- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 日常のトラブル
- >
- ワックスやスプレー
- >
- 初心者でも失敗しない!オイルインワックスの正しい使い方と“仕上がり別”レシピ集
本ページはプロモーションが含まれています
ワックスやスプレー
初心者でも失敗しない!オイルインワックスの正しい使い方と“仕上がり別”レシピ集
how to use oil in wax
オイルインワックス とは
オイルインワックスとは?
オイルインワックスは「ツヤや保湿を与えるオイル」と「形を作るワックス」を一つにした仕上げ剤です。
オイルの濡れ感やまとまりと、ワックスの程よいホールド力を両取りできるのが特徴です。
ベタつきにくい処方のものが多く、初心者でも扱いやすいのが嬉しいポイントです。
どんな髪・どんな日と相性がいい?
乾燥しやすくパサついて見える日や、巻き髪にツヤを足したい日に向いています。
湿気で広がりやすい髪も、表面を薄くコートすることで面が整い、ふくらみを抑えやすくなります。
逆に、根元からしっかり立ち上げたい日や、超強力セットが必要な日は他の整髪料と併用しましょう。
オイル/バーム/ワックスとの違い早見
オイルはツヤと滑りに優れ、軽いまとまりを作るのに最適です。
バームは体温で溶ける固形油で、ツヤと保湿に加えて毛流れの“面”づくりが得意です。
ワックスはホールド力で形を記憶させるのが得意です。
オイルインワックスはこの間を埋め、ツヤを出しつつ自然な束感をキープしやすいバランス型と覚えましょう。
基本の使い方(量・なじませ方・順番)
手のひらに適量を取り、両手で透明になるまでしっかり伸ばします。
まず毛先、次に髪の内側中間、最後に手に残った分を表面に薄くなじませます。
根元はベタつきやすいので原則つけません。
ウェット感を強めたい日は、髪が半乾きのうちに少量ずつ重ねます。
アイロンで巻く日は、先にドライ→巻く→冷ます→仕上げにオイルインワックスの順で、面を整えて完成です。
長さ別の目安量
ショートは小豆粒〜パール粒の小。
ミディアムはパール粒の中〜1.5個分。
ロングはパール粒1.5〜2個分。
最初は少なめにし、必要に応じて“追い足し”するのが失敗しないコツです。
髪質別の調整ルール
細くペタンとしやすい髪は、ごく少量を毛先中心に。
硬毛・多毛で広がる髪は、ミルク系の洗い流さないトリートメントを少量→乾かす→オイルインワックスで表面コートの順が収まりやすいです。
くせ・ウェーブは内側から揉み込み、毛先は“包み込む”ようにのせると束がきれいに出ます。
仕上がり別レシピ
なりたい質感ごとに、塗布の順番と場所を変えると成功率が上がります。
少量を“何回かに分けて重ねる”のが共通のコツです。
ウェットが長持ちする塗布順
内側の中間から毛先に薄くのばし、束を指で軽くねじって形を作ります。
手に残った分を表面と前髪の毛先に“撫でるだけ”でオン。
最後はコームでとかして面を整え、必要なら毛先だけを微量追い足しします。
エアリー&ツヤの両立
ドライ後、手に薄く広げたオイルインワックスを毛先→内側の順でつけ、トップはほぼ残り香程度に。
空気感を潰したくないので、根元は避け、毛先の束をほぐして完成です。
前髪の割れ・パサつきケア
前髪はまず根元をしっかり乾かしてから、手に残った極少量のみを毛先に。
割れやすい日は、前髪の内側にごく薄くなじませ、表面はつけないのがポイントです。
まとめ髪のツヤ出し&後れ毛メイク
結ぶ前に毛先と中間に薄く仕込むと、結び目周りのまとまりが上がります。
後れ毛は指先にほんの少量取り、束をつまむようにのせて“細い束”を意識します。
メンズショートの束感
乾かして方向づけした後、指先に少量を取り、トップの毛束をつまみ上げながらジグザグにつけます。
サイドは膨らみやすいので、手に残った分で撫でる程度に。
面を整える一手間(アホ毛対策)
表面のホワホワや短い毛が気になる日は、仕上げにポイントスティックで表面を軽くなぞります。
オイルインワックスのツヤとスティックの“面づくり”を重ねると、清潔感がぐっと上がります。
失敗しないコツ&NG
一度にたくさん出さないこと。
手で透明になるまで伸ばしてから髪につけること。
前髪へのつけ過ぎは割れやすさの原因になるので厳禁です。
アイロンの前に多量のオイル系をつけると熱ダメージや質感ムラの原因になります。
基本は“乾かす→巻く→冷ます→仕上げ剤”の順番でいきましょう。
落とし方と残留ケア
スタイリング後は、シャワーでしっかり予洗いしてからシャンプーを泡立てます。
髪全体に泡を行き渡らせ、ぬるま湯で十分に乳化させてから流します。
地肌は優しく、毛先は丁寧に。
ワックス類を使った日は、すすぎを長めに取るとベタつき残りを防げます。
よくある質問
Q: 量の“失敗しない見極め方”は?
最初は少量から始め、手ぐしを通したときに指先が軽く引っかかる程度で止めます。
物足りなければ毛先だけ追い足しするのが安全です。
Q: ウェット感を長持ちさせるコツは?
内側から順に薄く仕込み、表面は最後に“撫で付けるだけ”にします。
出先では毛先にごく少量を重ね、コームで面を整えると復活しやすいです。
Q: 前髪が割れる/束になるのを防ぐには?
根元は完全ドライ、つけるのは毛先のみ。
必要があればスティックで表面の短い毛だけを抑えます。
Q: まとめ髪でピシッとさせたい日に使ってOK?
OKです。
ただしホールド力がより必要なら、根元や襟足は別途ワックスやスプレーを薄く併用しましょう。
Q: メンズショートの束感は作れる?
作れます。
トップ中心に少量を“つまむ→離す”を繰り返し、毛先だけに乗せる意識で仕上げます。
Q: つけた日はどう落とす?
予洗い→泡立て→乳化→丁寧にすすぐの順でOKです。
ベタつきやすい日はシャンプーを少量2回に分けるとスッキリ落とせます。
内部リンクのおすすめ
「正しいワックスの使い方と注意点」で、前髪つけ過ぎNGや“手で透明に伸ばす”基本を復習しましょう。
「正しいヘアオイルの使い方」で、量と塗布範囲の基礎を押さえましょう。
「ヘアアイロンについて(まとめ)」で、巻く前後の順番や温度の基準を確認しましょう。
まとめ
オイルインワックスは“ツヤと束感を一度に叶える”便利な仕上げ剤です。
成功の鍵は、適量を手で透明に伸ばし、毛先→内側→表面の順で薄く重ねること。
ウェットもエアリーも、前髪もまとめ髪も、量と順番を整えるだけで仕上がりは劇的に安定します。
今日から少量スタートで、自分の“ちょうどいい”を見つけていきましょう。

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
日常のトラブル
日常のトラブル