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ヘアバターの塗りすぎ完全ガイド!色が濃い・ベタつくを今すぐリカバリ
Not good too much hair butter it?
ヘアバターは「染める」と「整える」で意味が違います
ヘアバターという言葉は、染料としてのカラーバターと、スタイリング用のヘアバター(ヘアバーム)で指すものが異なる場合があります。
検索で迷いやすいポイントなので、まずは自分がどちらの悩みかを確認しましょう。
色が濃く出すぎたならカラーバター、髪がベタつくならスタイリング用の話です。
【染める】カラーバターの基礎と「塗りすぎ」リスク
カラーバターはトリートメントベースに染料を含むため、ダメージを抑えながら髪表面に色をのせるアイテムです。
黒髪では発色しにくく、明るいベースほど色が鮮やかに見えます。
初めての色は必ず目立たない毛束でテストして、置き時間と発色のバランスを確かめましょう。
塗りすぎのサインは、すすいでもタオルに色が強く残る、狙いより暗く深く見える、肌や爪に色移りしやすいなどです。
衣服や皮膚に色がつきやすいので、使い捨て手袋と汚れてもよいタオルを準備しておくと安心ですよ。
色持ちの目安とベースの影響
色持ちは目安で1〜2週間です。
ハイダメージ部や毛先は色素が残りやすく、ムラの原因になります。
ムラを避けるには、量を均一にのせ、粗めのコームで梳かして馴染ませると仕上がりが安定します。
塗りすぎを避ける塗布の順番
顔まわりや前髪は濃く見えやすいので後回しにし、後頭部の中間〜毛先から塗布を始めます。
最後に表面と前髪を軽く重ね、置き時間中ははみ出しをティッシュで拭き取りましょう。
塗りすぎた色をやさしく落とす手順(安全順)
強い方法から始めると髪が乾燥しやすいので、弱い方法から段階的に試しましょう。
手順1:シャンプーの泡を置いてから流す
普段のシャンプーをよく泡立て、泡を髪全体に行き渡らせたら5〜10分置きます。
その後ぬるま湯でしっかりすすぎ、必要なら同手順を繰り返します。
泡の放置は色素を穏やかに浮かせるのに役立ち、まず最初に試す方法としておすすめです。
手順2:クレンジング力の強いシャンプーや炭酸系を使う
1で十分に落ちない場合は、洗浄力が高めのクレンジングシャンプーや炭酸タイプを一時的に使い、泡置き→すすぎを丁寧に行います。
毛先ばかりをこすらず、中間〜表面も均一に洗うと色ムラを防げます。
洗った後は必ず保湿系トリートメントで質感を戻しましょう。
手順3:重曹などアルカリを併用する場合の注意
重曹や塩類をお湯に溶かして色を早める方法も紹介されていますが、髪と頭皮の負担が大きくなりやすいので頻用は避けます。
使うなら短時間で様子を見て、直後に弱酸性コンディショナーでpHを整え、しっかり保湿しましょう。
不安がある、広範囲で濃く入っている、肌が弱い場合は美容室に相談するのが安全です。
肌・衣類の色移り対策
耳・生え際にはワセリンを薄く塗り、カラークロスや古タオルで肩周りをカバーします。
浴室は色が残りやすいので、使用後は中性洗剤で早めに洗い流すと落ちやすいですよ。
【整える】スタイリング用ヘアバター/バームの適量と付け方
油分が主体のため、最小量から始めるのがコツです。
手のひらでよく温め、透明感が出てから使うと薄く均一に伸びます。
少量を毛先から。根元は基本つけない
付け始めは襟足の毛先→後頭部の毛先→サイドの毛先の順。
手に残ったわずかな量で中間〜表面を撫で、根元と前髪のつけ過ぎを避けましょう。
足りない場合も「毛先だけ」に追い足しし、根元付近は体温と皮脂で自然に艶が出ます。
長さ・量・質感別のざっくり目安
ショートなら指先に薄くひとすくい、ボブ〜ミディアムは米粒〜小豆ほどを手のひらで溶かしてから、ロングは同量を2回に分けます。
硬い髪は少し多め、細い髪は少なめから。
ウェット仕上げはオイルを1滴混ぜると伸びが良くなり、つけ過ぎを防げます。
ベタついた時のリカバリー
髪全体に軽くドライヤーの温風をあてて油分を馴染ませ、コームで中間から毛先へ数回とかします。
それでも重い時は、根元ではなく毛先を中心にぬるま湯ですすぎ、やさしく洗い直しましょう。
タオルドライ後はミスト系トリートメントのみで整え、再塗布は翌朝に回すと失敗が減ります。
失敗しにくい準備物・道具リスト
使い捨て手袋、汚れてもよいタオル、粗めコーム、ピンやダッカール、ワセリン、耳キャップ、タイマー、色移り防止用のケープ。
仕上げに備えて、保湿トリートメントとpHバランスを整えるコンディショナーも用意しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 学校や仕事の前に色が濃すぎた時、最短の対処は?
泡立てたシャンプーを全体に馴染ませ、5〜10分置いてから流します。
仕上がりがまだ暗いなら、もう一度だけ繰り返しましょう。
急ぎの応急処置としては、ドライシャンプーで表面の色移りを抑えるのも一手です。
Q: 手袋なしで指が染まった。どう落とす?
まず石けんで丁寧に洗い、落ちない場合はクレンジングオイルを少量馴染ませてから洗い流します。
皮膚は髪より繊細なので、強いこすり洗いは避けましょう。
Q: 前髪が束になりやすい。どこから付ける?
前髪は最後に、手に残った極少量で表面だけ撫でます。
根元や内側につけると重く見えやすいので控えめに。
Q: カラーバター直後にシャンプーしても大丈夫?
色を長持ちさせたい日は直後の洗髪は避け、翌日以降に。
どうしても落としたい時は泡置きの手順で短時間だけにしましょう。
Q: ベタつきを抑えて艶を出すコツは?
手のひらで完全に透明になるまで温めてから毛先へ。
不足時は毛先だけ追い足し、仕上げにドライヤーの弱温風で馴染ませると軽く整います。
まとめ
「塗りすぎ」の多くは、最初の一手で防げます。
カラーバターはまずテスト塗布と泡置きリセット、スタイリング用は毛先スタートと少量徹底。
今日からは弱い手順から順に試す、根元は軽く仕上げる、この2点を合言葉にしましょう。
迷った時は無理をせず、美容室に相談するのがいちばん確実ですよ。
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