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ドライヤーについて
髪質別ドライヤーの乾かし方!硬毛・軟毛・くせ毛をツヤで仕上げる決定版
Hair by finishing dry method
まずは基本の乾かし方
髪は濡れているときに最も傷みやすいので、乾かす準備と手順を整えることが仕上がりを左右します。
タオルで強くこすらず、水分を吸わせるように押し当てて土台を作りましょう。
根元を先に乾かし、毛先は最後に整えるのが大原則です。
タオルドライの正解
吸水性の高いタオルで、頭皮側から水分を取ります。
毛先は握るように挟み、摩擦でキューティクルを乱さないようにしましょう。
長さがある場合はタオルターバンで数分置くと時短になります。
風の当て方と距離の基準
ドライヤーはおよそ10〜20cm離して、同じ場所に当て続けないよう左右に振りましょう。
風は基本的に上から下へ、根元から毛先へと流すとキューティクルが整いツヤが出ます。
高温だけで仕上げず、温風で8割乾かしたら弱風でコーミングして形を整えます。
仕上げの冷風で形を固定
髪が熱で柔らかくなっている間に形を作り、最後に冷風で温度を下げると形が固定されます。
分け目や前髪など崩れやすい箇所ほど、冷風での仕上げを丁寧に行いましょう。
髪質別の仕上げドライ
髪質によって“起こす”“収める”“伸ばす”のゴールが異なります。
自分のゴールを決めて、風向とアウトバスを選びましょう。
硬毛・多毛は「収める」が正解
重ためのオイルやミルクを中間〜毛先に薄くなじませ、表面のパサつきを抑えます。
風は上から下へ当て、頭の丸みに沿って後ろから前へ手ぐしで流します。
根元が立ちすぎると四角いシルエットになるため、つむじ付近は潰しすぎず、サイドの根元は軽く押さえて乾かします。
毛先は手のひらで丸めるように弱風を当て、最後に冷風で輪郭を固定します。
軟毛・猫っ毛は「起こす」が正解
軽めのミストやミルクで重さを出しすぎないように準備します。
分け目を一度リセットして、つむじに逆らう方向から根元へ風を入れ、下から上へ持ち上げます。
トップは前方向から風を当てると立ち上がりやすく、耳上〜ハチ周りは地肌から指を差し入れてふんわりと起こします。
毛先は内側に丸めながら弱風で形をつくり、冷風でふくらみを保ちます。
くせ毛・うねりは「伸ばして固定」
広がりやすい部分にしっとり系のアウトバスを薄く重ね、表面の乾燥を防ぎます。
風は斜め上から当て、手ぐしで毛束を軽く引きながら根元→中間をまっすぐに整えます。
半乾きの段階で特に前髪や顔周りを真横に引き出して形を作り、仕上げに冷風で固定します。
毛先は数束ずつねじって丸めると、自然なカール感が残り扱いやすくなります。
長さ別の微調整
髪の長さで風の通し方が変わります。
下記のコツを加えると時短と持続力が上がります。
ショート/ボブ/ロングの当て分け
ショートは後頭部の根元を最優先で乾かし、トップは逆方向から下→上へ風を入れて立ち上げます。
ボブは耳後ろの根元を乾かしてから表面へ、毛先はブラシや手ぐしで内に収め、冷風でツヤを出します。
ロングは首元と耳上の根元を先に、毛先は絡まりを解いてから弱風で整え、面を作ってから冷風で固定します。
仕上がりを崩すNG行動
下から強風だけを当て続けると、キューティクルが乱れて広がりやすくなります。
ドライヤーを近づけすぎたり、同じ場所に当て続けるのもダメージとパサつきの原因です。
濡れたまま放置や半乾き就寝は、うねりやニオイ、頭皮トラブルの元になるため避けましょう。
明日から役立つミニレシピ
朝のリセットは、根元だけを霧吹きで軽く湿らせ、分け目を崩してから温風→冷風で固定します。
前髪は根元を左右に振りながら乾かし、最後だけ毛先に弱風を当てると割れにくくなります。
雨の日は軽いミルク+上からの風で面を整え、乾燥期はしっとり系を表面に薄く重ねて静電気を抑えましょう。
FAQ
Q: ドライヤーは髪からどれくらい離す?
目安は10〜20cmです。
同じ場所に当て続けず、小刻みに動かしましょう。
Q: 冷風はいつに切り替える?
温風で8割乾いたら形を作り、最後に冷風で固定します。
前髪や分け目は特に有効です。
Q: くせ毛で広がるのは湿気だけが原因?
湿気でも乾燥でも広がるため、季節に合わせて保湿と表面のコートを使い分けましょう。
Q: 子どもの髪はどう乾かす?
低温と弱風を基本に、距離を保って短時間で根元から乾かします。
タオルターバンで水分を先に抜くと時短になります。
Q: 強風は傷む?風量の目安は?
強風は時短に有利ですが、距離と風向を守ることが前提です。
根元は強め、仕上げは弱めと使い分けると安全です。
Q: オイルとミルクはどう使い分ける?
広がりやすい硬毛・多毛はオイル寄り、ふくらませたい軟毛・猫っ毛は軽めのミルクやミストが向きます。
つけすぎは重さやベタつきの原因になるので薄く均一に広げましょう。
まとめ
仕上がりを決めるのは、髪質に合った風向と距離、そして最後の冷風です。
硬毛は収めて、軟毛は起こして、くせ毛は伸ばして固定する。
この順番と理由を知れば、毎日のドライが短くなり、ツヤと持ちが確実に変わります。
今日から根元主導の乾かし方に切り替えて、自分の髪がいちばん扱いやすい形を手に入れていきましょう。
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