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寝ぐせ直しスプレーの効果と使い方を完全ガイド!根元から直すコツと時短テク
Do sleeping sprays really work? Correct usage and precautions
寝ぐせはなぜ起こる?
寝ぐせの正体は、髪内部の水素結合が一度ほどけて、乾くときに曲がった形で再び結び直されることにあります。
汗や湿気、水が髪に触れると、結合がほどけて髪は柔らかくなります。
その状態で枕に押しつけられた方向のまま乾くと、曲がった形が固定されてしまうのです。
だからこそ、直すときは「一度うるおし、理想の方向で乾かす」が近道ですよ。
寝ぐせ直しスプレーの効果
寝ぐせ直しスプレーは、水よりも髪になじみやすい処方で、うねりやハネを素早くほぐしやすくします。
保湿成分でパサつきを抑え、静電気や広がりをおさえるアイテムもあります。
弱酸性設計の製品なら、朝のリセットをやさしく行いつつ、仕上がりのツヤやまとまりを底上げできます。
香りの有無や軽さ・しっとり感で、好みの仕上がりを選べるのも魅力です。
基本の使い方(5ステップ)
① 根元からうるおす
寝ぐせは根元で起きています。
ボトルを髪から15〜20㎝ほど離し、寝ぐせが気になる部分の根元を中心にミストを行き渡らせましょう。
部分直しでも「根元→毛先」の順が鉄則です。
② 揉み込み&とかす
指の腹で軽く揉み込み、コームで根元から毛流れを整えます。
この一手間で水分と成分が均一に広がり、仕上がりが格段に変わります。
③ 方向づけブロー(根元優先)
ドライヤーの弱〜中風で、根元に風を入れて立ち上がりと流れを作ります。
毛先は最後に。
上から下へコームを通しながら、少し引っ張る意識で乾かすと、うねりがまっすぐに整います。
④ 冷風で固定
形が決まったら、最後に冷風。
熱で柔らかくなった髪をきゅっと引き締め、形を記憶させます。
⑤ 仕上げチェック
浮きやすい前髪・もみあげ・襟足は、手ぐしで面を整えながら必要なら1プッシュだけ追加。
つけ過ぎはベタつきのもと。
「少量ずつ、足りなければ追い足し」を意識しましょう。
形状別の選び方(ミスト/泡)
ミストは髪全体に細かく広がり、広範囲の寝ぐせや乾燥対策に便利です。
泡タイプは狙った部分に密着しやすく、根元のクセや前髪の割れ直しに向いています。
どちらも弱酸性や保湿成分を目安に選ぶと、毎朝の扱いやすさが安定します。
香りが気になる方は無香料や微香タイプを。
髪質別・シーン別のコツ
細毛・軟毛
水分過多でペタンとしやすいので、ミストは少量にして根元だけ狙い撃ち。
ブローは根元に短時間、最後は冷風でふんわりキープしましょう。
多毛・広がりやすい
セクションを小分けにして根元から順に湿らせ、揉み込みを丁寧に。
面を整えるようにコーム→ブローで落ち着きが長持ちします。
うねり・くせ毛
うねりの分岐点(根元)にしっかりミストし、テンションをかけてブロー。
必要なら軽めのオイルを毛先だけ薄く。
前髪だけ直す朝
根本の割れているラインを狙ってミスト→下ろす方向と逆にブロー→最後に目的方向へ冷風固定。
一連で1分程度の時短が可能です。
成分表の見方と注意
保湿(例:グリセリン、ベタイン等)はパサつき改善に寄与します。
カチオン界面活性剤(例:ステアルトリモニウムクロリド等)はまとまりに役立ちますが、つけ過ぎは重さやベタつきの原因に。
アルコールはさらっと仕上がる反面、敏感肌や乾燥が気になる方は使用感を確認しましょう。
目・鼻・口の周りへの噴霧は避け、子どもや敏感肌にはパッチ的に少量から様子見が安心です。
アイロン併用のポイント
スプレー後は「湿りすぎ」を避け、ブローで根元を乾かしてから低〜中温のアイロンを短時間。
水分が多いまま高温を当てると、キューティクルを傷めたり、うねり戻りの原因になります。
仕上げは冷風または手ぐしで面を整え、必要なら軽いヘアミルクで保護しましょう。
時短&外出先テク
携帯ミストは前髪と分け目専用にして、ティッシュを当てて余分な水分をオフ。
目立つハネは、根元→毛先の順に1プッシュずつ。
ミニコームと一緒にポーチINしておくと、会議前やお出かけ前の復活が速いですよ。
寝ぐせを作らない就寝前ケア
夜は必ず根元から乾かし、最後に冷風で乾きムラをチェック。
半乾きで寝ると、枕圧で曲がったまま固定されやすくなります。
シルク枕カバーやナイトキャップは摩擦低減に有効。
ロングは緩く三つ編みや低い位置でまとめて寝ると、絡まりや広がりを抑えられます。
まとめ
寝ぐせ直しスプレーは水より均一になじみ、保湿と静電気抑制で仕上がりが安定します。
朝は「根元をうるおす→揉み込む→方向づけブロー→冷風固定」の順番が基本です。
髪質やシーンに合わせてミスト/泡を使い分け、量は少量から必要分だけ足しましょう。
アイロンは必ず根元を乾かしてから、適温で短時間にとどめましょう。
就寝前は根元まで完全に乾かし、シルク枕などで摩擦を減らすと翌朝の手間が減ります。
迷ったら弱酸性・保湿タイプを選び、敏感肌やお子さまには少量から様子を見て使いましょう。
今日から基本手順をルーティン化して、毎朝の「直らない」をやさしく解決していきましょう。
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