。
冬場やエアコンの効いた時季、洗いすぎや強力な洗浄成分で悪化しやすい。
子どもや乾燥肌体質にも目立ちやすい。
湿り気があり大きい=脂性寄り
黄白色で湿って見え、髪の根元や頭皮に貼りつく、まとまったフレークが出る。
高温多湿の時季や、洗い不足・整髪料の蓄積・すすぎ不足で悪化しやすい。
赤みやかゆみを伴うときは炎症(脂漏性皮膚炎など)の疑いもある。
メカニズム|なぜ大きさが変わるのか
ターンオーバーが速すぎると「板状」に
頭皮の入れ替わりが速まり、未熟な角層がまとめて剥がれると、1枚が大きいフケになります。
強い刺激やこすり洗い、かきむしり、炎症、生活リズムの乱れも回転を速めやすい要因です。
皮脂と絡むと「集塊」になり大きく見える
皮脂が多いと角層片どうしがくっつき、フレーク同士も絡んで塊に。
スタイリング剤の残留やすすぎ不足で皮脂・汚れが混ざると、さらに大きく重くなります。
菌バランスと炎症(脂漏性皮膚炎)
頭皮の常在真菌バランスが崩れると炎症が起き、厚めの鱗屑がはがれ落ちます。
赤みやかゆみを伴い、フケは湿り気がちで大きめになりやすいのが特徴です。
タイプ別ケアの正解とNG
乾性寄り:洗いすぎストップ&保湿重視
毎日のシャンプーは1回を目安にし、洗浄力はマイルド寄りを選びます。
お湯はぬるめにして、頭皮用の保湿ローションや軽いオイルでうるおいを補いましょう。
ドライヤーは中温で距離を保ち、同じ箇所に長時間当てないのがコツです。
脂性寄り:適切な洗浄と抗真菌有効成分
皮脂が多い場合は、1日1回の洗髪で「頭皮」をしっかり泡で包み、十分にすすぎます。
薬用シャンプーを使うなら、ピロクトンオラミン、ミコナゾール、サリチル酸などの有効成分を目安に選ぶとよいでしょう。
整髪料は使いすぎず、寝る前は必ず落とします。
共通NG:強い摩擦・熱すぎる湯・すすぎ不足
爪を立てる、ゴシゴシこする、40℃以上の熱湯、時短のすすぎはすべて悪化要因です。
「やさしく・ぬるめ・たっぷりすすぐ」を合言葉にしましょう。
今日からできる洗い方の実践手順
1.予洗い
ぬるま湯で1分以上、髪と頭皮の汚れを流します。
これだけで皮脂とホコリの多くが落ち、シャンプーの刺激も軽くなります。
2.泡立て
手でしっかり泡立ててから頭皮へ。
原液を地肌に直置きしないこと。
3.指の腹でマッサージ洗い
生え際→頭頂→後頭部→えり足の順に、指の腹で小さく円を描くように洗います。
1か所に力をかけ続けないのがコツです。
4.十分にすすぐ
洗いの倍の時間を目安に、耳裏やえり足まで泡残りゼロに。
整髪料が多い日は、予洗いを長めにするか2度目の泡を軽く通すだけでOKです。
5.乾かす
タオルで優しく水気を取り、中温で根元から素早く。
頭皮が湿ったままだと菌バランスが崩れやすくなります。
受診の目安|こんなフケは皮膚科へ
赤みが強い、地図状に厚い鱗屑がつく、ジュクジュクや黄色いかさぶたがある、強いかゆみで眠れない、円形に抜け毛がある、数週間続く・悪化する。
自己判断で市販薬を長期使用せず、皮膚科で鑑別を受けましょう。
季節・生活習慣で変わるフケのサイズ
乾燥季は小さく粉のようなフケが増えやすく、高湿度の季節は皮脂が増えて大きめのフケが目立ちやすい傾向があります。
睡眠不足やストレス、食生活の乱れもターンオーバーと皮脂分泌を乱し、サイズ変動に拍車をかけます。
FAQ
Q: ぽろぽろ粉のような小さいフケと、湿った大きいフケの違いは?
前者は乾燥や洗いすぎが主因、後者は皮脂過多や炎症が関与しやすい傾向です。
サイズは原因を見分けるサインになります。
Q: 大きいフケは病気のサイン? どのタイミングで受診する?
赤み、厚い鱗屑、滲出、強いかゆみ、脱毛パッチ、長引く場合は早めに皮膚科へ。
脂漏性皮膚炎や乾癬、接触皮膚炎、白癬などの鑑別が必要なことがあります。
Q: 薬用シャンプーは何を選べばいい?
乾性寄りは低刺激・保湿重視、脂性寄りは洗浄を最適化しつつピロクトンオラミン、ミコナゾール、サリチル酸などの成分を目安に選びましょう。
使って刺激や赤みが出る場合は中止し、受診を。
Q: 改善までどれくらいの期間をみる?
生活習慣と洗い方を整え、適切な製品を使えば、目安として2〜3週間で変化を感じる人が多いです。
悪化や再燃を繰り返す場合は医療機関へ。
Q: 子どものフケが目立つときの注意点は?
洗いすぎを避け、低刺激な洗浄と保湿を。
強いかゆみや発疹、かさぶたが続く場合は小児科または皮膚科へ相談しましょう。
まとめ
結論として、フケの大きさは「角層のはがれ方」と「皮脂・炎症」の掛け算で決まります。
小さく粉状なら乾燥寄りの対策を、大きく湿った塊なら皮脂・炎症ケアを優先する。
今日から洗い方と生活リズムを整え、成分を見極めて道具を選べば、見た目もストレスもぐっと軽くなります。
迷ったら無理せず皮膚科に相談して、一緒に原因を特定していきましょう。
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