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頭皮のにおい発生の原因と対策
前髪べたつき・頭皮の臭いにベビーパウダーは効く?安全な使い方と限界を知ろう!
Can the scalp sweat smell be eliminated with baby powder?
ベビーパウダーで頭皮の臭いは消える?結論
ベビーパウダーは汗や皮脂を一時的に吸着して、臭いを「弱める」ことはできます。
ただし根本から「消える」わけではなく、洗浄や乾燥などの基本ケアと併用して使うのが現実的です。
使い方を誤ると白残りや毛穴の詰まり、吸入リスクもあるため、少量と当日オフを徹底しましょう。
吸湿・吸油で“においのもと”を一時吸着
頭皮の不快臭は、汗と皮脂が混ざって酸化し、常在菌が分解物を作ることで強まります。
ベビーパウダーは粉体が水分や油分を吸い取り、根元のべたつきを抑えて一時的ににおいを和らげます。
においの原因自体を無くすわけではないため、夜の洗浄と完全乾燥でリセットする前提で使いましょう。
限界とリスク(吸入・毛穴詰まり・白残り)
粉が舞いやすいパウダーは吸い込みに注意が必要で、顔付近への多量散布は避けます。
粉体の付けすぎは毛穴や汗の通り道をふさぎ、かゆみやフケ様のトラブルを招くことがあります。
白残りは見た目の清潔感を損ねるだけでなく、洗い残しの原因にもなるため最小量で使いましょう。
正しい使い方(応急処置の手順)
基本は「少量を薄く、根元にだけ、当日オフ」です。
手順を守れば、外出先でもさっと整えられます。
少量を手でのばす→根元に薄く→余分を払う
髪をとかしてホコリを落としたら、清潔な手にパウダーを少量とり、手のひらでしっかりのばします。
前髪の生え際や頭頂部など気になる根元に、指の腹で“点置き”してから薄く広げます。
仕上げにブラシで余分を払って、粉感を見えにくく整えます。
マスクや衣類に粉が付かないよう、顔の前で直接はたかないようにしましょう。
タルク/コーンスターチの違いと選び方
タルクはさらっと感に優れ、コーンスターチは水分・皮脂の吸収性に優れます。
飛散が気になる人は固形タイプを選ぶと、吸い込みや白残りを抑えやすくなります。
敏感肌の人は顔用・ベビー用でも少量から試し、刺激やかゆみが出たら使用を中止しましょう。
根本対策でニオイを抑える
応急処置だけでは夕方の戻り臭を防ぎきれません。
夜のケアを最適化して、翌日のにおいを作らない土台を整えましょう。
夜の洗浄・すすぎ・完全乾燥
予洗いで頭皮を十分ぬらし、手のひらで泡立てたシャンプーを指の腹でやさしく洗います。
すすぎはシャンプー時間の倍を目安に、えり足や耳まわりまで念入りに行いましょう。
タオルで根元の水分を押さえたら、ドライヤーは地肌から当て、根元まで完全に乾かします。
外出先は拭き取り+換気+ドライシャンプー
汗をかいた直後は、清潔なティッシュで生え際と分け目の汗を軽く押さえます。
分け目を少しずつずらしながら根元に風を通し、必要に応じて無香タイプのドライシャンプーを少量使います。
香りの重ね付けはにおいが混ざるので控えめにし、帰宅後は本洗いと完全乾燥でリセットしましょう。
安全に使うための注意点
粉体は「吸い込まない」「目や鼻・口周りに直接つけない」を徹底します。
傷・湿疹・強いかゆみがある部位には使用せず、使用日は必ず洗い流します。
毎日の常用は避け、イベントや緊急時の“スポット使い”に留めましょう。
落とし方と洗い残しを作らないコツ
まずブラシで余分をはらい、予洗いを長めにして粉を浮かせます。
指の腹で地肌を動かしながら泡で包み、ぬるま湯ですすぎを十分に行います。
流し足りないと粉が残ってかゆみやフケ様に見えることがあるため、乾かす前に指通りを確認しましょう。
受診の目安
赤みや強いかゆみ、フケの増加、痛みや湿疹が続くときは自己判断での粉体ケアを中止します。
数日ケアしても改善しない、悪化する、抜け毛が増えるなどの変化がある場合は皮膚科に相談しましょう。
FAQ
Q: ベビーパウダーで本当に臭いは消えますか?
その場の汗や皮脂を吸着して「軽減」することはできますが、原因を取り除くわけではありません。
夜の洗浄・乾燥やドライシャンプーの併用が現実的です。
Q: タルクとコーンスターチ、どちらが頭皮に向いていますか?
さらっと感重視ならタルク、吸収重視ならコーンスターチの傾向があります。
いずれも少量から試し、当日は洗い流す前提で使いましょう。
Q: どのくらいの量・頻度なら安全?
最小量を根元に薄く、イベント時や緊急時など“必要なときだけ”に留めます。
毎日常用は避け、粉が舞わないよう固形タイプも検討しましょう。
Q: 付けた日は必ず洗い流すべき?
はい。
粉が残ると毛穴詰まりやかゆみにつながるため、その日のうちに洗浄・完全乾燥を行いましょう。
Q: ドライシャンプーとどう使い分ける?
におい・べたつきが強い日はドライシャンプーを少量、軽度ならベビーパウダーを“薄く”が目安です。
どちらも当日オフと週の使いすぎ回避を意識しましょう。
まとめ
ベビーパウダーは頭皮の臭いを一時的に和らげる応急処置であり、根本ケアの代わりではありません。
吸い込みを避け、最小量を薄く使い、当日にしっかり落とすことが安全で効果的な使い方です。
夜の洗浄・すすぎ・完全乾燥、日中の拭き取りと風通しの工夫を続ければ、翌日のすっきり感は着実に高まります。
迷ったときや症状が続くときは、無理をせず皮膚科に相談して安心につなげましょう。
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