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グレー系ヘアカラーがすぐ落ちる本当の理由と対策!今日からできる色持ちルーティン
Why does gray hair color fade so quickly? We'll also show you how to make it last longer!
グレー系はなぜ色落ちしやすい?
グレーやアッシュは透明感が魅力ですが、他の色より退色が早いと感じる人が多いです。
まず知っておきたいのは、色落ちには「流出」と「分解」の二つの道筋があることです。
退色は「流出」と「分解」で起きる
流出は、洗髪や摩擦などで毛髪内部の色素が外に出てしまう現象です。
シャンプーの洗浄力が強いほど、またお湯が熱いほど流出は進みやすくなります。
分解は、紫外線やドライヤーやアイロンの高温によって色素そのものが壊れてしまう現象です。
寒色系はこの分解の影響を受けやすく、色味のくすみが一気に薄れて見えます。
日本人の赤みとベース作りの関係
日本人の多くは赤みの強いメラニンを持つため、グレーの補色である黄みや赤みが残ると濁って見えやすいです。
そのためブリーチで黄ばみをできるだけ減らし、ベースを均一に整えることが色持ちの前提になります。
ベースが整っていないと、染めた直後は綺麗でも退色過程で一気に黄ばみが表に出やすくなります。
よくある色落ちの見え方
グレー系の退色は、最初に透明感が薄れ、次第に黄ばみが現れるのが一般的です。
条件によっては緑がかって見えることもあります。
黄ばみ・緑がかりの理由
黄ばみは毛髪内に残った黄色味が透けて見えるためです。
青やグレーが抜ける途中で黄色と混ざると、見え方が緑寄りになることがあります。
この現象はブリーチ後の髪で起こりやすく、屋外活動や高温のスタイリングが多いほど進行が早まります。
ブリーチ段階で変わる持ち
同じグレーでも、ベースが黄味の強い明るさか、黄ばみの少ない明るさかで持ちは変わります。
黄ばみを抑えたベースほど狙いの色が濁りにくく、退色しても上品なベージュに移行しやすいです。
反対に黄ばみが残ったままだと、早期にくすみが薄れて黄緑っぽく見えることがあります。
今日からできる色持ちルーティン
日常の「温度・時間・頻度」を整えるだけで、体感の色持ちは大きく変わります。
決して難しいことではありません。
洗い方・水温・シャンプー選び
お湯はぬるめで洗い、泡で包むように優しく洗います。
染めた当日は洗髪を避け、初回シャンプーも短時間で済ませます。
高洗浄のシャンプーは避け、カラー毛向けやアミノ酸系を軸に選びましょう。
カラーの色味維持には、黄ばみを抑える紫シャンプーを週数回のポイント使いで取り入れます。
髪が濡れている時間は短くし、すすぎ後はタオルで水気を取り速やかに乾かします。
熱と紫外線のコントロール
ドライヤーは中温で根元から素早く、同じ場所に熱を当て続けないよう動かします。
アイロンやコテは必要最低限の温度と回数にし、保護オイルやミストで熱から守ります。
外出時は帽子や日傘、UVカットミストで紫外線から色とキューティクルを守りましょう。
海やプールの前後は真水で予洗いし、上がったら早めに洗って保湿します。
サロン施術でできる対策
ホームケアに加えて、施術設計で色持ちを上げることも可能です。
次のカラー計画もあわせて考えると無駄がありません。
ベース明度とトナー設計
狙うグレーに対して、黄ばみを抑えたベースづくりを優先し、トナーで補色を丁寧に重ねます。
濃度と彩度をやや高めに設定し、最初は少し深めの仕上がりにすると退色過程が綺麗に見えます。
部分的に色落ちが早い箇所は、局所補正や前処理で均一化を図ります。
次回予約とメンテ周期の考え方
退色と根元の伸びを踏まえ、早めのメンテトナーや色味補充の来店を決めておくと綺麗が続きます。
ブリーチの頻度は髪の体力と相談し、ダメージを蓄積させない計画にしましょう。
無理のない周期で“色持ちのいい退色”をデザインします。
FAQ
Q: どのくらいで色落ちしますか?
生活習慣やベース次第ですが、寒色は分解と流出の影響を受けやすく初週の変化が出やすいです。
洗い方と熱紫外線対策で体感は大きく改善します。
Q: 緑っぽくなるのはなぜ?
青やグレーが薄くなり、残った黄ばみと混ざって視覚的に緑寄りに見えるためです。
補色の紫ケアとベース作りで予防できます。
Q: 紫シャンプーは毎日使うべき?
毎日は色が沈みやすいので、週の数回などポイントで使い、通常のカラー毛向けシャンプーと併用しましょう。
髪質や黄ばみの出方で頻度を微調整します。
Q: ブリーチなしでもグレーにできますか?
暗めのグレーや地毛風のくすみなら可能性がありますが、透明感の強いグレーは黄ばみが少ない明るいベースが有利です。
仕上がりのイメージに合わせて方法を選びましょう。
Q: ドライヤーやアイロンは何度までが安心?
必要以上の高温は色素の分解を早めます。
中温ドライと低め設定のアイロンで短時間を心がけ、保護剤を併用しましょう。
Q: 海やプールに入る予定があるときは?
入水前に真水で髪を満たし、上がったら早めに洗って保湿します。
UV対策も同時に行うと退色予防になります。
まとめ
グレー系の色落ちは「流出」と「分解」が同時に進むことで起こります。
洗い方はぬるめ短時間、ドライは中温素早く、外では紫外線を避け、補色の紫ケアを味方にしましょう。
サロンではベース作りとトナー設計、ホームでは温度と時間のコントロール。
この二段構えで、退色の過程まで綺麗に楽しむグレーを実現できます。
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