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ヘアスプレーの違いを完全解説!タイプ別の使い分け・白い粉対策・安全な使い方まで
What is the difference between hair spray?
ヘアスプレーの違いは「ホールド×質感×噴射方式」で決まる
ヘアスプレーはどれも同じに見えて、実は役割がはっきり分かれています。
違いを理解すると、前髪が割れない、巻き髪が崩れない、ツヤが足りないといった悩みを一気に解決できます。
このページでは、ホールド力、質感、噴射方式の3軸で種類を整理し、あなたの髪質やシーンに合う1本の選び方と、失敗しない使い方をわかりやすく解説します。
ホールド力で選ぶ|スーパーハード/ハード/ソフト
スーパーハード|長時間キープ、再セットは基本しない
強い樹脂皮膜で形を固定し、朝のセットを夜まで持たせたい日に向いています。
風が強い日、式典、ダンスやスポーツなど、絶対に崩したくないシーンにおすすめです。
乾いた後はブラシや手ぐしを通すと白い粉が出やすいので、触らないのが鉄則です。
ハード(アレンジ)|キープと手直しのバランス型
スーパーハードよりややマイルドで、固まり切る前なら手で毛先を整えたり、形を微修正しやすいのが強みです。
軟毛でつぶれやすい人、途中で前髪や毛先だけ直したい人にちょうど良いですよ。
ソフト|自然な動きやふんわり感重視
固めるより「形状記憶」に近いニュアンスで、空気感を残したいときに使います。
前髪や表面の毛流れをほどよく整えたい日常使いに向いています。
質感で選ぶ|グロス(ツヤ)/ムーブ(ふんわり)/ナチュラル
グロススプレー|ツヤ補正の特化型
パサつきや乾燥でツヤが出にくい髪表面をなめらかに整え、光の反射を高めます。
強いホールドは得意ではないため、ワックスやバームで形を作ってから上から一吹きで仕上げると、サロン帰りのようなツヤに。
写真や照明下でも髪がきれいに見えます。
ムーブ・エアリー|ふんわりの持続に
トップをふんわり見せたい、レイヤーの動きを残したい時に便利です。
後から手ぐしで戻せるタイプを選べば、つぶれてもサッと復活できます。
ナチュラル|「つけていない風」に仕上げたい日
まとまりとキープをほんのり足す用途です。
オフィスや学校のTPOにも合わせやすいですよ。
噴射方式で選ぶ|エアゾールとポンプの違い
エアゾール(スプレー缶)|広範囲・均一に素早く
霧が細かく広がるので、全体のキープや仕上げに向いています。
一方で火気や吸入には注意が必要なので、屋内の換気と保管場所に配慮しましょう。
ポンプ(ポイント用)|前髪やおくれ毛をピンポイントで
ひと押し一定量が出せる製品もあり、前髪の割れ防止や根元の狙い撃ちに最適です。
ピンで止めた箇所や編み込みの表面だけ、など部分使いで失敗が減ります。
タイプ別の使い方と「失敗しない手順」
スーパーハードの正解手順
1.ブローやアイロンで形を完成させる。
2.髪から15〜20cm離し、少量を広く薄く。内側にも軽く振る。
3.乾く前に微調整を済ませ、乾いたら触らない。
4.前髪や毛先など要所は短く重ねづけで補強する。
ハード(アレンジ)の正解手順
1.形を8割作る。
2.やや離して中間〜毛先へミストを薄く。
3.乾く前に毛束をつまんで動きを足す。
4.仕上げに表面へ1〜2回ふわっと足す。
グロスの正解手順
1.ワックスやバームで形と束感を先に作る。
2.20cm程度離し、表面に「霧をかすめる」イメージで軽く。
3.つけすぎはベタつきとペタンコの原因。写真前は鏡を斜めからチェック。
スプレーワックスの正解手順
1.根元は避け、中間〜毛先に霧を通す。
2.トップは髪の内側から空気を入れるイメージで。
3.つぶれたら手ぐしで復活できるので、こまめに様子見で足す。
髪質・長さ・シーン別|あなたの正解はコレ
軟毛・ショート
トップがつぶれやすいので、ハード(アレンジ)またはスプレーワックスでふんわりを固定。
前髪はポンプで根元をピンポイント補強。
硬毛・ミディアム〜ロング
毛量と重さで落ちやすいので、ワックスで形→スーパーハードで外側を面でロック。
表面はグロスでツヤをプラス。
湿気・雨の日・アクティブな日
「耐湿・調湿」設計の表記に注目。
うねりや広がりやすい日は、ハード〜スーパーハードで内側も薄くコートしておくと安心です。
式典・撮影・照明下
フラッシュやライトで乾燥が目立つので、グロスで光の輪を作り、毛先だけハードで締めると上品に決まります。
白い粉にならないコツ&正しいオフ
白い粉の正体と予防
白い粉は、固まった樹脂(皮膜形成ポリマー)がこすれて剥がれたものです。
近距離噴霧、同じ場所への重ねすぎ、乾いた後のブラッシングで起こりやすいので、15cm以上離す、薄塗り多回、乾いたら触らない、で回避しましょう。
外出先の応急処置と帰宅後のオフ
外ではウェットティッシュで表面を優しくなで落とし。
帰宅後は髪をしっかりぬらし、コンディショナー等で一度なじませてから流し、シャンプーで落とすと負担が軽くなります。
無理なブラッシングはキューティクル損傷の原因になるため避けましょう。
安全とマナー|エアゾールの注意・香りの配慮
エアゾール安全ガイド
火気厳禁、吸入注意、同じ箇所に1秒以上噴射しない、浴室など湿気の多い場所での保管NGなど、缶表示の注意を守りましょう。
アイロンやドライヤー使用中の噴霧は引火・やけどの恐れがあるため厳禁です。
香りのTPO
職場や学校、密な空間では無香料や微香を選ぶと好印象です。
フレグランス系は髪に残りやすいので、シーンに応じて使い分けましょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 白くなるのはなぜ?どう防ぐ?
原因は固まった樹脂の剥離です。
15cm以上離す、薄く広く、乾いたら触らない、を徹底しましょう。
Q: 距離は何cmが正解?
目安は15〜20cmです。
近距離はムラづきと白化の原因になります。
Q: ワックスなしでスプレーだけでもOK?
ツヤ出しや前髪キープなど用途次第ではOKです。
ただし動きや束感はワックスやバームと併用したほうが再現しやすく、キープも安定します。
Q: 落としにくい時のオフ手順は?
ぬらす→コンディショナー等でなじませる→すすぐ→シャンプーの順が◎です。
無理なコーミングは避けましょう。
Q: 前髪だけ自然にキープしたい
ポンプタイプや「前髪用」など狙える噴射を選び、根元だけピンポイントで。
仕上げに表面へソフト〜ハードを霧のヴェールで薄く重ねると自然です。
Q: 香りが強いのが苦手。どう選ぶ?
無香料表記のもの、または微香で時間とともに飛ぶタイプを選びましょう。
人の多い場所では無香料が安心ですよ。
まとめ
ヘアスプレー選びは「ホールド×質感×噴射方式」の3軸で考えると迷いません。
崩したくない日はスーパーハード、手直ししたい日はハード、ツヤが欲しい日はグロス、ふんわりならスプレーワックス、と役割を振り分けましょう。
15cm以上の距離、薄く広く、乾いたら触らない。
この3つを守るだけで、白い粉やベタつきの失敗はぐっと減ります。
今日からは、あなたの髪とシーンに合う1本で、朝のセットを夜まで心地よくキープしていきましょう。
おすすめスーパーハードスプレー VO5 スーパーキープヘアスプレー

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