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ヘアアイロンについて
コーム型アイロンの違いをプロが解説!ブラシ・ロール・くるくるとの境界線
A comb-type iron that allows you to get smooth and glossy hair is convenient! What is the difference from other irons?
コーム型アイロンの“違い”はここ
コーム型アイロンは、熱を持つプレートがくし状になったヒートブラシの一種です。
髪を薄く取り、挟んでとかすだけで表面を整え、ツヤとまとまりを出せるのが最大の特徴です。
高温部が直接むき出しになりにくい構造のため、顔まわりでもやけどを避けやすいのも強みです。
構造の違い:コーム型・ブラシ型・ロール・くるくるの境界
ヒートブラシは大きくストレートブラシ、ロールブラシ、コーム型に分かれます。
ストレートブラシは面で髪をとらえ、短時間で全体を整えるのに向きます。
ロールブラシは円筒形で、内巻きやブロー風の丸みを作るのが得意です。
コーム型はピンと熱板が列になり、少量の毛束を狙ってニュアンス付けしやすいタイプです。
くるくるドライヤーは温風で整える道具で、直熱のヒートブラシとは仕上がりとダメージ傾向が異なります。
ストレート/コテと比べた仕上がり・安全性・スピード
ストレートアイロンやコテは高温の面や筒で強い形を一度に作れますが、接触面が広くやけどリスクが上がります。
コーム型は熱源がピンでガードされ、手を添えて操作しやすい分、安全性が高いのが違いです。
一方で、一度にとらえる毛量が少ないため、全体をまっすぐにするには回数が必要になります。
得意と苦手:どんな髪・どんな用途に強い?
コーム型は「前髪・顔まわり・根元の立ち上げ」に強く、毎朝の“ちょい直し”で威力を発揮します。
ショート〜ミディアムのうねり直しや、毛先のワンカールのような軽い動きにも向きます。
強いくせや太い毛を全体でまっすぐにする作業は、プレート型の方がスピーディに仕上がることが多いです。
前髪・顔まわり・根元のボリューム出しに強い理由
ピンが短い毛も逃さずに拾えるため、細い束を狙って角度をつけやすいからです。
根元から数ミリ離して差し込み、持ち上げるように通すだけでふんわり感を作れます。
生え際の産毛やおくれ毛も、低温で少ない回数で整いやすいですよ。
全体仕上げが遅い時の対策
毛束をさらに薄く取り、通過速度を一定にするだけで伸びが安定します。
癖が残る部分は、根元から中間に向けて二度通し、毛先は軽く内側へ角度を付けて仕上げます。
最後に手のひらや冷風で冷ますと形が定着しやすくなります。
選び方チェックリスト
ピンの長さ・密度/プレート材/温度帯/立ち上がり
前髪・短めヘアが中心なら、ピンは細かく密なタイプが狙い目です。
髪が多い人は、ピンが適度に長く間隔のあるタイプだと通りが良くなります。
プレートはセラミック系が熱ノリと滑りのバランスに優れます。
温度は140〜200℃可変だと髪質に合わせやすく、立ち上がりは短いほど朝の時短に効きます。
安全・利便:やけど対策・オートオフ・携帯性
高温部がピンで覆われる“やけどしにくい設計”は、顔まわりの安心感につながります。
オートオフや温度ロック、耐熱ポーチの有無もチェックしましょう。
外出先での前髪直しが多い人は、軽量小型やコードレス対応も候補に入れると運用が楽です。
正しい使い方:とかすだけで決まる手順
事前準備と毛束の厚み/通し方と冷ます工程
必ず完全ドライにし、熱保護ミルクを薄く均一に付けます。
毛束は薄めに取り、根元から毛先へ一筆書きで通します。
前髪は130〜150℃の低温から始め、必要なら10℃ずつ調整します。
仕上げは手のひらや冷風で冷まし、形を固定してから触るのがコツです。
FAQ
Q: コーム型と“ふつうのブラシ型”は何が違う?
面で広くとかすストレートブラシに対し、コーム型は列になった熱板とピンで少量束を狙える点が違いです。
前髪や生え際など細かい調整がしやすい一方、全体を一気に整えるのはやや苦手です。
Q: くるくるドライヤーとどっちが痛みにくい?
くるくるは温風で整えるため負担が小さく、ヒートブラシは直熱でキューティクルを整える分、短時間で形が付きます。
濡れ髪に直熱は避け、乾いた髪に低温・短時間で使うとダメージを抑えられます。
Q: 前髪は何℃が目安?
まずは130〜150℃で短時間を基本にし、必要に応じて10℃刻みで調整します。
毛束を薄く取り、同じ場所で止めないのが安全で仕上がりもきれいです。
Q: 全体を素早くまっすぐにしたい時は不向き?
コーム型でも可能ですが、回数が増えがちです。
全体ストレートの時短が最優先なら、プレート型のストレートアイロンを併用する使い分けがおすすめです。
まとめ
コーム型アイロンの違いは「少量束を狙ってとかすだけで整う直熱ブラシ」であることです。
前髪・顔まわり・根元の立ち上げに特に強く、安全に扱いやすいのが魅力です。
一方で全体仕上げは回数が必要になりやすいため、毛束の薄さと通過速度、冷ます工程で再現性を高めましょう。
用途に合った一本を選べば、毎朝の“ちょい直し”がぐっとラクになります。
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