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ドライヤーについて
クイックブローミストとは何?速乾の仕組みと正しい使い方をやさしく解説!
What is Quick Blow Mist that dries hair quickly?
クイックブローミストとは
「クイックブローミスト」は、タオルドライ後の濡れ髪に吹きかけてドライヤー時間を短縮するためのミスト状トリートメントです。
忙しい朝やロングヘアの乾かしづらさを軽くし、仕上がりのまとまりやツヤ感にも配慮できるのが魅力です。
速く乾くことは、単に時短になるだけでなく、長時間の熱暴露を減らすことで髪への負担を抑える狙いもあります。
速乾の仕組み
エタノールと水分の揮発メカニズム
多くの製品は速乾成分としてエタノールを配合しています。
エタノールは水と混ざりやすく、一緒に蒸発しやすい性質があるため、ドライヤーの風と熱で水分が抜けるスピードを後押しします。
難しい操作は不要で、濡れ髪に均一に噴霧して乾かすだけで効果を感じやすいのがポイントです。
「早く乾く=髪がカラカラになる」ではなく、実際は水分の滞留時間を短くしてドライ工程を効率化しているイメージです。
補修・保護成分で仕上がりを底上げ
速乾だけだとパサつきが心配ですよね。
そこで多くのアイテムは、パンテノールなどの保湿・補修成分や、キトサン誘導体・シリコーンといった保護成分を組み合わせ、手触りやツヤのバランスを整えます。
速乾とケアを両立させる処方が、クイックブローミストの使い勝手を高めています。
正しい使い方(基本)
タオルドライ→噴霧→とかす→ブロー
髪はまずしっかりタオルドライします。
水滴が落ちない程度まで優しく絞るのがコツです。
次に、根元〜内側を意識してミストを均一に噴霧します。
セミロングで目安は約10プッシュ前後ですが、量と毛量で増減しましょう。
粗めのコームや手ぐしで均一になじませ、根元から先に乾かします。
ドライヤーは**高風量×中温**を基本に、仕上げで冷風を当てるとツヤが出て持ちも良くなります。
使用量・噴霧位置・風量/温度のコツ
根元が乾きにくい人は、頭皮に近い毛の立ち上がり部分へ2〜3プッシュを追加します。
細毛・軟毛は付け過ぎるとペタンとなるので、半量からテストして調整します。
毛先のパサつきが気になる場合は、中間〜毛先に軽く重ね、仕上げにオイルを**少量**重ねるとまとまりが増します。
熱は近づけ過ぎず、ドライヤーはこまめに振って一点に当て続けないことが大切です。
髪質別のコツ
量が多い/ロング
ブロック分けして内側から順に乾かすと効率的です。
根元→中間→毛先の順で風を通し、最後に表面を整えましょう。
細毛/軟毛
噴霧量は控えめにし、根元は持ち上げながら乾かします。
仕上げに軽いミストワックスやスプレーでボリュームキープを。
くせ/うねり
中間域をしっかり目に乾かすとくせ戻りを抑えやすくなります。
ブラシを使って毛流れを整えつつ、最後に冷風固定が効果的です。
相性と併用
ヘアオイルやミルクとどっちが先?
基本は**水系(ミスト)→油系(オイル)**の順がなじみやすいです。
ミストの後、毛先にオイルを1〜2滴なじませてから仕上げるとパサつきを抑えられます。
ミルクはミスト後に薄く、根元は避け毛先中心に。
カラー・パーマとの関係
カラーやパーマに直接悪影響を与えるものではありませんが、摩擦や過度な熱は色落ち・だれの一因になります。
クイックブローミストで**乾かす時間を短くする**こと自体が、熱の当たり過ぎ回避に役立ちます。
注意点とNG
火気厳禁・換気・目口周りNG
エタノール配合のため、**火気のそばでは使用しない**でください。
使用中は換気を行い、目・口周りには直接噴霧しないのが基本です。
ストーブやヘアアイロンの近くでの噴霧は避けましょう。
敏感肌のパッチテスト
アルコール感に敏感な方や頭皮トラブルがある方は、事前に目立たない箇所で少量を試し、異常があれば使用を中止して皮膚科へ相談しましょう。
香り付き製品は、就寝前の使用で香りが気になる場合もあるため、時間帯に合わせて選ぶと安心です。
よくある質問
Q: 本当に早く乾く根拠は?
水となじみやすい成分が一緒に蒸発しやすくなり、風と熱で乾くスピードを上げるためです。
その結果、ドライ時間の短縮と熱ダメージ配慮の両立が期待できます。
Q: タオルドライはどの程度まで?
水滴が落ちない程度までしっかり。
吸水性の高いタオルで押さえるように行うと効果を感じやすいです。
Q: 頭皮にしみる/むずむずする時は?
使用量を減らし、根元から少し離して噴霧します。
刺激が続く場合は使用を中止してください。
Q: 子どもに使える?
年齢や肌状態に個人差があるため、まずは低頻度・少量でテストし、顔の近くには噴霧しないなど配慮しましょう。
不安があれば小児科や皮膚科へ相談を。
Q: 他のスタイリング剤とはどっちが先?
基本はミスト→ミルク/クリーム→オイルの順です。
重ねるほど仕上がりが重たくなるので、まずはミストのみで試し、必要に応じて追加しましょう。
Q: カラーやパーマへの影響は?
時短は熱負担の低減に役立ちます。
ただし高温で一点集中の乾かし方は色落ちやだれの原因になるため避けましょう。
Q: 香りは残る?無香タイプは?
香りの強さや持続は製品差があります。
香りが苦手な方は無香または微香のものを選びましょう。
Q: 毎日使っても問題ない?
毎日でもOKですが、髪質や仕上がりの好みに合わせて量を調整しましょう。
週数回の使用から慣らしていく方法もおすすめです。
まとめ
結論として、クイックブローミストは「濡れ髪を手早く整えるための時短トリートメント」です。
速乾の仕組みを理解し、適量を守って根元から乾かすだけで、日々のドライがぐっと楽になります。
火気や敏感肌への配慮など基本の注意を守りつつ、自分の髪質に合わせたひと工夫を重ねれば、ツヤとまとまりはしっかりついてきます。
今日から、乾かす手間を味方につけていきましょう。
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