- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 頭皮ケア(スカルプケア)の講座
- >
- 頭皮が脂っぽく、べたつく原因と対策
- >
- 頭皮はなぜ汚れやすい?原因の見極めと今夜からできる正しい落とし方
本ページはプロモーションが含まれています
頭皮が脂っぽく、べたつく原因と対策
頭皮はなぜ汚れやすい?原因の見極めと今夜からできる正しい落とし方
Scalp is dirty than the skin of the body?
頭皮はなぜ身体の皮膚より“汚れやすい”の?
頭皮は髪が覆っているため通気が下がり、同じ汚れでも落としにくい環境になりがちです。
花粉やホコリなどの微粒子が付着しやすく、放置すると日々の皮脂と混ざって残留しやすくなります。
シャンプーや整髪料の“残り”があると、さらに汚れを抱え込みやすくなります。
このように髪・皮脂・外気汚れ・残留物が重なり、頭皮は身体の皮膚より“汚れやすい”と感じやすいのです。
髪・皮脂・残留物・外気汚れが重なるから
髪は微粒子を留めやすく、地肌は皮脂を分泌します。
十分に落としきれなかった汚れや石けんカスは翌日に持ち越され、積み重なると不快感が増していきます。
まずは“重なりを減らす”発想でケアすると、汚れを溜めにくくなります。
汚れの正体:何が混ざって“落ちにくく”なる?
頭皮の汚れは単独ではなく、皮脂・汗・脂肪酸・古い角質・常在菌由来の代謝物・花粉やホコリなどが混ざった集合体です。
汗と皮脂が混ざると粘度が上がり、角質片や外気汚れを抱き込みやすくなります。
紫外線を浴びる季節は皮脂が酸化しやすく、においや刺激の一因となることがあります。
常在菌は皮膚を弱酸性に保つ良い働きもありますが、バランスが崩れると刺激やフケの原因になりやすい点にも注意が必要です。
皮脂・脂肪酸・角質・常在菌・花粉/ホコリ
皮脂が分解されて生じる脂肪酸や、酸化した皮脂はべたつきやにおいの元になりがちです。
古い角質や整髪料の残り、花粉やホコリが混ざると、洗ってもスッキリしない感覚につながります。
汚れの“混ざり”をほどくには、正しい手順で「やさしく落とし、残さない」ことが近道です。
今日から変える!正しい落とし方の基本
合言葉は「予洗い→泡立て→指の腹→十分なすすぎ→根元から乾かす」です。
一度に完璧を狙わず、今夜から一つずつ丁寧にそろえていきましょう。
予洗い→泡立て→指の腹→十分なすすぎ
予洗いはぬるま湯で約1〜2分、指を通して地肌までしっかり濡らします。
シャンプーは手でよく泡立ててから、指の腹で小刻みに“地肌”を洗います。
爪は立てず、ゴシゴシこすらず、髪の摩擦を最小限にしましょう。
すすぎは“頭皮に触れながら”行い、ぬめりがゼロになるまで丁寧に流します。
耳後ろ・襟足・後頭部は流し残しが多いので、角度を変えてお湯を通します。
温度とドライ:約38℃&根元から完全に
お湯は約38℃のぬるま湯が目安です。
熱すぎると皮脂膜を取りすぎ、乾燥と不快感の悪循環に入ります。
タオルで押さえるように水分を取り、ドライヤーは根元から。
地肌が生乾きだと汚れが再付着しやすく、においの原因にもなります。
最後に冷風で数十秒、キューティクルを整えて仕上げます。
季節要因へのひと工夫
季節で頭皮の悩みは変わります。
梅雨や夏は汗と湿気、春は花粉、通年で紫外線の影響を受けます。
紫外線・花粉・汗の季節の考え方
紫外線が強い季節は帽子や日傘で地肌を守り、帰宅後は予洗いを丁寧に。
花粉の季節は、入浴前の軽いブラッシングで付着物を落としてから洗うと残留を減らせます。
汗をかいた日は、夜のシャンプーを基本に、朝はぬるま湯の予洗いだけにとどめても十分です。
やってはいけないNG行動
強い力でこする、40℃以上の熱いシャワーで短時間に済ませる、泡立てずにシャンプーを直接頭皮へ乗せる。
コンディショナーやトリートメントを地肌につける、整髪料を根元近くに多量につける。
すすぎを急いで“ぬめり”が残ったまま終える、濡れたまま放置する。
これらはすべて“汚れの重なり”を招きやすい行動です。
不快が続くときの受診サイン
赤み・痛み・強いかゆみ、黄色っぽい脂性のフケ、においの急な悪化が続く。
自己ケアを数週間続けても改善しない。
こうしたときは自己判断をやめて皮膚科を受診しましょう。
早めの相談が遠回りを避ける近道になります。
FAQ
Q: 予洗いは何分が目安?
約1〜2分です。
指を通しながら地肌までしっかり濡らすと、汚れの大半をやさしく浮かせられます。
Q: すすぎの最重要ポイントは?
“頭皮に触れながら、ぬめりゼロまで”。
耳後ろ・襟足・後頭部は体勢を変えてお湯を通し、泡残りを確実に流しましょう。
Q: 紫外線対策は頭皮にも必要?
はい。
帽子や日傘で直射を避け、屋外時間が長い日は帰宅後に丁寧な予洗いとすすぎを。
皮脂の酸化による不快感の軽減にもつながります。
Q: 花粉の時期は洗い方を変える?
入浴前に軽くブラッシングして付着物を落とし、夜はいつもよりていねいにすすぎます。
朝は無理に洗わず、ぬるま湯の予洗いで十分です。
まとめ
頭皮が汚れやすいのは、髪による通気の低下、皮脂分泌、外気の微粒子、そして“残留”が重なるからです。
だからこそ、予洗い・泡立て・指の腹・十分なすすぎ・根元からのドライという基本を整えることが、一番の近道になります。
季節要因へのひと工夫とNG回避を続ければ、日々の清潔感は着実に高まります。
今日からできる小さな見直しで、軽やかな頭皮環境を育てていきましょう。
おすすめのアイテム イオセラム クレンジング(シャンプー)

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!

頭皮が脂っぽく、べたつく原因と対策の関連記事
頭皮が脂っぽく、べたつく原因と対策の関連記事
頭皮ケア(スカルプケア)の講座
頭皮ケア(スカルプケア)の講座