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ワックスやスプレー
雨の日も広がらない!くせ毛・アホ毛を抑える正しい乾かし方とスタイリング完全ガイド
How to use hair products correctly in order to reduce hair volume
髪が“爆発”する原因と仕組み
湿気が多い日は、髪の内部に水分が不均一に入り込み、膨張する部分とそうでない部分の差でうねりや広がりが強く出ます。
キューティクルが傷んでいるほど水分が侵入しやすく、爆発しやすい状態になります。
濡れたまま放置や高温の熱ダメージ、摩擦、紫外線などが蓄積すると、爆発の頻度は増えていきます。
湿気が入り込むルートはどこ?
髪表面のキューティクルが開いていると、内部の空洞やダメージ部位に空気中の湿気が入り込みやすくなります。
その結果、部分的に太くなったりうねったりして、全体が大きく見える「爆発」に繋がります。
くせ・毛量・長さで変わる「爆発ポイント」
くせが強い人は根元からうねりが出やすく、根元ドライが最重要ポイントになります。
毛量が多い人は表面と内側の水分量差が出やすく、面を整える仕上げが決め手になります。
ロングは中間〜毛先の水分ムラ、ショートや前髪は生えぐせの影響が出やすい点を意識しましょう。
今日からできる!朝1分の“鎮火ルーティン”
忙しい朝は「濡らす→乾かす→コート→固定」をコンパクトに回すと失敗しません。
時間がないほど、工程をシンプルに守ることが大切です。
手順1:根元を霧吹きで軽く濡らしてリセット
根元の形が一度つくと直りにくいため、まず根元を湿らせてクセの記憶をリセットします。
目の粗いコームで中間から毛先へ優しくとかして準備します。
手順2:80〜90%まで温風→最後は冷風
ドライヤーは上から下へ風を当て、キューティクルを寝かせる意識で乾かします。
根元を引っ張りながら方向づけし、八割方乾いたら冷風で面を整えて固定します。
手順3:オイル・ミルク・バームの使い分け
乾燥やパサつきが強い髪はオイルでツヤと保湿の膜を。
硬く広がる髪やアイロン前にはミルクで内部に水分と柔らかさを与えます。
表面のパサつきやボワつきにはバームを少量、手のひらでしっかり伸ばして毛先→内側→表面の順で薄くなじませます。
つけすぎはベタつきやぺたんこにつながるため、まずは少量からが正解です。
手順4:表面はポイントスティック+スプレーで面を固定
浮きやすい短い毛やアホ毛はポイントスティックで撫でるように整えます。
仕上げはコームにスプレーを吹き付け、気になる部分だけをなでて固定すると固まりすぎを防げます。
外出先の“爆発”を30秒で鎮める
湿気の強い駅や雨上がりは、面を素早く整えるアイテムが活躍します。
ポーチに「折りたたみコーム(またはブラシ)」「ポイントスティック」「携帯アイロンまたはホットカーラー」「あぶら取りパウダー(前髪用)」を常備しましょう。
アイテム別ミニ手順
前髪がうねったら、根元だけを携帯アイロンで1〜2秒スルーして方向づけし、冷ますまで触らないのがコツです。
表面がホワホワ浮く日は、スティックを軽く浮かせ気味になでて、面を整えます。
皮脂で前髪が割れる日は、パウダーで余分な油分を抑えてからコームで整えると長持ちします。
髪質・長さ別の正解
くせが強い髪は、根元からテンションをかけて乾かし、仕上げに耐湿オイルで表面を薄くコートします。
多毛・広がりやすい髪は、ミルク→ドライ→オイルの順で“内部→表面”の順に整えると収まりやすくなります。
細い髪やぺたんこになりやすい髪は、軽めのミルクやサラサラ系オイルを少量にし、仕上げは軽いスプレーを全体に霧状に回すとボリュームを保てます。
前髪は最初に完全ドライが鉄則で、乾かしながら左右に振り分けて根元を立ち上げ、冷風で固定します。
夜の仕込みで翌朝の爆発を未然防止
入浴後はタオルで挟む“プレス拭き”で水気を取り、放置せずすぐドライを開始します。
ドライ前に洗い流さないトリートメントを毛先中心につけ、根元から方向づけして乾かします。
八割乾いたら冷風に切り替え、面を整えたら就寝します。
枕カバーは摩擦の少ない素材に替え、ナイトキャップやヘアクリップで前髪を潰さない工夫も効果的です。
NG習慣チェックリスト
自然乾燥で寝る。
同じ箇所を高温アイロンで何度も往復する。
オイルやバームを最初から表面にたっぷりつける。
湿った髪にスプレーで固定しようとする。
これらはすべて爆発を助長します。
オイルやミルクは“毛先→内側→表面”の順に薄く、アイロンは適温で最小回数にしましょう。
どうにもならない日はプロに相談
うねりが強く毎朝1〜2工程が必ず必要な場合は、縮毛矯正やストレートパーマ、くせを活かす前提のカットで根本的に扱いやすさを上げる選択もあります。
施術歴やダメージ、希望のスタイルを踏まえ、美容師と方針をすり合わせましょう。
日常ケアは続けながら、必要に応じてサロントリートメントやヘッドスパで土台づくりを行うと相乗効果が出やすいです。
よくある質問
Q: 朝の爆発を最短で落ち着かせるコツは?
根元のみ霧吹きで濡らして方向づけ→根元から乾かす→冷風固定→表面はスティックと軽いスプレーで面を整える、の順番が最短です。
触りすぎず、冷めるまで待つのが崩れにくさの鍵です。
Q: オイル・ミルク・バームはどう使い分ける?
乾燥しやすい・ツヤが欲しい→オイル少量。
硬く広がる→ミルクで柔らかさを。
表面のホワつき→仕上げにバームを薄く。
迷ったらまずミルクを少量、足りない分をオイルで補うと失敗が少ないです。
Q: 雨の日にアイロンは逆効果?
適温で最小回数、ヒートプロテクトを使えば問題ありません。
仕上げに耐湿オイルやスプレーでコートして、水分の再侵入を防ぎましょう。
Q: 表面のアホ毛だけ浮くときは?
スティックで梳かすように薄く乗せ、コームにスプレーを吹き付けて面をなでると自然に収まります。
最初からスプレーを直接かけるよりムラを防げます。
Q: 子どもの髪が爆発する場合の安全な抑え方は?
高温アイロンは避け、ドライヤーで根元から乾かすことと、低刺激のミルクを少量だけ。
寝具の摩擦対策や結び方の見直しも効果的です。
Q: 男性・ショートでも有効なやり方は?
根元ドライの精度がすべてです。
前髪とトップから乾かし、軽いバームやワックスで“毛流れ”を固定すれば、湿気に崩れにくくなります。
内部リンクのおすすめ
「ドライヤーの正しい使い方」(基礎講座/候補スラッグ例:/hair_care/trouble/dryer/)を読むと、根元からの乾かし方がより分かりやすくなります。
「ヘアアイロンの基礎」(基礎講座/候補スラッグ例:/hair_care/trouble/iron/)で温度と回数の最適化を確認しましょう。
「ワックス・スプレーの日のシャンプーケア」(関連記事/候補スラッグ例:/hair_care/trouble/wax/shampoo-care/)で、付けた日の落とし方を復習しましょう。
「ヘッドスパの効果・効能」(サービス解説/候補スラッグ例:/headspa/effect/)で、土台づくりの必要性をチェックしましょう。
まとめ
髪の爆発は「濡らす→乾かす→コート→固定」という順番を丁寧に守ることで、朝1分でも確実に鎮められます。
湿気の侵入路をふさぐ発想で、内部を整え、表面を薄くコートし、最後に冷風とスプレーで形を固定しましょう。
外出先では面を整えるミニツールで30秒レスキュー、どうにもならない日はプロの力を借りる。
「原因を知って順番を守る」。
それだけで、雨の日でも自分の髪を好きになれます。
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